1999/02/26
初めてのユーザー車検にそなえて、この週末の前後は年休を取った。
この日は、先週発覚した「光軸調整がイカれてる」部分の修理と、各種書類のゲットと、税金類の払込、そして車検場の下見のつもりだった。
まずは、光軸調整ができるようにしなければいけないのだけれど・・・割れてネジが外れているだけなので、「固定できれば良い」というアバウトな発想から、プラスチックバンドで固定した。
#安直・・・(^_^;)
一応、駐車場の前の車にライトを当ててみたら、調整がイカれていた左側が、右にくらべかなり下がっていたので、できるだけ上向きになるように調整。
イッパイまで上げても、右と平行にならなかったので(なんで?(^_^;))、右側も調節してちょっと下げた。
ま、どうせ光軸は落ちるだろうから、テスター屋で調節してもらうことにしよう。
車検自体の予約は、平日のうちに電話して、3/1(月)の午前中で予約してあった。
#川崎の車検場を予約する場合電話(044-276-1692)で案内にしたがって予約する
が、先週、金曜日の段取りをイロイロ考えているうちに、
「もしかして、ダイブ時間が余るんでは?」
と思ったので、急遽、金曜日の午後に日程を変更した。(^_^;)
#2/26(金)で通れば、月曜日は会社休まなくてすむし・・・
で、当日の今日。
朝は普通に起きて、先週「オイル雫」ができていた場所のチェック。
ジャッキアップして、雫になってるオイルを指で触ってみると・・・
「真っ黒い・・・」
どうやら、エンジンオイルらしい・・・
「どっから漏れてるんじゃぁ?」
と探ると・・・オイルパンのパッキンあたりからオイル滲みが発生している・・・(-_-;)
#掃除して初めてわかる。やっぱお掃除は大切ですね。(^_^;)
とりあえず、クリーナでスプレーして拭き取ってから、オイルパンの固定ボルトを気持ち程度マシ締めしてみた。
でも、オイルパンの両サイドの固定ボルトは、排気管等がジャマしてレンチが届かない位置にあったので、マシ締めしていない。(-_-;)
あともう一箇所雫になっているのは、オイルフィルタの部分・・・ここは結局漏れ部分の特定ができなかったので、とりあえずスプレーして拭いておくことにした。
一通りチェックも終わって、工具類を全てトランクに詰め込み、次はいつもエンジンコンディショナーを購入している近所の日産ディーラーへ・・・
店員さんに、「あのぉ〜、自賠責だけ切ってもらいたいんですけど・・・」と言い2年分の自賠責を切ってもらった。27600円なり。
さて・・・現在時刻は午前11時・・・今から車検場に行ったら、ちょうど昼休みに入ってしまうなと思い、一旦家に戻って、食事と現時点までの書類をチェックすることにした。
現時点で揃っている書類は・・・
・今の車検証
・古い自賠責保険証
・新しい自賠責保険証
・整備手帳(もちろん記入済みのやつ)
・去年の納税通知(マセの時のやつ)
・テーマを名義変更したときの納税関係の書類
(「いくらだよ」ってのと「領収書」)
あと必要なのは、車検場にいってから・・・のはず。
ずっと同じ車に乗っている人なら、納税通知は送られてきたものでイイのだろうけど、私の場合は、去年12月に名義変更して、マセの時に払った税金は残り期間分をこのまえ返してもらったし、名義変更の時テーマの税金を新たに払ったので、どっちの書類が必要か判らなかったので、両方持っていくことにした。
これに、ボールペンとシャーペン、消しゴム、ハンコ、お金、を持って家を出発。
川崎の車検場って「どこ?」と思っていたけれど、住所から地図見てみると、
「な〜んだ、名義変更と同なじところだったのね」
#名義変更のとき気がつかなかった。(^_^;)
平日の昼間だけあって、道はけっこう空いている。40分ほどで車検場(川崎自動車検査登録事務所)に到着。
まず、「D」の建物で、「継続検査に必要な書類をください」といって必要書類を購入。
・自動車検査票
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書
コレ3枚で30円なり。
次に同じ「D」の建物で、「4輪の継続検査に必要な印紙ください」といって、車検証を見せたら、「1500円と37800円で39300円ですね」ということで、お金を払って印紙を貰う。
#1500円は「継続検査手数料」
#37800円は「重量税」
次に隣の「C」の建物で、納税通知と名義変更時の納税関係の書類を見せて納税証明のハンコを「継続検査申請書」に押してもらう。
続いて、「A」の建物で、見本を見ながら、書類を記入し印紙を貼って、
・今の車検証
・古い自賠責保険証
・新しい自賠責保険証
・整備手帳(もちろん記入済みのやつ)
・自動車検査票
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書
をバインダに挟んで「ユーザー車検受付」にだす。
ついでにここで「あのぉ、この辺にテスター屋ってないですか?」と聞いて、すぐ裏手に予備車検場があることを教えてもらった。
さて、これで、検査ラインに並べる状態になったのだけれど、テスター屋に行ってない・・・どうしようか迷ったのだけれど、
・落ちたときの再検査は当日中ならタダ
・万が一通ったら、テスター代が浮く。(^_^;)
・再検査もちょっと経験してみたい。(^_^;;)
ということで、気合を入れて、検査ラインに並んだ。
「小型車」用の3番ラインに並び順番を待つ・・・
川崎の車検場はうわさどおりスカスカに空いており。前に並んでいるのはほんの3台ほど・・・
「はっ!!!」
並んで待っている間、遠めに検査ラインを眺めていて、重大な事を忘れていたのを思い出した・・・
「検査ラインの下見をしてないっ!!!(・o・)」
やばいぃ〜。気合入れすぎて勢いで並んでしまった。(^_^;)
スピードメータの検査方法とか・・・どんなタイプなんでしょ?
222Eの玉川さんの車検についていったとき、品川の車検場では、自分で40kmまで車速を上げて、そこでパッシングだったけれど・・・
場所によっては、勝手に速度が上がって、40kmのところでボタンを押すって所もあるみたいだし・・・
などと考えている間に、検査の人がやってきたのでボンネットを開けて書類を渡す。
車体番号の確認や、エンジンルームの状態、スタッドボルトの緩みをチェックしたあと、スモールライト、ヘッドライト(Low&Hi)、ウインカ、テールランプ、ストップランプ、バックランプ、ホーンを確認。
ここからの検査ラインの様子がわからないので、自分の番が来るまで、「ジッ」っと前の車の様子を伺うことにした。
どうやら、スピードメータ検査は品川と同じみたい。
#ただ、自分で速度を上げているかどうかは不明。
光軸もオート検査みたい。
その先は・・・見えない。(-_-;)
で、いよいよ、自分の番。
最初はサイドスリップ検査。白線に沿ってゆっくり前進。
[ サイドスリップ「○」 ]
次に問題のスピードメータ。ちょっと待ってみたけれど、動き出す気配がないので自分で速度を上げなければいけないらしい・・・1速に入れて、徐々にスピードを上げる。問題は何Km/hでパッシングするか・・・
先日タイヤ交換をしてタイヤ径が小さくなったので、メータが合っていると信じて、一応事前に計算しておいた。
標準サイズの195/65R15の外径は、1インチ25.399mmとして
( 195mm x 60% x 2 ) + 15インチ = 234mm + 380.985mm =
614.985mm
外周は、614.985mm x 3.14 = 1931.0529mm
同様に交換したタイヤの205/50R15の外径は、
( 205mm x 50% x 2 ) + 15インチ = 205mm + 380.985mm =
585.985mm
外周は、585.985mm x 3.14 = 1839.9929mm
つまり、この比がメータ誤差になるのはずだから(ちがってるかな?(^_^;))
1931mm : 1840mm = 40km/h : χkm/h
χ = 約42km/h
となる(!?)
スピードをグイグイ上げ、42km/hのところでパッシング。(どきどき)
[ スピードメーター「○」 ](ほっ(^_^;))
次に、ダメ元で挑んだ光軸。
右ライトから検査開始・・・
[ 右灯「○」 ](おっ(・o・))
次に調節がイカれてた左・・・
[ 左灯「×」 ](やっぱな・・・(-_-;))
が、すかさず「再検査」の表示とともに機械が動きだす・・・で
[ 左灯「○」 ](おぉっ奇跡じゃ(・o・))
#ホッとしてしまいました。(^_^;)
次にブレーキ検査。
電光掲示の指示のタイミングで、おもいっきりブレーキを踏む。
[ 前「○」 後「○」 ]
続いて、サイドブレーキ
これも、電光掲示の指示のタイミングで、おもいっきり引く。
[ 「○」 ](文面忘れた。(^_^;))
いやぁ、もうおわったも同然か?
排気ガスはOKなはずだし(根拠はないけど、触媒抜いてないし、排ガス検査に不合格になるような状態だったらエンジン調子悪くなると思うので)、下廻りもブーツの破れはないはずだし、オイル漏れも拭いてあるし、マシ締めしたし・・・
で、前進して、排気ガス検査。プローブをマフラーに突っ込んで、しばらく待つと「○」の表示。
ここで、「自動車検査票」を機械に突っ込んで、今までの検査の結果を記入。
で、さらに進んで、下廻り検査。
エンジンを止めて、電光掲示の指示にしたがって、ブレーキ踏んだりはなしたり、車体がユサユサ揺られたり、下から「カンカン」叩く音が聞こえたり・・・
で、しばらくしたら、
「3番ラインの人、書類もって下に来て」の声。
エンジン型式の確認かな?と・・・・書類を持って下に行く。
「あのねぇ、ここなんだけど・・・」
#ヤな予感。(-_-;)
指差された部分は、サイレンサーの付け根のあたり・・・
ぱっくり割れている・・・むぅ
「排気漏れしてるから、ココ治して持ってきて」
とのお言葉・・・
当然下廻り検査は「×」。
で、ラインを抜けて、駐車場で一人ガックリとうなだれる。
事前にテスター屋に行かなかったのは、結果としては正解だったけれど・・・
「むぅ、どう考えても今日中には・・・直んないな・・・(-_-;)」
過去の整備履歴から、あの部分を過去に補修していることはわかっていたが・・・あんなに「ぱっくり」割れていたとは・・・
あんなに大穴あいてたら、「ボッボ、ボッボ」うるさいはずだからイヤでも気がつくはずなんだけど・・・
で、エンジンかけて聞いてみると・・・かなり「ボッボ、ボッボ」とうるさくなっている・・・(-_-;)。
#明らかに穴が開いてる音。
ちょっと吹かすと、すんごいウルサイ。
いくらなんでも、ラインに入る前はこんなにうるさくなかったはず・・・
補修してあるところを検査のためにタタいたら、もろくなってて崩れたといったところか・・・
どちらにしても、直さなければ・・・
まずユーザー車検受付に言って、今日中に直らない場合の再検査について聞いてみたら、
再検査を受ける日に、1500円分の印紙を新たに買って、自動車検査票に張りつけて、受付に持ってくればイイらしいとわかった。
#予約も不要
また、今日合格した他の項目は15日間有効らしい・・・
というわけで、速攻で家に帰って対策を考える。
結構大きめに亀裂が走っていたので、補修が効かないかもしれないので、まず、横浜の「ガレーヂ伊太利屋」に電話して、テーマのマフラーが車種毎に違うかどうかを確認。
すると、予想に反して車種毎に全部違うらしい・・・(-_-;)、さらに、ガレイタ物とオートザム物でも違うらしい事が判明。で、中古パーツ販売の「ITO」に電話して90年式のturbo16vであることを告げ、在庫を確認してもらう。が・・・結局担当者不在でスグわからなかった。(-_-;)
#3/3現在でも電話がかかってこない。(怒)
電話がかかってくるのを待ってはいられないので、次に行きつけのDIY屋に走る。
そこで、ホルツの「GUNGUM」なるマフラー補修パテ(1000円ぐらい)と、巻きつけるための薄いアルミ板(1000円ぐらい)と固定するための針金(150円)を購入。
ダッシュで家に帰るが、もはや日没寸前・・・今日の作業はあきらめた・・・(-_-;)
やっぱ簡単にはイカンですねぇ。(-_-;)