2000/11/05

 昨日太陽ポリマーをして、固まらないうちに猫に乗られたらどうしよう・・・と思っていたのだけれど、どうやら昨日は大丈夫だったらしい、今日昼に出かける為に駐車場に行ったが、キレイなままだ。(ホッ)

 今日は、訳あって相模原市に住んでいる大学の後輩の所まで行くのだ。

 私の住んでる川崎市中原区から見ると、相模原市はほぼ真西の方角。事前に地図で道を確認したのだけれど・・・

 「真っ直ぐ行ける道って無いのね・・・(-_-;)」

 東名川崎ICの前を通っている市民プラザ通り(だったかな)を真っ直ぐ走ると、相模原の方に向かうのだけれど、途中で、道が切れている!!!
#地図で見ると、いかにも「工事が途中です」といわんばかりの状態。行き止まりになっているところから相模原手前の町田市まではほんの少しの距離なのに、大きく迂回しないと道がない・・・しかも細い。

 「まっ、5年前の地図だからね、その後工事が進んで、向こうまで繋がったかもね」

 と淡い期待を抱きながら出発。

 天気もイイし、エンジンのかかりもイイし、回りもスムースだし、快適ドライブですなぁ。(^ー^)

 で、順調に道も空いてて、東名川崎ICを通り過ぎ、問題の行き止まり地点に到達。
 前にトラックがいて、先の状況はよく見えないのだけれど、道路に書いてある矢印を見ると、直進もあるらしい・・・

 「おっ、やっぱ、道が完成しているのか?」

 と思ったが、誰も直進している気配がない。
 案の定、前のトラックが左折して、視界がクリアになったら、目の前には、

 「行き止まりです」

 の文字。(-_-;)
#なら、道路の矢印に直進なんて書くなよなぁ。ブツブツ

 すかさずウインカを出して左折。しかたなく住宅地帯と団地地帯を抜けて町田市に入った。
 町田に入った途端、渋滞の嵐・・・なんてこったい。

 車が調子イイからいいようなものの、やっぱ渋滞はヤですねぇ。
 にしても、天気がイイもんだから、渋滞だと暑くなってきた(^_^;)。久しぶりにエアコンを入れる。
 エアコンは健在で、快適な冷風を作り出してくれている。(^ー^)

 適当に渋滞に耐えて、しばらく走ると、目的地の淵ノ辺駅に到着。駅前のジョナサンの前でハザードだして「いま着いた、駅前のジョナサンの前にいる」と後輩に電話で連絡する。
 後輩が来るのを待っている間。車の前で、タバコを一服。いわゆる「路駐」なので、さっさとこの場は離れたい。

 5分ほどで後輩がテクテク歩いてきて、1分もかからず用は済んだ。(^_^;)
 路駐してる事もあって、あっさり後輩と別れてから、

 「さーって、帰るかな」

 と、運転席に乗り込み、シートベルトを締め、キーをONの位置まで捻る。
 メーターパネルの警告灯が点灯して、消えるのを待ってから、セルを回す・・・・

 「・・・ん?」

 セルが回らない。もう一度。

 「おゃ?」

 やっぱ、回らない。なんどやってもセルが回らない。なんてこったい。(-_-;)
 「路駐」から「故障停車」にモードが切り替わりました。(^_^;)

 しばらく調子イイと思ったら、こんなところで・・・でもまぁ、だれも乗せてないし、このあと待ち合わせ時間があるわけではなし、時間には縛られてないタイミングなので幸運といえば幸運か・・・(^_^;)

 セルがウンともスンとも言わないのは明らかに電装系だし、家を出発した時は、なんとも無かった事を考えるとおそらくは接触不良、この場で直らないとはゼンゼン思っていない。
#慣れってのはコワイですねぇ。(^_^;)

 でも、通常では、接触不良の根源とも言えるヒューズボックスは、自前OH品に交換してからそんなに経ってないので、違うと思っている。

 行きは渋滞にもハマったし、結構暑かったので、まずはエンジンルームのリレー&ヒューズを疑った。
#でも、先日調べたところでは、私の車にはエンジンルームにスターターのリレーって付いてなかったんだよねぇ・・・

 とりあえず、一通り外して、ソケットが焦げ付いてない事を確認して元に戻した。
 で、再トライ・・・・残念ながらウンともスンともイイません。(-_-;)

 「しょうがない、ヒューズボックスのヒューズをチェックするか」

 助手席に回って、グローブボックスを外し、一つ一つ、ヒューズが切れてないか確認した上、ヒューズをグリグリ動かして、接触不良対策を行う。

 で、再々トライ・・・・ウンともスンともイイません。(-_-;;)
#なんか、汗がダラダラでてきた。

 「うぅ、ジョナサンの前なんかに停めるんじゃなかった」

 店の客から丸見えの位置なので、ジロジロ見られているのがよくわかる。くぅ〜ハズカシー。
#なんか、マセラティの故障神話を広めてる感じ。(爆)

 適当にやってダメな時は、冷静になって考えよう。
 キーをオンの位置に回せば、警告等も点灯するし、燃料ポンプもバキュームポンプも音がしている。時計も動いているし、ウインカーも出る。前の故222SEで過去に経験している。走行中の突然停止の時もセルは回らなかったが、あの時はそもそもキーをオンの位置に回しても警告等やウインカも動かず、キーがオンの位置だと認識されてない状態だった。
 それと比べると今回は、セルが回らないだけで全て正常。実際、ついさっきまで快調に走ってたんだし・・・おそらく、今の状態でも「押しがけ」すればエンジンはかかると思う。

 通常なら、キーをセルの位置に回したら、スターターのリレーのスイッチが入り、リレー経由でスターターに通電するはず。
 スターターや、キーシリンダ、リレーが正常だと仮定すると、接触不良の原因になりそうな部分は4箇所。

  1)スタータ側のコネクタ
  2)リレーコネクタ及びリレーヒューズ
  3)ヒューズボックスのコネクタ
  4)キーシリンダのコネクタ

 もし(1)だとすると、スタータはVバンクの間にあるので、エンジンをバラせない今の場所ではお手上げなので、考えない事にする。(^_^;)
 (2)はエンジンルームに見当たらないというか、未だどこにあるのか不明。一応、助手席足元から見えるリレーも外して試してみたけれど変化はなかった。(どこだ?)
 (3)も、ヒューズボックスを自前OH品に交換してから、コネクタの辺りをグリグリした覚えは無いから、内部でハンダ割れを起こしてる事もないと思うし、今、コネクタは軽くグリグリしてみたが変化はない。
 で、(4)。確実なのは、ウインカーやワイパーのレバーの部分のカバーを外して、コネクタを繋ぎ直す事だけれど、とりあえず、キーシリンダに繋がってる集合線が下からチラっと覗いているので、それをグリグリしてみた。

 再びキーを捻る。「かかってくれ!」

 「キュッキュッ、ぶろろろぉぉぉぉん」(ほっ)

 かかりました。あー良かった。(^_^;)
 ボンネットを閉じて、運転席に座り、速やかにこの場を立ち去る。

 にしても、スターターに繋がってるリレーを探さないとなぁ。何処に移動されたんだろ。
#まさか「無い」って事はないよね・・・(^_^;)

 さて、動き出してしまえば快調だ。帰り道に途中寄り道して車を停めたが、戻ってきたら案の定またセルが回らない状態になっていた。またキーシリンダ側の配線をグリグリしたら復活。どうやらココが原因と見て間違いなさそうだ。

 あぁ、でも帰ったらもう時間ないし、来週末は朝も早くからMaseratiDayに出発だし。イジってる時間は無いなぁ。