1997/08/20
多くの人が盆休みを終えて仕事しているこの時期、私は今頃盆休みを取って名古屋の実家に帰っていた。
名古屋に帰ってきたのは18日の昼間だったが、東名高速も空いており車も快調で、快適に名古屋まで行く事ができた。(^_^;)。
今までの経験からするとノートラブルで遠出から帰ってこれたことは無いのだけれど、このところ車は絶好調だったので、今回は大丈夫なような予感がしていた。(^_^;)
この日は、岐阜の奥にある「鮎料理」屋にカミさんと両親と行く予定になっていた。天気はハレハレでメチャメチャ暑かった。車が少し心配になったが快調に鮎料理屋に到着し、鮎をたらふく食べた。
#車は快調だったが、道はちょっと渋滞していた。(^_^;)
で、満腹になったあと、帰路についたが、行きに下道を通って渋滞していたので、帰りは大垣から名神高速にのるつもりで、国道303号から国道417号を走っていた。
帰りも車はすこぶる快調だった・・・・が・・・417号の途中で走行中に突然のエンスト。(T_T)
水温計などの計器類は走行中にチェックする癖がもう体に染み付いているので(^_^;)、走行中はまめにチェックしていたが異常はなかった。ホントに突然のエンストだった。
状況的には、走行中に全てのメーターがとまり、火花も飛ばなくなり、ウインカーもパワーウインドウも動かない。つまりキーをOFFにしたような状態になった(T_T)。幸いハザードは点くみたいだったので、まだ動いているうちにハザードを出して、路肩に止める。
停止後は再度キーを回しても、警告灯も付かずセルも回らない状態になった。
「ムぅ〜・・・こまった(-_-;)」
とりあえず、ボンネットを開けて、ベルト類が切れてないか確認する。「・・・なにも切れてない」
次にエンジンルーム内にあるリレーに点いているヒューズを確認する。「・・・なにも切れてない」
次に助手席グローブボックス奥のヒューズボックスを確認する。「・・・なにも切れてない」
しょうがないので、ヒューズボックスのあたりを「グリグリ」動かしてみると、エアコンの風が出だした。そう、キーはONの位置のままだった。
よく見れば、メータ回りの警告灯も点灯している。どうやら直ったらしい。(^_^;)
だいぶ納得がいかないが、この場ではカミさんや両親も乗っているのですみやかに車を動かすのが先決(^_^;)。セルを回すと無事エンジンもかかったので、再び帰路についた。
その後しばらく417号を走ったあと大垣インターから名神高速にのったが、またいつ止まるか分からない状態だったのでずっと走行車線を走った。
無事春日井インターまできて、料金所をでてから国道19号を加速しようとしたとき・・・再び症状が現れた。(T_T)
さっきの時と同じく、ハザードしか動かない。(-_-;)
ハザードを点灯しつつ惰性で路肩へ移動して、再び助手席グローブボックス奥のヒューズボックスを「グリグリ」してみたところ、すぐ復活した。(^_^;)
春日井インターから実家までは何事も起こらなかったが、実家に帰ってからヒューズボックス回りを探ってみた。
とりあえず、ヒューズを全部外して、セルを回してみると・・・なんと、エンジンがかかるではないですか・・・「ムぅ〜予想外」
すぐエンジンを止めて、次にヒューズボックスにつながっているコネクタを一つずつ外してセルの位置までキーを回して状況を見てみたが、全てのコネクタを外した状態でも、さっきのトラブルのような状態は再現しなかった。(-_-;)
症状が発生したときにはヒューズボックスを「グリグリ」することで復活するんだから原因はヒューズボックスまわりにあると思うのが普通。しかしヒューズボックスにつながっている全てのコネクタを外しても同じ症状にならないということは、「グリグリ」で復活したのは単なる偶然だったのか?
確かに症状からすれば、キーシリンダーからの配線が接触不良をおこしたと考えるべきなのだろうが、運転席側にあるキーシリンダーから出てきていると思われるコネクタは異常が無いように見えた。
結局この日は、なにも原因はわからず不安だけが残った。(-_-;)