1999/07/24

 暑い、暑すぎる!!!
 こんな炎天下で外に出たら死んでしまふ(^_^;)。でも何かしたい・・・
#家の中作業ですな。(^_^;)

 さて、まだマセラティに乗っていたころ、ヒューズボックスには散々悩まされ、結局ヒューズボックス内の全金属端子を取り外して、磨いて、ハンダし直した事があった。
 効果はテキメンで、それ以来メッキリ調子がよくなった。

 その時対策を施したヒューズボックスは、ネットで知り合った友人に譲ったので手元にはないのだけれど・・・なぜか手元にはマセのヒューズボックスがもうひとつある。(^_^;)

 MCOJの方がヒューズボックスを新品に交換した際に、もともとついていたものを貰ったのであった。
#つまり、壊れてるヒューズボックス。(^_^;)

 今日のような暑くて外に出たくない日は、こういう物でもイジるに限る。
 手元にあるヒューズボックスも、壊れているとはいえ、単にハンダの接触不良だろうから、また全部の金属端子を外して、磨いてハンダし直せば、正常に機能すると思う。
#ホントか?(^_^;)

 ただ・・・あの作業は思い出しただけで「つかれる」作業・・・特に、腐食しまくりの金属端子をペーパーで磨いて、フラックスで拭いてという作業がサイコーにメンドクサイ。(-_-;)

 ・・・・・

 数日前の出来事、仕事中に、なぜか「さん、さん、さんぽ〜るで、あらいぐま♪」のメロディーが頭を離れず、と同時に昔の「サンポール」の宣伝も思い出した。

 たしか、10円玉にサンポールをたらして、ピカピカになるという内容だったと思う。
#当時「サンポール10円」と呼ばれる、異様にピカピカの10円玉が結構流通したと聞くが・・・(^_^;)

 もしかして、ヒューズボックスの端子にサンポールをたらしたら、磨かなくても済むかな?と思い、サンポールは購入済みなのであった。
#安売りで130円ぐらいで購入

 で、今日、これを試す。

 ヒューズボックスをばらし、フィルム基盤から金属端子をいくつか取り外し、サンポールの中へ・・・

#容器はビンボくさく、パック鮨の蓋。(^_^;)

 なんかあんまし変化が無いようだけど・・・15分ほど漬けておいて取り出した。

 むぅ・・・なんか表面が黒くなったような・・・

 「どうやらサンポールはハズレらしい・・(-_-;)」
#機能的には腐食は取れてるかもしれないけれど、ちょっと色が・・・(^_^;)

 「サンポール以外に金属腐食を取ってくれそうな液体はなかったかな?」

 と考えてみると・・・そういえば、プリント基板用の「フラックス」は酸性だった、ただ、手元にはあまり量がない。
 でも試してみたいので、少量で、15分ぐらい漬けてみた。


左が漬ける前、右がフラックスに漬けた後

 今度はなかなかイイ感じ。表面は漬ける前よりあきらかにキレイになった。
 イッキにフラックスを使って大量の金属端子を漬けてみたいところだけれど、やはりまだイイものはないだろうか?と考えてしまう。(^_^;)

 そういえば、手元には、Holtsのラジエタフラッシング剤があった・・・これは即効性のタイプだから金属表面の腐食を取る効果があるはず・・・
 で、早速試す。

 15分ぐらい放置したのち、引き上げてみると、確かに、表面はキレイになっているものの、さっきのフラックスにはかなわないようだ・・・
#一晩ぐらい漬けて置いたらピカピカになるかな?
#短気な私はそんなに待ってられない。(^_^;)

 さらに、酸性ならバッテリ液でもイケるかな?と手持ちのバッテリ液でも試してみたけれど、効果はラジエタフラッシング剤と同じぐらいだった・・・

 私のお勧め度をまとめると、

 基盤用フラックス>バッテリ液=即効性ラジエタフラッシング剤>サンポール

 となる・・・

 実は、もうひとつ試してみたいものがあるのだけれど・・・

 それは、指輪とかのアクセサリを磨くための溶液・・・
 でも、カミさんこのとき外出していていなかったので在り処が不明。(^_^;)
#たぶん、これが一番効くのではないだろうか・・・

 というわけで、腐食取りにはプリント基板用のフラックスを使用することに決定。

 金属端子を全部一度に外してしまうと、フィルム基盤がずれそうで怖いので、片面の半分づつ、4度に分けてフラックスに漬けることにした。

 私の222SEについてたヒューズボックスもだったけれど、このヒューズボックスの金属端子の表面も、ハンダ付けされる前から腐食してたようで、ハンダを溶かさなくても、ラジオペンチでつかんでグリグリっとねじりながら抜くと簡単に抜ける・・・
#やっぱ全部イモハンダだ・・・(^_^;)

 片面の半分分の金属端子を取り外したら、まとめてフラックスに漬け、しばらく換気扇のしたに置いて換気扇を全開。
#換気扇を全開にしたのは、金属端子を液に漬けたとたん、なんか吸ってはいけないような危険な香りがしたので・・・(^_^;)
そして、たまにジャカジャカとかき混ぜる。

 漬けている間に、外した方とは反対側の面の半分分の金属端子を外す。

 漬けて、15分ぐらいたった後、キッチンペーパで拭いて、ヒューズボックスに取り付けハンダ付けする。
#水洗いすべきだったかなぁ・・・
#でも蒸留水は手元にない。(^_^;)

 これを繰り返し、全部の端子をハンダしなおした。
#手元に車が無いので「動作確認」はもちろんやってない。(^_^;)

 う〜ん、にしても、車ももってないのに、なにやってるんだろ・・・
 なんか、時間を無駄にしたような、そうでもないような・・・複雑な気持ち。(^_^;)