1999/05/13

 今日は平日で会社があるはずなのに、なぜかテーマの置いてある駐車場にいる私・・・(^_^;)

 ・・・

 朝、起きたら、ダルかった・・・休みの連絡を入れて、午前中横になっていたら、一気に回復した。
#なんか最近朝がツライ。塩分たくさん取ってるはずなのに、低血圧なんじゃなかろうか。(^_^;)

 回復したのはたぶん、「横になった」ことによる効果よりも、「今日一日仕事をしなくてよくなった」ことによる効果のほうが遥かに大きいと思う。(^_^;)

 休みだからといって、あんまりゴロゴロしていると、夜寝られなくなって、尚且つ次の朝、眠くてさらに苦しいので、こんな状態の時は、ある程度疲れた方が、体にイイと思う。
#自分に都合のイイ言い逃れ。(^_^;)

 ・・・

 で、駐車場にいる私。(^_^;)
#いやぁ〜、会社休んでると思うと、俄然「やる気」が増す・・・(爆)

 フロアジャッキをフロントから突っ込んで右フロントタイヤを取り外す。
 そして、2分割されているタイヤハウスの内張りを、数本のネジを外して取り外す。

 そう、いよいよ「やる気」が元に戻ってまいりました。(^_^;)
 緩んでいるベルトの張りなおしの季節です。
 思えばこの症状に気がついて、「張り直そう」と思ったやる気が「1/8」まで一気に低下してから早5ヶ月・・・
#そんなに放っておくなって話も・・・(^_^;)

 最近めっきり暑くなったし・・・これから梅雨だし・・・やっぱ、エアコンは必要でしょ。(^_^;)

 去年末に実家で、張りなおしに挑戦したときは、まだまだ「アマちゃん」で、どうやって、ベルトまで到達するかで、エンジンルームの「上からか」「下からか」しか思いつかず、結局あきらめた。

 でも、今は同じ「アマちゃん」でも、ちょっとだけ精進していて、

 「どうやら、横置きエンジンは、タイヤハウスを外すらしい・・・」

 という、有力情報を「オートメカニック」他の車雑誌で入手。
 で今日、冒頭でタイヤハウスを外していた。

 タイヤハウスを外すと、スッカリ目の前は、ベルトが丸見え状態で、去年末にあんなに悩んだのがバカみたい・・・(^_^;)

 ベルトは、クランクシャフトからエアコンコンプレッサ、エアコンコンプレッサからパワステポンプにつながっており、張り具合を確認してみると、クランクシャフト−エアコンコンプレッサ間のベルトが、他のベルトの「張り」と比べるとメチャメチャゆるい。(-_-;)

 というわけで、早速「張り調整」に入る。

 パワステポンプやエアコンコンプレッサのような部品のベルト張り調整は、大抵、部品の固定部分が、一点固定、でもう一点が可動して「張り」がちょうど良い部分でボルトで固定するパターンなのだけれど・・・
 困ったことに、テーマでは、パワステポンプは調節ボルトが位置的に工具が入らない位置にあり、事実上、エアコンコンプレッサにかかっているベルト2本の張り調整を、エアコンコンプレッサの位置だけで調整しなくてはならないみたい・・・(-_-;)
 なので、エアコンコンプレッサの固定ボルトは、2箇所とも可動部分になっている・・・

 お分かりのように・・・この構造だと、ベルト2本の「張り調整」を同時にやらなければならない・・・(T_T)
#なんて構造じゃ。(-_-;)

 私には手が2本しかないので、クランクシャフト側のベルトを引っ張りつつ、パワステポンプ側のベルトも引っ張りつつ、裏のナットを固定しつつ、ボルトをレンチで締める・・・などという最低限「手」が4本ないとできないような芸当ができるかどうか不安だけれども、後先考えず、とりあえず1箇所、調整ボルトを緩めてみる。

 コレだけで、「片側だけでも調整できるかな?」と思ったが、甘かった。(-_-;)
 動いてくれない・・・

 しょうがないので、もう片方の固定ボルトも緩めると・・・動くようにはなったけれど、ちゃんと張っていたエアコンコンプレッサ−パワステポンプ間のベルトは緩んでしまった。(T_T)
 やはり、2箇所同時に「張り調整」するしかないらしい・・・

 「どうすっかなぁ〜」

 もはや、ちゃんと張られていたパワステのベルトも緩んでしまったので後戻りはできない・・・(^_^;)

 裏のナットはとりあえず、メガネレンチをガムテープで固定して対応。(^_^;)
#でもまだ「手」は3本必要。
 で、問題は、両方のベルトを引っ張りながら固定ボルトを締める方法なのだけれど・・・

 とりあえず、コンプレッサの隙間にメガネレンチを突っ込んで、テコの原理で片側のベルトを引っ張りつつ、そちらに近い側の固定ボルトを軽く締めると、ある程度張ることができたので、その状態から、もう片側のベルトを引っ張りながら残りのボルトを軽く締めた。

 当然、まだ「張り」は弱いので、また、反対側のボルトを緩めて、ベルトを張ってボルトを締め・・・・

 というように、交互にちょっとずつ「張る」ことでなんとか、2本の手でもちゃんと張ることができた。\(^o^)/
#張りすぎると、ベアリングがイカれるので、コレだけが心配。

 タイヤハウスを元に戻し、タイヤを取りつけ、試運転に出る。

 で、おもむろにエアコンをON

 「ぬる〜い」風が出てくるけれど、ハンドルきってパワステポンプに負荷をかけてもベルトは滑らなくなった。\(^o^)/

 しかも、嬉しいことに、しばらく走っていると・・・

 「おっ、結構涼しくなってきた・・・」

 強力な冷風ではないけれど、しばらく待てば、ちゃんと涼しい風が出てくるのを確認。

 家に戻ってきて、ガスの残量を確認するため、

 「ガス残確認窓はどこですかぁ〜」

 と、エンジンルームを見渡すと、向かって左側の奥に、「ガス注入バルブ」が見えたのでそのあたりを探ると、蓋に隠れた部分に「ガス残確認窓」を発見。

 エンジンかけて、エアコンをオン。アクセルを手であけて、ある程度エンジンを回すと、窓に「白いアワアワ」が出ていることが確認できたので、ガスが満タンではないことも確認できた。

 「ガスいれればもっと涼しくなるかな?」

 とも、思ったけれど、今日のところはもう少し様子を見ることにした。

 さて、あとは、先日レンズの外れたフォグランプ。
 一度は、レンズを逆さまに貼りつけるという大失態をかましてしまったけれど、剥がして、貼りなおした後、すっかり接着剤は固まっており、再度、取りつけにかかる。
 こちらはなんの苦労も無く、裏からナットを3つ固定するだけで完了。

 イイかげん疲れたので、今日の車イジりはおしまい。
 でも、今日は行きたいところがあった。

 午前中、クタバっていた時に、1992年の「トランジスタ技術」をペラペラと眺めていたのだけれど、
#最近の「トラ技」は買ってないッス。(^_^;)
 その広告ページを眺めていたときに・・・

 「やっぱ、測定機器は個人には高いよねぇ〜」

 などと思いながら、どんどん、後ろのページの方に進んで行くと、ジャンク屋さんの広告もチラホラと出てくるようになってきて、その中に・・・

 「川崎光音電機」

 そのページには、オシロやスペアナ、ロジアナなどの測定機器の中古価格が書いてあり、どれも安い・・・
#とはいっても、やっぱオシロだと最低でも5万ぐらいの値段が書いてあるので、私には高いんだけど・・・(^_^;)

 値段よりも、私が気になったのはその場所。

 「川崎市高津区千年5」

 これって、家から、車で10分のところ・・・

 「こんな近くにこんな店があったとわぁ!」

 というわけで、覗きに行ってみることにした。

 1992年の広告だったので、まだ店があるかどうか心配だったのだけれど、住所のあたりに行ってみると・・・まだありました。「川崎光音」と書かれたプレハブ小屋が。

 車を前に止めて、あいてる扉から「チラ」っと中を覗いてみると・・・壁中に中古の測定機器が積み上げてあり、とっても「マニア」な感じ・・・(^_^;)

 一人だとものすごく入りにくい雰囲気をかもし出していたのだけれど、幸いにも数人の客が来ているようで、思い切って入ってみる。

 店内には、人は3人。困ったことに、声をかけようにも、どの人が店員でどの人が客なのかわからない・・・

 話の内容を聞いていると、どうやら、座っている人が店主のようなので、 話の合間を見計らって、

 「あのぉ、2チャンネルのオシロで安いのってありませんか?」

 と質問。
#この店の雰囲気からして、この発言は、「あれば買う」「買わざるをえない」事を意味している。(^_^;)

 店「何につかうの?」
 私「車に使うので10MHzもあれば十分です。」
 店「そうだなぁ・・・コレなんかだったら1万ぐらいかな・・・」
#おっ、1万なら買えるぞ・・・(^_^;)

 と、積み上げられた測定機器から、乱暴に取り出されたオシロには「TRIO」の文字。
 はて?「TRIO」が「KENWOOD」になったのっていつだったっけ?
 確か、中学生ぐらいのときには「KENWOOD」の無線機の広告をみたような記憶があるから・・・最低でも15年以上前のシロモノ・・・古っるー(^_^;)
#ついでに、歳もばれる。(^_^;)

 で、引っ張り出されたオシロは、電源をつながれ、電源オン・・・
 が、いつまでたってもブラウン管にはなにも表示されない・・・(^_^;)

 私「映りませんね・・・」
 店「ダメだね、こりゃ・・・」
 私「(^_^;;;)・・・・・・(お〜ぃ)」

 というわけで、別のを探してもらう・・・私も探す。(^_^;)

 私「コレなんてどうですか?」

 とちょっと、小さめの「岩通」製の7MHzのオシロを指す。
 店主は例によって、乱暴に目的のオシロを引っ張りだし、電源をつないで電源オン。

 しばらくして、ブラウン管に「入力無し」状態の横一直線の波形が現れた。
 どうやら、コレは生きてるらしい。(^_^;)

 キャリブレーションの出力につないで見ると、ちゃんと波形も出る。
 1chも2chも生きてるみたいだし、つまみ類もしっかりしている様子。
#が、マニュアルは当然のように無い。(^_^;)

 私「で、コレおいくらですか?」
 店「ん〜、2万だな」
 私「ん〜、ちょっと高いッスねぇ・・・」
#私的に「高い」んであって、相場としては決して高くないんだけど・・・(^_^;)
 店「高くないって、2万でオシロが買える方がおかしい。」
#ごもっとも。(^_^;)

 というわけで、その場でちょっと考えさせてもらうことにした。
 正直いって当初「買うつもり」で店に来ていないので、2万円も持っていない。(^_^;)

 ちょっと考えていると、いっしょにいた常連らしき「おじいさん」が、

 「さっきのが1万で、コレが2万で高いって言ってるんだから、間とって1万5千円にしてあげたら?」

 と、嬉しいご提案。
 それを受け、店主も

 「じゃぁ、1万5千にするか・・・」

 というわけで、めでたく購入。
#でも財布の中は「カラ」になった。(^_^;)

 マニュアルが無いので一通りの説明を聞いて、にんまり顔で帰路につく。

 ガキんちょの頃から電子工作をしていて、「オシロが欲しいぃぃぃ」と思うことは何度もあったけれど、高くて買えなかった。

 やっと、やっと、オシロを手に入れた。\(^o^)/

 これで、車イジりの幅も広がる。
 オルタネータ波形も見れるし、点火信号やインジェクタ信号の波形も見れる。

 こんど時間ができたら、とりあえずオルタネータの波形でも見てみることにしよう。(^_^;)