2000/11/19

 現在、抱えている作業及び原因究明しなければならない作業は、
  ・ISCVが動かず暖機ができない
  ・停めてても、なんか電気食ってるヤツがいてバッテリ上がる
  ・CDチェンジャのコネクタ変換
  ・カーナビのDC-DCコンバータ修理
 と、結構な作業が溜まっているのだけれど・・・

 この週末は、会社の部旅行で箱根に行っていた。
#バスで。(^_^;)
 当初は東京までバスで戻ってくる予定だったのだけれど、それだと時間がかかりそうなので、小田原でバスを降りて、電車で帰ってきた。

 で、帰ってきた時間が、午後4時。

 ちょっとだけ車がイジれる時間がある。
 最もプライオリティの高い作業は、「ISCVが動かない」だ。
 症状が発生した翌日にスパイダの秋山さんからISCVを譲ってきただき、交換してみたけれどダメだった
 ECUを自分の持っている予備と交換してみたけれどダメだった
 先週末のMaseratiDayで、222Eの玉川さん吸気温度センサを交換してみたけれどダメだった

 あと、考えられるのは、水温センサぐらいなのだけれど・・・
 水温センサがイカれて、水温が20度ぐらいでも抵抗値が限りなく0の状態を示しているようだと、ECUには高温と伝わるので、暖機時にISCVが動かなくなるのは納得ができる。

 幸いな事に、水温センサの抵抗値は、故222SEの時の取ったデータがある。

冷えてる時(外気温約30度時) 2.17kΩ
50度 1.05kΩ
60度 0.70kΩ
70度 0.44kΩ
80度 0.34kΩ
90度 0.27kΩ

 この値を見るかぎり、一般的な水温センサの特性とほぼ同じだ。特殊な物ではないらしい。
 だとすると、冬も始まろうとしているこの寒い次期だと、10度以下ぐらいだと思うので、冷えているときの抵抗値は4〜5kΩぐらいはあると想像できる。

 イカれて抵抗がなくなってると想像して、家の部品箱から10kΩのカーボン抵抗を2本取り出し、駐車場に向かう。
#10kΩを並列に繋ぐと5kΩ。
 もし、水温センサの抵抗値が0のような状況なら、コネクタに10kΩの抵抗を2本並列の接続してやれば、擬似的に水温10度ぐらいの状況を作り出す事ができるので、ISCVが動くだろうと考えた。

 駐車場でボンネットを開け、吸気二股の下あたりに横向きに刺さっている水温センサのコネクタを外し、センサの抵抗値を測る。

 もう水温センサが原因と決めかけていたので(^_^;)、0Ω近い値を期待したが、値は5kΩ程であった・・・

 「正常じゃありませんか!(・o・)」

 スッカリ予定外。水温センサがイカれている事を期待して、ダミーにとカーボン抵抗まで持ってきたのに・・・こりゃ、まいりましたね。
 仕方がないので、家に戻って冷静に考える。

 「ISCV」も「ECU」も「吸気温センサ」も「水温センサ」もイカれてない。でもISCVは動かない。

 デバイス自体がイカれていないとすると、あとは配線か・・・
 ECUからISCVまでの配線は、コネクタで微弱ながら電圧を測定できたので断線してないと思われる。
 ECUから吸気温度センサまでは、エンジンがかかっているときにセンサのコネクタを外すと、燃調が変わるようでアイドリング回転数が変化するから、コレも断線していないと思われる。
 となると、水温センサからECUまでの配線が断線しているのか?
 確かにコレは確認していない。

 あと、考えられるのは、O2センサとか圧力センサとかの燃調に関わるセンサの不良だけれど・・・これらのセンサの入力でISCVを動かしたりするかなぁ・・・しかも暖機時に。
 スロットルの開度に比べて、ISCVで可変できる吸気量は、たかが知れてると思うので、センサの値によって燃調を変える時は、普通なら吸気量は変動させずに燃料噴射量を増減すると思うんだけど。

 あっ、そういえば、スロットルポジションセンサも、ISCVが動かなくなってからは確認してないな。コレは先日バラしてるからアヤシイ。(^_^;)

 いずれにせよ。今日はもうできませんな。来週確かめよう。
#う〜ん、根が深そうだなぁ。