2000/09/24
昨日は(というか今朝まで)、ものすごい雷と雨だった・・・まいったなぁ、もう。
朝、9時半、家を出発。今日はこれから、222Eの滝澤さんのご好意で、「燃圧レギュレータ」を譲ってもらうのだ。
エンジンをかけるためキーをオンにして警告等類が消えるのを待つ。
その間、先週雨の中、苦労して取り付けた純正CDチェンジャが動いて、音が鳴り出す。
セルを回している間は、音が止まるが、エンジンがかかればまた音がしだす・・・
はずが・・・
「ピッピッピッ・・・E-04」
なんかカーステがエラー表示している。(-_-;)
それっきり、なにをやっても「E-04」のエラーメッセージを出すだけで、CDチェンジャは動かなくなった。
#くぅ〜、まだ付けて1週間しか経ってないのに・・・(T_T)
が、10時に約束しているので、CDなんかを気にしている余裕はない、無視して出発。
道は空いており、予定通り30分程で横浜の滝澤邸に到着。ブツはスグに譲っていただいたのだけれど、やっぱお互い、車の事を話し出すと止まらないッス。結局、滝澤邸をおいとましたのは11時半頃。(^_^;)
#お試し用にと「クイックブライト」を少量頂いたり、バッテリ端子のカバーまで頂いてしまって・・・なんか申し訳ないッス。今度また別途お礼させていただきます。−>滝澤さん。
さて、家で昼食後「もうそろそろエンジンも冷えたころだろう」と思い。工具やボロタオル、新品の燃料ホースをを持って駐車場へ。
燃料ホースは、MCJの渡辺さんに以前教えていただいた、調布の「中央シオノヤ」というホースの卸問屋で平日で会社が休みの時に事前に購入済み。内径8φで350円/m。
#ついでに、内径12φで500円/mの耐圧ホースと、内径4φで200円/mのバキュームホースも購入。
#これらはそのうち交換だな・・・
さて、エンジンはまだちょっと熱かったけれど、作業できない程ではなかったので、作業開始。
まずは、ゴムバンド3本を取り外しエアクリーナを外す。
次にエアクリーナケースをサージタンクに固定している4本のネジを外す。ウチ一本はバキュームホースが繋がっているがソレはネジを外す前に取り外しておく。
#ここまでは、つい一昨日もやった作業。(^_^;)
さて、今日はココからが本番だ。燃圧レギュレータは、今ネジを外したエアクリーナケースの下部に下側からボルト止めされているので、エアクリーナケースを取り外さなければ、燃圧レギュレータの交換ができない。
固定ネジは外したものの、まだ、左右に吸気ホース2本とブローバイの還元ホース2本がついているし、燃料が通っている配管がインジェクタ上部に2本ついている。
これらを外してやっと、エアクリーナケースが取り外せそうだ。
吸気ホースは、エアクリーナ側のホースバンドを緩めても、なんかホースをずらすスペースがなさそうなので、カムカバー脇にある反対側のホースバンドを緩めて、ココから外すことにした。
ブローバイ還元ホースは、思いのほかやわらかい材質のゴムで、エアクリーナ側のホースバンドを緩めるだけで、簡単に引き抜く事ができた。
あとは、インジェクタ上部の燃料配管2本のみ。
以前、ココを外した時、少量だったとはいえ、インマニに燃料をぶちまけた記憶があるので、ココを外す前に、他を外して、燃圧を下げておきたい。
というわけで、まずは、ブレーキフルードのリザーバタンクそばにから出ている燃料ホースを外す事にした。
この位置ならボロタオルを敷き詰めやすいし、多少燃料をぶちまけても問題ない。
ホースを外す部分に、ボロタオルやボロTシャツを敷き詰め、徐々にホースを抜いていく。「もう少しで抜ける」というところで一旦やめて、下だけでなくまわり全体をボロタオルで覆った状態で、ホースを引き抜く。
一気に溢れ出す燃料。(^_^;)
が、ボロタオルに覆われているので、手にはひんやり燃料がしみてるのがわかる程度で、ぶちまけられたりはしていない。
燃料流出が止まったのを確認してから、一応、このあたりにはボロタオルを残しておいて、肝心のインジェクタ上部の配管を外しにかかる。
もう圧はかかってないはずなので、外しても殆ど燃料は出てこないとは思うけれど、少量でも燃料をぶちまけるのはイイ気持ちではないので、ボロタオルを敷いて作業する。
14mmのレンチでフレア形状(?)のナットを緩めてから、引っ張れば配管が外れる。
外した瞬間に、多少燃料が出てはきたけれど、やはり圧が下がっているので、飛び散りはしない。
同じ容量で、もう一方の配管も外す。
これで、エアクリーナケースを持ち上げることが可能になった。
持ち上げてみると、ケースの下から燃圧レギュレータに燃料ホースが繋がっている。
コレを外せば、完全に燃圧レギュレータをエアクリーナごと取り外すことができる。
で、燃圧レギュレータ下部に繋がっているホースを抜くために、のホースバンドを緩めると・・・
緩めただけで、「じわぁ」っと燃料が滲んできた・・・
「こっ、これは・・・燃料漏れの兆候(・o・)」
もしや、ここの部分のせいで、エンジンのかかりが悪くなってたのかぁ?
#でもこの部分、リターン側だよなぁ・・・
さて、リターン側の圧は下げてないので、この部分を抜くと、燃料が一気にあふれ出る可能性が大。
下に大量のボロタオルを敷いて、抜く部分もボロタオルで覆って、ホースを引き抜く。
覆っているタオルの中で「どばぁ」と燃料の出てくる感触がして、どんどんボロタオルが燃料で染みてくる。
しばらくして、「もう止まったかな?」と、覆っているボロタオルを外してみると・・・
「なんか、ホースからドクドクと・・・燃料流出、止まる気配なし・・・(^_^;;;)」
さらにしばらく見ていたが、ホントに止まる気配がないので、慌てて、手でホースの先を塞いだ。
手に染みる燃料が、ヒンヤリとヒリヒリする。(^_^;)
もう下に敷いたボロタオルは、敷いた意味がないぐらいグッチョリと燃料が染みている。(-_-;)
「どうするどうする?なんでなんで?」
何で燃料流出が止まらないのか半分パニック状態。(^_^;)
しばらく、ホースの先を手で押さえたまま、燃料臭さに耐えていたが・・・
「何か何か・・・何か無いか?塞ぐもの・・・(あたふた)」
と手の届く範囲を探して、目についたのが、今はずした、エアクリーナケース。
#結局、元の状態の位置にホースを差し込んだ。(^_^;)
とりあえず、片手が塞がっている状態でなくなったのと、燃料臭さから開放されたので、冷静になって「なんで燃料流出がとまらないのか?」について考える事に。
良く考えたら、先週、燃料入れたばっかりで、殆ど満タン状態なので、タンクの水面より、抜いた位置が低ければ・・・「そりゃ止まらんわな・・・」
じゃあ、なんで、供給側のホースは燃料流出が止まったんだろう・・・ポンプとかフィルタとかが付いてるからかなぁ・・・
まっ、深いことは考えないようにしよう。燃料が止まらないうなら止めればイイのだ。(^_^;)
今、外そうとしている燃料ホースをたどると、エアコンの低圧ラインに繋がって、低圧ラインから、エンジンルームの助手席側上部に繋がっていた。
#5月にLussoで直してもらった部分
どうせホースを交換するので、エンジンルームの助手席側上部の燃料ホースを外して、急遽作った「栓」をかぶせる。
#「栓」は、短く切ったホースの片側に太めのボルトを詰めたもの。(^_^;)
さて、燃料流出が止まったので、安心してエアクリーナケースを外し、交換する為にホースも抜く。
やっと、目的の燃圧レギュレータを交換できる。
苦労して外したエアクリーナケースの下側から2本のボルトで固定されているので、ボルトを外して、両側から伸びている短い燃料ホースを取り外す。
エアクリーナケースから根夏レギュレータ分離完了。
あとは逆の手順で取り付けていくだけだが、折角はずしたのだから、交換可能なホース部分は長さをあわせて切断して、新品に交換した。
にしても、外したエアクリーナケースの両端が、酷い油汚れだ・・・ブローバイガスに混じったエンジンオイルですな・・・油汚れのまま元に戻すのもヤなので、パーツクリーナでせっせと油汚れを落とす。
あと、戻す前に燃料ホースを交換しておきたいので、外した燃料ホースの長さにあわして、新品をカット。
リターン側の2本だけでなく、以前燃料漏れで悩まされた部分のホースも折角だから交換。(^_^;)
そして、エアクリーナケースを元に戻していく。
燃圧レギュレータの下部にホースを接続してホースバンドをしっかり閉める。で、元の位置にエアクリーナケースを押し込んで、吸気パイプや、ブローバイ還元ホース等を取り付け、インジェクタ上部の燃料配管を固定し、エアクリーナケースを固定するネジ4本をしっかり締めこむ。
そこまで作業が進んでから「ハッ!」と思った。
「ゴムバンドはめるの忘れた・・・(-_-;)」
エアクリーナケースの蓋側を固定する「ゴムバンド」は、今固定したエアクリーナケースの下側に引っ掛けられているのだけれど、ゴムバンドを取り外した状態で固定してしまった。(-_-;)
固定してしまった状態のまま手を下側にまわして、バンドを引っ掛けれるか試してみたけれど、やはりダメ・・・最低でも4本の固定ネジぐらいは、もう一度外さないと。(T_T)
で、エアクリーナの固定ネジ4本を外して、ちょっとだけエアクリーナケースを浮かした状態で、バンドはめに際トライ。
で、なんとか固定すること成功。
#よかった、燃料配管まで外す事にならなくって。(^_^;)
ゴムバンドも無事ハマったし、あらためて、エアクリーナケースの固定ネジ4本を取り付け、サージタンクと燃圧レギュレータを繋ぐバキュームホースを接続。
あとは、エアクリーナを取り付けて作業完了。
各ホースバンドの閉め忘れを点検して、いよいよエンジン始動。
キーをオンの位置まで回して、左リアから聞こえてくる「ジィーーーーーー」という、燃料ポンプの音を確認、燃料が行き渡るまでしばらく待つ。
セルを回す前にエンジンルームにまわって、今回手をつけた各部が燃料漏れを起こしてないか目視&鼻で確認。
エンジンかけずに、キーをオンの位置で止めたままにしておくと、気持ち30秒ほどで燃料ポンプは止まるので、止まったら、またキーを回しなおして、ポンプを動作させて、漏れ確認をじっくり行う。
「どうやら、漏れは無いらしい」
そして、おもむろにセルを回すと。エンジンはスグ始動した。
試運転に出ようかとも思ったけれど、CDチェンジャの様子も見たかったので、エンジンがかかっただけで良しとした。
#いくらなんでも、取り付けて1週間でダメになるなんて、あまりにも悔しい。(^_^;)
さて、燃料関係が片付いた後は、今日動かなくなったCDチェンジャ。
エンジンをかけた途端、突然音が出なくなった事から、
「プーリーを駆動してるゴムでも切れたかな?」
と想像。
ビデオデッキとかだと、何年かたったものだと、プーリーを駆動するゴムが劣化して切れて、テープが回らなくなる故障は結構あるのだ・・・コレならすぐ直る。
とりあえず、家に持ち帰ってバラしてみるつもりで、トランクからCDチェンジャを取り出したら・・・
「うっ、なんかチェンジャの裏側が湿ってる・・・」
目を疑ったが、トランクのカーペットに触ってみると、やはり湿っている・・・雨漏り再発である。(T_T)
#昨晩の雨は結構強力だったからなぁ・・・(-_-;)
雨漏り対策はまた後日ですな。
で、カーステとCDチェンジャを持ち帰って家で14vの電源に繋いで様子を見る。
どうやら、チェンジャの動作音を聞いていると、マガジンからCDは取り出されているものの、その後音がしない・・・回ってないらしい・・・
「やっぱ、プーリーのゴムか?」
で、チェンジャをバラしてみて、その希望は打ち砕かれた。
CDを回転させているモーターは、プーリー&輪ゴムなどという駆動方式ではなく、ダイレクトにモーターがCDの回転軸に繋がっていた。
どうやら、CDが回転していないだけでなく、ヘッドも動いてないようだ。
基盤を見回しても、消耗系のパーツは見当たらないし・・・
「むぅ〜、手がつけられん・・・くそぅ(-_-;)」
2時間ほどネバってみたが、なんの手がかりも見当たらない・・・あきらめました。
にしても、この手のもので修理できないことなんてあんましないのだけれど・・・久々に挫折感を味わった。残念無念。