2001/08/23

 朝起きたら、雨は降っていなかった。でもニュースを見ると、台風は北海道に来ているらしい。ちょうど去年走った襟裳岬のあたりは通行止め等、スゴイ事になってるらしい。

 「でも函館は雨が降ってない、風も強くない。下手したら晴れ間もでてる」

 なぜ?(^_^;)

 どうやら、「フェリー欠航」「函館もう一泊」というストーリーはどう考えてもなさそうな気配。
 予定通り、朝食後フェリー埠頭に向けて出発する。今日はこの北海道旅行の中でも最も走行距離が長い。フェリーで本州に渡ったあと、青森から川崎の自宅まで約800km。キッツー。(^_^;)

 フェリーの案内には、「出航90分前までに手続きを済ましてください」とあったので、「じゃあ2時間前ぐらいには行かないとな」とバカ正直な私は、9時40分出航なので、7時に実家を出発。7時半過ぎぐらいにフェリー埠頭に到着。

 受付に行ってみると「9:40発青森行きは60分前からの受付となります」・・・(-_-;)。

 「なにぃ〜、ふ・ざ・け・ん・な!!!」

 と文句を言ったら、「90分前から」になった。
#いや、もちろん、もっと「やわらかい表現」でですよ。(^_^;)

 それでも30分以上無駄に時間をつぶさなくてはならない。お土産コーナーで、アレやコレやと買い込んでしまった。
#思うツボか?(爆)

 受付を済ませると、乗船は9時ごろからだというので、待機して待つ。

 いままで、フェリーに乗り込む時は、「安全上の理由から」という事で、運転手と同乗者は別に乗り込む事になっていたのだけれど、今回は、同乗者も一緒に車に乗って乗船という事だった。

 「安全上の理由から」ってのはウソ?

 9時に案内があり、乗船。さすがに、函館−青森便は数が多いだけあって、乗る人は少ない。
#たまたま?(^_^;)
 乗用車は10台ぐらいだったかな・・・

 乗船して、二等室に行ったのだけれど、「行き」とちがって空いてる空いてる。思いっきり足を伸ばして寝転がれます。(^ー^)
#コレが普通だよねぇ

 函館−青森は近いようだけれど、フェリーだと4時間弱もかかるのだ・・・ヒマっす。

 ゴロゴロして・・・・・ゴロゴロして・・・・・船内歩き回って・・・・・またゴロゴロして・・・・・ゴロゴロして・・・

 ・・・・・

 う〜ん、ヒマっす。ヽ( ´ー`)丿
 青森で下船してから昼食の予定だったのだけれど、店も決めてなかったのと、あまりにヒマだったので、船内で昼食。

 食堂は、客室より上の甲板にあって、客室より揺れる。揺れるなかでの食事は・・・あんましイイものではないですね。(^_^;)

 ヒマでヒマで「もう死ぬぅ」となりかけたころ、やっと青森に入港。乗った時と同じように、同乗者を車にのせての下船という案内だったので、カミさんと車の停めてある甲板降りると、

 「すんごい排ガス臭いな・・・」

 と思ったら、トラックがみんなエンジンかけてアイドリング・・・「ふざけんな!」っての。街中走ってるだけでも排ガス臭いトラックなのに、こんな密閉空間で、エンジンかけるな!まったくもう。
#でも、怖いから直接は言えない。(^_^;)

 臭いのに我慢しながら、車の中で待機して、やっと下船できた。
 昼食は既に食べてしまったので、フェリー埠頭から東北道の青森ICに直行。これから長い800kmが・・・。

 道は空いている。飛ばす事も可能だけれど、飛ばすと「覆面」とか「自動取締機」とかの余計な事で神経がつかれるので、フツーの速度で走行。
#飛ばして夜8時に着こうが、ユックリ走って10時に着こうが、大差ないっス。(^_^;)

 地道に走って、200kmも走った頃だろうか・・・ふとトリップを確認すると「197km」で止まっている。

 「ほへ?」

 オドの方も止まっている。
#一つのステッピングモータで動かしてるんだから当たり前か。(^_^;)

 リセットしてみても、やはり動かない・・・でもスピードメーターはちゃんと100km/hを指しているので、メーターユニットまでは車速信号が来てる事は間違いない。

 う〜ん、オド&トリップが止まっても困らないけど、あまり気分のイイものじゃないですなぁ・・・でも、バラす程の必要性は感じないので、とりあえず放置。(^_^;)

 んで、ガンガン走って、宮城と福島の間あたりのSA(国見だったかな?)で、給油&食事休憩。いやぁ、走った走った。でもまだ300km以上ある・・・ヽ( ´ー`)丿
 宮城と福島の間ぐらいというので、お土産売り場は「牛タン」と「喜多方ラーメン」が並んでいるという、なんとも奇妙な取り合わせ。

 レストランで「牛タン定食」を食す。う〜ん、ミソ味だったのだけれど、塩コショウの味付けの方が、私は好みかな。
 SAのレストランを出た頃には、だいぶ日も傾いて、スッカリ夕暮れな感じ。でもまだ300kmもある。(T_T)

 やっぱ、帰りの長距離は、実距離以上に精神的に疲れますね。家族旅行での運転手オトーサンの気持ちがなんとなくわかります。(^_^;)

 夕暮れなので、ライトをつけて走る。短期間とは言え、北海道の乾燥気候に体が慣れて、ジメジメ本州の気候は、たとえ夕暮れでも暑いので、エアコンもつけてる。
 ふと、電圧計に目をやると・・・「13v」。
 「うっ、低いぞ」・・・昨日の土砂降り走行で、オルタネータが少しヤラれたか?
 試しにエアコン切ると14vになる・・・参ったのぉ。この車も本格的の国産オルタネータへの換装を考えなくちゃいけないかのぉ。

 とりあえず13vでも問題なく走るので、気にせずガンガンと地道に走る。時間的には長かったのだけれど、特筆すべき事なし。東北道終点の川口まで全く単調な数時間。川口の料金所を通過したのは夜9時ぐらいだったか・・・

 さすが、夜の首都高、環状線は全域で「真っ赤」です。「行き」のように、環状通って五反田で降りるなんて事はできなさそう。
#中原街道も混んでるだろうし。

 遠回りではあるけれど、湾岸から帰る。幸いにも湾岸は止まる程の渋滞ではなく、ちゃんと車は動いている。
 最寄はK1の「大師IC」なのだけれど、多摩川を越えるだけで別料金になるので、湾岸羽田でいつも降りている。で、今日も湾岸羽田で降りようとしたら・・・出口で並んでる。(-_-;)
 別料金をとられるのは惜しいけれど、もう疲れて、さっさと帰りたいので大師ICまで行く。
#大師ICの出口は空いてる。

 大師ICから下道なのだけれど、最初の交差点で信号待ちをしていると、なんかアイドリングでエンジンがグズってる感じ・・・

 ふと電圧計をみると「12v」・・・マズイ!
 回転をあげれば13vまであがる事から、オルタネータの容量が減ったのは間違いない。
#ダイオードかな・・・レギュレータかな・・・どっちにしても・・・(-_-;)

 暑いけど、窓全開。エアコンオフ&カーステオフ。この状態ならヘッドライトを点けていても13v以上はキープ。

 夜だというのに、窓を開けていると、湿気をタップリ吸った空気が肌にまとわりついてきて、だいぶ不快感倍増な感じ。(-_-;)

 ・・・・・

 午後10時過ぎ。やっと家に到着。疲れた・・・