2000/04/09

 今日は天気もイイし、ゼッコーの車イジり日和だ。
 が、オイル漏れ止めスプレー「リークリペア」は、まだ手に入ってないので、別の作業を進める。
#「リークリペア」は家に程近い「アジア部品」というところに先週注文したが、
#この週末には間に合わなかった。(-_-;)

 で、この車になってから、ずっとCDの無い生活をしていたのだけれど、今日は、CDチェンジャーを取り付けようと思う。

 取り付けるCDチェンジャーは、例によって前の車についてた物で。ダイブ前まだアルトワークスに乗っていたころに買ったFM飛ばし式の物。
#「イーカゲン買い換えろ」って話もありますが・・・壊れないとナカナカねぇ・・・(^_^;)

 このCDチェンジャは、「操作パネル」と、電源やアンテナをつなぐ「中継ボックス」、それに「チェンジャ本体」の3つに部品が別れている。

 基本的に、前のマセラティにつけてたときと同じように、操作パネルはシフトの前あたりに転がして、チェンジャ本体はトランクに置くつもり。

 で、以前と同様に作業しはじめる。
 カーステ本体を外して、固定金具を外して、ゼンターコンソールのウッドパネルを外す。
 が、なんか・・・

 「カーステにつながってる配線が少ないような・・・」

 カーステ本体は、純正品のSONY製XR-700(G)ってやつだけれど、コレの背面コネクタには、フロント分しかスピーカー出力が出てない。なので、リアスピーカーを鳴らしたい場合は、カーステ本体から出ている別のDINコネクタにアンプをつないでそこからリアスピーカーを鳴らす仕組みになっているのだが・・・

 なぜかコノ車には「リアアンプ」と書かれたコネクタに何も繋がってない・・・

 「???、もしかして、リアスピーカー鳴ってない?」

 とおもって、配線だけつないでラジオを鳴らしてみると、ちゃんと4スピーカとも音が鳴っている。ということは、フロントスピーカー用の配線をリアにも分配してるって事か。

 「ふーん、こういうのもアリかねぇ」

 と一瞬納得したのだけれど、スグ、

 「アレ?でも待てよ、このカーステ、フロント:リアの音量バランス調整が出来たよな」

 で、バランス調節して、思いっきり「リア寄り」に設定してみると、予想通り音がほとんど鳴らない。(-_-;)
 むぅ、やっぱ、リアはリア用のコネクタからアンプ経由で鳴らすのが正しい姿のようだ・・・

 「もしかして、アンプの配線が外れてるだけ?」

 と思って、グローブボックスを外して、上を覗いてみたが、やはりアンプは無い。
 「リアアンプ」というのは新車時は「オプション」扱いだったのだろうか?
 そうじゃないとしたら、この配線処理は、結構ヒドイとおもう。なんと言っても「リアアンプ」が無いのだから・・・(^_^;)

 幸い前のマセラティのカーステ一式はアンプも含めて残っているので「リアアンプ」をつける事も可能だけれど、リアアンプをつけても「前後のバランスが調整できる」というメリットしか無い割りに、配線し直しとか結構面倒なので、そのまま行く事にした。(^_^;)

 黙々と作業を続け、中継ボックスの「アンテナ」と「電源」を配線して、ボックスはカーステの奥側あたりに空間があったのでそこに押し込む。

 そして、ウッドパネルを戻して、固定金具を付けて、カーステ本体の配線を戻して押し込む。

 操作パネル系の処理はこれで終わり、あとは、配線をトランクまで伸ばして、チェンジャ本体を固定するだけ。

 トランクに結構荷物が入っているので、とりあえず荷物を出す。
 すると・・・

 「ん?なんか湿ってるような・・・」

 トランクのカーペットが湿っている。(-_-;)

 「・・・マジっすか?(-_-;;;)」

 慌てて、カーペットを剥がしてみると、一番下に敷いてあるスポンジはグッショリ水が染み込んでる。(T_T)

 右側が酷く湿っているので、給油口から伸びてる排水用のホースからか?電動アンテナの排水用ホースからか?それとも、全く別の場所か?

 とりあえず、カーペットとスポンジは、ベランダで干すと同時に、トランクの濡れてる部分は雑巾で拭き、トランクを開けたままにして乾燥させる。

 で、現実逃避して、CDチェンジャの配線作業を続行。(^_^;)

 ネジですら固定されてないリアシートの座面を取り外し、シートベルトの固定ボルトを外し、リアシートの背もたれの部分も取り外す。

 背もたれの部分に隠れている「めくら蓋」にカッターで「十字」の切れ目を入れて、そこからCDチェンジャ本体に接続するケーブルを通し、室内からトランクに向かってケーブルを押し込む。
 そして、トランク側からケーブルを引っ張り、抵当な長さを引っ張り出した後、リアシートを元に戻す。

 さて、配線も終わってしまった。あとは、トランクのカーペットを元に戻さないとチェンジャ本体を設置できない・・・

 「茶でもすっか」

#現実逃避はまだ続く。(^_^;)

 「茶」しながら天気予報を見た。

 「マズイ・・・明日は午後から雨らしい・・・(-_-;)」

 家で「茶」した後、憂鬱な気分で駐車場へ・・・
#現実逃避終わり

 トランクに入っていた荷物や、トランクのカーペットを車内に詰め込み、トランクの右側には新聞紙を敷いて洗車スペースへ車を移動。

 そして、おもむろに右側にCピラーからトランクのあたりまでに対して、ホースで水を流す・・・

 水を止め 「トランクを空けたら、実は水は漏ってなかった」なんて事を期待しつつ、トランクを開けると・・・

 「うがっぁ」

 新聞紙はグッショリ濡れ、トランクの右側には水溜りが広がっていた・・・

 「あぁ、やっぱり雨漏りなのね・・・」

#前オーナーは雨天未使用って言ってたしなぁ・・・
#駐車場には屋根があったんだろうなぁ。

 やはり、現実は現実として受け止めないと。(^_^;)

 にしても、あまりに水の量が多くて、進入経路がわからない。(-_-;)
 雑巾で、トランク内の水を吸出した後、今度はトランクを開けた状態で、水をかけることにした。
 まずは、もっとも怪しい給油口に水をかけてみる・・・
 トランクを通っている排水ホースに水が流れているのが見える。が漏れてはいない。
 次にCピラー付近にホースを移動・・・

 すると、トランクに「ジャンジャン」入ってくる水が!!!

 「うーわっ、こんなに漏ってるのぉ?」

#「漏ってる」というよりかは、「素通り」な感じ。(^_^;)

 漏っている場所は判明したので、車を駐車場に戻して考える。
 穴があいてるのは、Cピラーの窓枠の隙間の奥地・・・穴を塞ごうにも、穴が見えない・・・トランクからも奥すぎて見えない位置・・・

 「内張り外せば見えるか?」

 と思って、内側から、Cピラーの内装を剥がしてみる。
 室内灯を外し、サイドウインドウの金具を外し、引っ張ると、完全に内装が剥がれたわけではないが、予想通りというかなんというか、外側と内側で2重構造になっていて、目的の「穴」まで到達できないということはわかった。(-_-;)

 内張りを元に戻して、「考える」

 前のマセラティの時は雨漏りはリアウインドウの窓枠からだった。その時は試行錯誤の結果、窓枠の隙間に「バスボンド」を注入した

 「今回もそれで行こう!」

 まずは、「バスボンド」を購入しなければ、トランクの荷物を車内に載っけたまま。近所のホームセンターへ行き、目的のバスボンドと隙間に注入する為にビニールチューブを購入。そしてダッシュで帰宅。もう夕方5時を過ぎている。

 もう日陰になった駐車場で、バスボンドの先っぽにチューブを繋いで、チューブの先をCピラーと窓枠の隙間に入れボンドを注入していく。奥まで念入りに・・・
 窓枠からはみ出したやつはティッシュで拭けばキレイにふき取れる。

判りにくいですが、ボンド注入後

 さて、あとは乾くのを待つだけ。

 ホントは雨漏りが直ったかどうか試したいところだけれど、日没は近いし、ボンドはまだ乾いてないしというわかで、明日の雨でいきなり実践投入ということで・・・(^_^;)

 干しておいたカーペットはもう乾いたようで、一応カーペットは元通り敷いて、CDチェンジャ本体も雨漏りしてないトランクの「左側」へ設置し、荷物も左側に寄せて置いた。

 にしても、コレで直ればイイんだけど・・・どうなることやら。