2000/03/17

 待ちに待った名義変更の日がやってまいりました。\(^O^)/

 現オーナーの安齋さんとは、一緒に川崎陸運事務局に行くことになっていて、待ち合わせは午後2時に川崎市役所前。

 もはや家で「ジッ」としていられない状態の私は、待ち合わせ場所に1時には着き、近くの喫茶店でコーヒーを飲みつつワクワクしながら時間をつぶした。
 1時半前ごろ、胸ポケットの電話が鳴った、安齋さんが待ち合わせ場所に着いたらしい。
 速攻でコーヒー代の支払いを済ませ川崎市役所の駐車場へ向かう。

 駐車場には、ソフトグレーのマセラティが・・・

 今、私は、大金を「現金」で持っている。今回車両を譲っていただく全額分。
#内心ビクビクしながら電車に乗ってきた。(^_^;)

 いつまでも大金を抱えてるのも「ヤ」だし、幸いにも川崎市役所周辺は銀行が集中している地帯で、このまま安齋さんの口座のある銀行に行って、預け入れてもらうことにした。
#ATMならお札の枚数も数えてくれるし。

 銀行のATMで預け入れてもらって、金額が合っている事を確認してもらって、川崎市役所の駐車場へ戻る。

 ここで、安齋さんからキーを手渡された。

 「ココから川崎陸運事務局までの道も知らないし、お金も頂いたから」と・・・

 私は名変が終わった帰り道で初めて運転するつもりだったので、ちょっとドキドキ。(^_^;)
 運転席に乗り込み、シートやミラーを調整して出発。

 駅前周辺は結構混んではいるけれど、渋滞までにはなってない、道も車自体も順調に進み15分ほどで陸運事務局に到着。
#運転手はちょっと緊張ぎみ。(爆)

 まずは、安齋さんに領収書を頂きます。(^_^;)
 車の中で、私が事前に用意してきた領収書にお名前の記入とハンコを押してもらいます。

 そしてお互い、必要な物をもって、「C」の建物へ。

 [私]
 ・車庫証明
 ・印鑑証明
 ・実印
 [安齋さん]
 ・車検証
 ・印鑑証明
 ・実印

#実のところ、他にも、「もしかしているかも」と思って、三文判とか住民票とか自賠責とか納税証明とかイロイロ持っていったのだけれど・・・必要なかったですね。(^_^;)

 「C」の建物では、入ってすぐ眼に入った事務局の人に、

 「すいません、名義変更なんですけど、まず何処に行けばイイのでしょうか?」と。(^_^;)

 足りない書類を購入して、印紙を買って、「A」の建物に提出だそうな・・・

 足りない書類は、譲渡証明書他の3枚の書類で50円。(書類の名前は忘れてしまった(^_^;))
 印紙は500円分買って、「A」の建物へ・・・

 「A」の建物では、書き方見本を見ながら、各書類を埋めていく。

 にしても、なんで名義変更は「移転登録」なんだろう・・・同じ住所に住んでる他人とかに名義変更するときでも「移転登録」なんだろうか?むぅ〜、謎。

 書類を提出してしばらくすると、名前が呼ばれ、新車検証他の書類が手渡された。

 「川崎300・・・むぅ〜、ダサい・・・(T_T)」

 「川崎33」がよかったなぁ・・・と思う私。(^_^;)

 そして、次に「D」の建物に行くよう指示される。ココは税金関係の建物。
 ここで、新たに書類をもらい、車検証の内容を転記して提出。
 書類には「マセラティ」とし書かれていないので、係の人は、

 「マセラティの何という車種ですか?」と・・・

 私:「222SEです」

 なにやら、冊子をぺらぺらめくって、調べている様子、前の222SEの名義変更の時には、ここで、有無を言わさず「いくらで購入されましたか?」と聞かれたので、今回は領収書を用意していたのだが・・・

 しばらくして・・・「はい、では結構です、Cの建物に行ってください」と・・・(・o・)
#もしかして神奈川県も、減価償却期間を過ぎたら自動車取得税が取られない県になったのかな?

 で、言われるままに「C」の建物へ行くと、

 「まず今のナンバー外してきて」と言われ、ドライバを借りて車のところへ。
 マイナスドライバでガリガリと封缶を外して、ナンバーを取り外す。

 「C」の建物に外したナンバーを持っていくと、ナンバープレート代1440円と引き換えに新しいナンバープレートが渡された。

 これを車に取り付け、ボンネットを開けた状態で、封缶をしてもらうのを待つ。
 しばらくして、車検証の束を持った兄ちゃんが現れ車体番号を確認したあと、封缶をして去っていった。

 これで、完璧に私の物。\(^o^)/

 車を、敷地内の端の方へ移動させ、車の詳しい状況を安齋さんから聞く。

 実は、先日この車の下見に行ったとき、コンプレッサが動かないのとオイル漏れがあるのは確認してあったが、その後、安齋さんは、ショップに持ち込み原因を突き止めてくれていたのであった。あと、同時にリフトアップしてオイル漏れの場所もチェックしてくれていた。
#ありがたや。

 コンプレッサが動かない原因がガス抜けで、配管が破れているとの事、確かにバッテリのそばを通っている配管には、ネズミがかじったような跡があり、ここから漏れているのだという・・・

 また、オイル漏れは・・・下見に行ったときはパワステかと思ったのだけれど、どうやらエンジンかららしい・・・下からではないのでよく見えないのだけれど、話によると、左バンクの「カムカバーの下にあるつなぎ目」だと・・・

 最初、この話をメールで聞いたとき、「ひぇ〜、ヘッドガスケットぉ〜!!!」と恐怖したのだけれど、どうやらエキマニより上なので、ヘッドガスケットではないらしい。
#どちらにしても、お金がかかる位置だけど。(^_^;)

 さて、しばらく缶コーヒー飲みつつ話をしたあと、4時頃川崎陸運事務局を後にした。

 川崎駅前まで安齋さんを送って、そこから、駅の西側を抜けて、家まで帰ったのだけれど、いやぁ、川崎駅前は渋滞しまくり。こんなところ車で来るもんじゃないですねぇ。(^_^;)

 なかなか渋滞が抜けられない・・・クラッチ重いし、明日は絶対左足が筋肉痛だな・・・

 にしても、渋滞にはまるような乗り方だと、試乗の時には見えなかった部分が見えてくる。
 「パワステポンプは軽く唸ってるな」
 「ミッションからはガラゴロではないカリカリ系のヤな音がしてる」
 「アイドリングでは明らかに電圧が不安定」
 「エアコンの風が足元に切り替えられない」

 あと、症状は出てないけれど、安齋さんから聞いてる話では、「スピードメーターぴょんぴょん病」と「たまにヘッドライトがつかなくなる」というのもある。

 駅前を過ぎたら道は空いたので快調に走るが、ちょっと用事があったので家の近くを通り越し、そのまま港北の方へ。

 家に帰ってきたのは7時ぐらいだった・・・
 3時間も乗っていると、さすがにミッションあたりからは軽く「ガラゴロ」鳴りはじめている。(-_-;)

 夕飯を食べたあと、外出していたカミさんを迎えに行こうと車に乗り込み、ヘッドライトをつけると、早速「点かない」症状があらわれた。(^_^;)
 暖機の間にすかさずボンネットを開け、「リレーをグリグリ」で対処。

 そして、駅に向かって走っている途中は「メーターぴょんぴょん」が発生。(-_-;)
 さらに、赤信号で止まっているときでも、スピードメーターがかるくぴょこぴょこして、走ってもいないのに、トリップが進むという現象に・・・(^_^;)
#どこのノイズを拾ってるんじゃ

 いやぁ、やる事は結構山積みですなぁ。(^_^;)

 なんにせよ、マセラティに戻ってまいりました。皆様これからも宜しくお願いいたします。m(_"_)m