1998/08/09

 さて、今日は楽しいオフ会。

 「どんな人と会えるかなぁ」

 今回お会いするメンバーは、先日お会いした430の藤島さんを除き、初めて会う方々だったので、不安と期待が入り乱れる。(^_^;)

 朝8時過ぎには、スパイダザガートの秋山さんは大黒ふ頭に来ているとのことだったので、7時半に家を出た。

 昨日の夕方から降り出した雨はやんでいたけれど、車は見事に汚れていた。(-_-;)
#くっそぉ〜

 関東の雨は、だいぶ汚れているらしく、一度でも雨が降ると、リアサイドウインドウの下とか、水が溜まって流れる部分が「真っ黒」になる。
#あぁ、あこがれの屋根付き駐車場。

 とりあえず、黒く汚れた部分だけ、ワックスで「サッ」と拭いてから出発したが・・・

 「!!!!(・o・)」

 走り出してすぐ、メータ内の異変に気がつく。

 「電圧系が振り切ってる・・・(-_-;)」

 すかさず路肩に停めてグローブボックスからテスタを取り出し、シガーソケットにあててみるが、電圧は14.3vと正常だった。

 「むぅ、一昨日、パネルとはめたときにシクジッタか?」

 といあえず、バンバン叩いてみたけれど、直る気配がないのでそのまま大黒ふ頭へ向かう。

 さすがに朝だけあって、道はすいている。40分ほどで目的地に着くことできた。

 既に目的地には、たくさんのオープンカーが停まっていて、その端にスパイダザガートの秋山さん、ギブリを購入したての亀井さんが来ていた。
 自己紹介のあと、話をしている間に、430の藤島さん、ギブリの田村さん、BiTURBO ESの牧野さんが到着、じっくりとエンジンルームを見せてもらった。

 最新のギブリのエンジンルームをマジマジと見たのは初めてで、222と比べ、
  ・エンジンオイルの給油口が入れ易くなってる
  ・ウォッシャ液が補充しやすくなってる
  ・フロンフィルタがサイトグラスの見やすい位置に移動している
  ・インタークーラがラジエタ前から移動している
  ・エアクリーナエレメントが手前にあって外しやすそう。
 等、「パッ」と見ただけで、メンテナンス性がよくなってるのがわかる。エンジンルーム内も密度は薄く、またインタークーラがラジエタ前から移動していることもあって、放熱効率はダイブよさそう。

 全員そろってからしばらくして、オープンカーサークルの方は昨日から夜通しミーティングだったらしく、秋山さんを除いて、帰ってしまい。その場にはマセだけが残った。
#しまった、こんなことだったら、もっと話しておべきだった。(-_-;)

 話の中で、メータの「反り」の話がでて、秋山さんが「9000円ほどでショップに交換してもらった」との話を聞き、取り外した「反った針」を見せてもらった。

 私:「これ、もし、もう必要ないのでしたら、いただけませんか?」
 秋山さん:「えぇ、かまいませんよ」

 というわけで、ずぅずぅしくも、スピードメータとタコメータの2本を頂いてしまいました。ありがとうございました。m(__)m
 これで、一昨日さんざん苦労させられた、「反り」を直す実験台が・・・

 あと、藤島さんが、先日お会いした222Eの滝澤さんのアイデアによるオイルフィラーキャップからの滲みを防止する、キャップ内のゴムをシリコン板で大量に作ったとかで、これも、ご好意で頂きました。ありがとうございました。m(__)m

 立ち話もなんなので、PA内のマクドナルドに移動してポテトを食べつつ話していると、いつのまにか昼になっていた。
#あっという間。(^_^;)
 カミさんには、「午前中で帰る」といってあるので、「では、またお会いしましょう」と帰路についた。

 家に着いて昼食後、さっそく、秋山さんに貰った、「反ったメータ針」の復元にトライしてみる。
 どうやって真っ直ぐにしようか、イロイロ考えた結果、

 「反対に反らして、ドライヤで暖めたらどうかな?」

 というわけで、片側を万力で固定して、もう片方をラジオペンチでつかみ、伸ばす方向に反らしてから、1200Wのドライヤでしばらく暖めてみる。
 3分ほどもやっていただろうか・・・ペンチを離すと、針は真っ直ぐになっていた。\(^o^)/

 調子に乗って、もう一本も伸ばそうとしたが、反対の反らせる時に力を入れすぎたらしく「ポキッ」と根元で折れてしまったので、根元以外を慎重に反らせて、ドライヤをあてて伸ばした。
 あとは、瞬間接着剤でくっつけた。(^_^;)

 実験も終わったところで、いよいよ本番。
 でもその前に、今朝発見した「電圧計振切り」の原因を確認したい。
 駐車場に向かい、車からメータを外し、電圧計を見てみると・・・

 「むぅ〜、ひん曲がってますな・・・(-_-;)」

 どうやら、この前作業したときに、何かに引っ掛けて曲げてしまったらしい・・・気をつけなければ。
 ならば、また曲げてもとにもどすだけじゃ。(^_^;)
 どうせ、またタコメータも調整しなくちゃなんないから、細かい調整は後回し。

 というわけで、電圧計も一件落着したところで、タコメータとスピードメータの針を取り外そうとするが・・・
 いくらがんばってみても、針だけを取り外すのは無理っぽい。
#根元から折れそう。(^_^;)

 しょうがないので、軸に繋がっている部分ごと取り外すとしよう。
 外す前に、針がどこからスタートしてるかチェックしておかないと、後から、はめる角度に困ってしまうので、位置をチェックしてから取り外しにかかる。

 タコメータもスピードメータも針の中心にある軸が細いので、無理に引っ張ると壊れそうだけど、マイナスドライバを両側から隙間に突っ込んでテコの原理で押し上げると、意外とあっさり抜けた。(^_^;)

 外した針を家に持ち帰り、軸に繋がっている部分と針の分解に入るが・・・

 「引っ張っただけじゃ外れないわけだ・・・」

 針は、樹脂を溶かして固定してあったので、引っ張るだけでは外れない。固定してある、溶けた樹脂の部分を削りとり、針だけを取り外した。

 で、「伸ばし」の作業に入るけれど、さっきの実験で一本折っているので、慎重に力を加えつつドライヤをあてた。

 結果、新品同様とはいかないまでも、反っていない針にすることができた。

 ここまでバラしたんだからついでに・・・
 「色あせて白っぽくなっている針を、元の橙色に塗装してやろう!(^_^;)」

 近くの模型屋まで自転車を飛ばして、橙のスプレー缶を買いに行く。
 模型屋には、一通りの塗装スプレーがあったけれど・・・

 「橙って意外と種類が少ないんね・・・(-_-;)」

 しょうがないので、ちょっと濃いかもしれないかと思ったけれど、タミヤの橙のスプレーを購入。

 速攻で家に帰って、ベランダで塗装した。

 「やっぱ、色が濃い・・・かな? まっいっか。(^_^;)」

 乾かしている間に、コーヒーを飲みつつ一服して乾くのを待った。
 乾いてみると、

 「ゲゲっ!」

 乾いた後の色は橙というよりかは、かなり赤といった感じ・・・
 塗りなおすのもメンドーだし、黄色から赤に変わったら、ちょっとは雰囲気もかわるかな?飽きたらまた塗り替えよう。(^_^;)

 というわけで、そのまま赤っぽい色のまま使うことにした。

 で、針の組み立てに入るが、軸と繋がる部分は、さっき削ってしまったので、ゼリー状の瞬間接着剤で固定した。

 車に戻り、軸に針をはめ込み、あらためてタコメータの調整を行う。

 この前、ちゃんと調整したはずなのに、元にもどすと値が狂ってるのはなんでだろう?といろいろ試した結果。
 メータを横向けてる時と縦向けてる時では、針の動きが違うことに気がついた。

 なので、調整する時は、取り付ける時と同じような角度で縦にして調整した。
 電圧計の方も、パネルの配線をつないでから、調整しては、キーをオンして確認、を数回繰り返して調整した。

 一通りの調整が済んだので、パネルを元に戻して、試運転に出かける。
 針の反りがなくなったので、前回と違い、苦労なくパネルを戻すことができた。(^_^;)

 試運転しつつ、タコメータの調子を見てみるが、なかなかイイ感じ。
 キレイに6000rpmまで回ってくれる。
 メータの表示が正確になった以外は変わってないはずだけれども、視覚効果というのは大きいみたいで、針がちゃんと6000rpmを指すようになっただけで、ものすごくエンジンが軽くなったような・・・用もないのに回してしまう。(^_^;)

 が、しばらく走っていて、またも、メータ内の異変に気がつく。

 「あや?スピードメータが動いてないぞ・・・(-_-;)」

 厳密には、30km/hあたりまでは動くのだけれど、そこから先に動いてくれない・・・
#トリップ・オドは正常動作

 「むぅ・・・困ったな・・・」

 でも、もう日没も迫ってきていたので、スピードメータの件は、明日ですな・・・

 とりあえずは、メータの反りは無くなったし、電圧計も直ったし、なにより本来の目的のタコメータの調整は、かなりちゃんとできたと思う。めでたしめでたし。