1997/09/07
先週末の長野への遠出で、「故障の嵐」にあったので、今週末はこれらをなんとかすべく、電動ファンのコネクタ交換、ヒューズボックスの分解点検を行うつもりだった。
予定としては、土曜日に来週分の買い物をし、オートバックスでコネクタ類を購入し、日曜日の朝から実作業をするつもりでいた・・・が、土曜日の朝、会社から悪魔の呼び出しが・・・(-_-;)
というわけで、土曜日は全く何もできず、日曜日、買い物を終えた午後3時ぐらいからの作業開始となった。
#買い物の帰りに「ウインカ動かない」現象が再発して、まわりから横柄なドライバーと思われながら(^_^;)帰ってきた。
#クラクションは先週末から一度も鳴っていない。(^_^;)
コネクタを買ってないので電動ファンのコネクタ交換は次回にまわして、ヒューズボックスの分解点検だけを行った。
分解するためには、取り外さなければならないので、つながっているコネクタに番号を振りながら全部はずした。
これで、ヒューズボックスには、なにもつながっていないよに見えたので、ボックス自体を取り外そうとするが・・・「ムゥ〜、ネジがない(-_-;)」
「コネクタを全部はずせば、ボックスを固定しているネジが見えてくるだろう」という考えが甘かった。
引っ張っても「ウンともスンとも」言わないので、しばらく途方に暮れてしまった。(^_^;)
「もしかして、エンジンルーム側からネジ止めしてあるのかなぁ」とも思ったけれど、エンジンルーム内のヒューズボックス固定ネジがありそうな辺には、配線&配管やリレーが集中していて、とても手を突っ込んで、まともに作業できる場所ではない。(^_^;)
「いくらメンテナンス性の悪いマセでも、こんな配管の奥深くに、ヒューズボックス固定ネジは無いんじゃないか?」
と思いつつ、しばらく躊躇していた。(^_^;)
が、このままではどうしようもないので、意を決してリレーまわりからバラしはじめる。このまま作業を続ければ、おそらく日没までには間に合わないと思ったが、間に合わなくても、ドアとボンネットを閉じて、また来週作業すればいいと思い作業を進めた。
バラしは、まず、奥を見にくくしている元凶でもある、リレーコネクタからはずした。
リレーコネクタの下にあった配線の束をちょっと浮かして、奥を見てみると・・・ありました、「らしいナット」が。
でも2個しか見えないし、位置関係的にはもう2個あるはず。その2個のありそうな辺りを見ると・・・確かにナットはある。が、ナットはボディに直接止まってはおらず、なんかのカバーを固定しているナットのよう。
そのナットを外してカバーを取り外してみると・・・ありました・・・もう2個のナットが。
#にしても、どのナットも手がやっと届くところにある。(^_^;)
ナットを見つけると同時に、別のことに驚く。
「エンジンルームからもヒューズボックスに配線されてる・・・(・o・)」
こんな所にもコネクタがあったとは・・・、しかも、エンジンルームなだけあってかなり汚れている(-_-;)。一つ一つコネクタをはずしていったが、電源ラインと思われるコネクタがなかなか抜けなかった。「グイグイ」引っ張って、やっと抜けたコネクタを見たら・・・「ムゥ〜、焦げてる(^_^;)」・・・コネクタの一部が溶けて、ヒューズボックスにくっついていたようだった。(-_-;)
エンジンルーム側の配線もはずし、4つのナットも外し、無事ヒューズボックスを取り外す事ができた。ヒューズボックスを外すと、エンジンルームと助手席側の奥が穴があいて「通々」な状態になった。(^_^;)
この時点で、夕方5時を回っていたので、とりあえず、このままの状態で車をロックして、ヒューズボックスは家に帰ってゆっくり来週までに分解点検しよう。と思った・・・が、衝撃的な事実に気づく。
「窓が開いてるぅ〜・・・(T_T)」
ヒューズボックス無しでは窓が閉じれないので、ダッシュでヒューズボックスを家に持ち帰り、分解点検に入る。日没までに元に戻して、窓を閉じなければならない。(^_^;)
ヒューズボックスを分解してみて・・・「なんじゃ、こりゃ?」と驚く。
ヒューズボックス内の配線は全てフレキシブル基盤(・o・)で、しかも4枚ぐらい重ねて多階層基盤を実現(・o・)している。こりゃ「ダメ」になりやすいわけだ・・・
#大電流が流れたら、フレキが溶けて、いつ他のフレキとショートしてもおかしくない。(^_^;)
全部フレキをはがして、断線をチェック(燃えチェック(^_^;))したいところだが、今日は時間がない。(T_T)
とりあえず、見える範囲の一枚目のフレキには断線はないようだ。(目視確認のみ)
が、何個所かハンダが外れかかっている所があったので、その部分だけハンダを盛りなおし、ついでに、コネクタの接点を磨けるだけ磨いて、蓋を閉じた。
ダッシュで車に戻り、取り付けに入る。あたりはダイブ暗くなりかけている。
エンジンルームから4つのナットでヒューズボックスを固定し、配線し、カバーを閉じる。
#もちろん接点復活剤の塗布をする。(^_^;)
続いてリレーコネクタを元に戻し、リレーを差し込む。
エンジンルームは終わり、次は助手席奥のヒューズボックスへの配線。外したコネクタを元に位置に差込み、ヒューズを取り付ける。最後にバッテリターミナルを戻しておしまい。何とか日没までに終えることができは。(ホッ)
一通りの配線を元にもどしたので、キーをまわしてみる・・・「動かん・・・(T_T)、なんか配線し忘れたかな?」
症状は、キーを回しても、警告灯が点かず、セルも回らない状態。つまり、「エンジン突然停止」と同じ状況。(T_T)
ためしに、ヒューズボックスを「グリグリ」してみると・・・「復活」・・・やっぱ、ヒューズボックスはもう一度取り外す必要があるらしい・・・(^_^;)
#二枚目以降のフレキがアヤシイ。
元にもどして、いきなりの不具合だったけれど、とりあえず、クラクションとウインカーは直ったようだ。今度はもっと時間のあるときにヒューズボックスを分解しよう。(^_^;)