1998/12/20

 今日は晴れているけれど・・・・

 「寒っむぅ〜〜〜」

 こんな日は家の中での作業にかぎる。(^_^;)

 先日秋葉原に行ったときに、部品を購入したので、車内スイッチ類の電球を交換することに。

 私のテーマは今のところ、以下の部分の電球が切れている。

  ・運転席サイドのリクライニング調整ボタン
  ・運転席サイドのシートヒータスイッチ
  ・助手席サイドのパワーシートパネルの照明
  ・助手席サイドのシートヒータスイッチ
  ・前席間のリアウインドウロックスイッチ

#あぁ、沢山切れてる・・・(-_-;)

 先日、このあたりの掃除をしたときに、電球が「ムギ球」であることは確認してあったので、秋葉原で、なるべく小さい12vのムギ球を1個60円で購入した。

 左右パワーシートのパネルと、センターのリアウインドウスイッチパネル、それにちょっと接触不良気味の電動ミラーコントロールパネルを取り外して家に戻る。
#あぁ〜、寒い寒い。 (^_^;)

 ハンダゴテが温まるまでのしばらくの間。

 「ホントに電球切れなんかな?」

 と一応テスターで抵抗値を測ってみると、点かないところはどこも「無限大」なので、どうやら間違いなく切れているらしい・・・

 まずは、運転席シートヒータスイッチのムギ球から。
 このスイッチの場合、裏からムギ球がスイッチ内に入っていて、端子にムギ球の足がハンダ付けされているので、ハンダゴテで熱っしつつ、ムギ球の足を外して、スイッチから抜き出す。  ムギ球には、緑のゴムがかぶせてあり、緑に光っているように見せている。

 切れたムギ球から、緑のゴムを外し、新しいムギ球に付けかえる。
 そして、足を元のムギ球と同じぐらいの長さに切って、スイッチにはめ込み、足をハンダ付け。

 端子に12vをかけて間違い無く光ることを確認して、次にリアウインドウロックスイッチのムギ球。
 シートヒータのスイッチと同様に取り外して、緑のゴムを取り外そうとして引っ張ったところ・・・

 「あっ!」

 破れてしまいました。(-_-;)
 電球は交換品があるけれど、緑のカバーは無い・・・むぅ〜、困った。
 しょうがないので、リアウインドウロックスイッチの照明は「緑無し!」(^_^;)

 で、次に助手席のシートヒータスイッチはさっきの失敗を繰り返さぬよう、慎重に緑ゴムを外し付け替えた。

 次は助手席のパワーシートパネルの照明(シートに矢印の絵が書いてある部分)。
 この部分はムギ球2本で照明されていて、2本とも切れている。(^_^;)
#この前までは片側は生きてたんだけどなぁ・・・

 ムギ球を固定している基盤が、プラスチックを溶かして固定してあるので、外したら固定する方法に困ってしまうのだけれど、

 「なんとかなるかな?(^_^;)」

 と思い、ニッパーで「ブチブチブチ」と切断し、基盤を取り外した。
 が、外してみてビックリ。

 「ムギ球の大きさが、違う・・・(-_-;)」

 なので、ムギ球にかぶせてある緑ゴムも一回り大きい。(-_-;)
 このサイズのムギ球は買ってないので、しょうがなく、小さいムギ球に交換。
#どうせ見えない部分だし、光量が同じぐらいならいっか・・・(^_^;)

 元のムギ球と高さが同じぐらいになるように、小さめのムギ球をハンダ付けし固定する。

 で、元に戻すのだけれど、さっきニッパーでカットした固定部分は、ハンダゴテで「ジュッ」と溶かしてテキトウに固定した。(^_^;)

 さて、メンドクサイのは後回しにしてしまう性格なので、リクライニングスイッチの電球が最後となった。
 これは、スイッチユニットの中に入っていて、ユニットの分解無しには交換することができない・・・(-_-;)

 まずは、パネルからスイッチと取り外すが、ツメが結構強力でパネルからスイッチを剥がすのに苦労した。(^_^;)
#でも結局マイナスの精密ドライバでコジっただけ。

 問題はここから・・・

 「どうやってバラすのかな?」

 リレーと同じような構造だと思うのだけれど、だとすれば、ツメ4つぐらいでカバーが固定されているだけだと思うので、下から精密ドライバを数本駆使してトライしてみるが、なんか外れる気配がない・・・
 なので、スイッチの可動部分から取り外してみる。
 こちらは、精密ドライバでコジったら、結構あっさり外れた。
 外してみてわかったけれど、可動部分を外さないとカバーが外れない構造になっているらしい・・・(^_^;)

 可動部分を外して、もう一つわかったことが・・・

 「ムギ球じゃない・・・」

 発光体にはムギ球ではなく、緑のLED(発光ダイオード)が使われているのであった・・・
 LEDは電球と違い、耐久性が良いのでそう簡単にはダメにならない・・・

 「単に足のハンダ付けが外れてるだけなんじゃないか?」

 と思ったけれど、カバーを外さないと、そこまでは確認できない。
 なので、裏から精密ドライバ数本を駆使し、赤いベース部分を取り外した。

 が、ハンダは外れてなかった・・・でも、電圧をかけても光らない・・・どうやらホントにLEDがダメになってるらしい・・・
#こんなこともあるのね・・・

 にしてもLEDだと、メーカーや型番によって微妙に色合いが違うから困ったなぁ・・・
 とりあえず、手元にあった、なるべく似たようなLEDを付けて元に戻した。

 他のスイッチと色合いを比べてみると、案の定、なんかこのボタンだけ色が薄い・・・
#いや、そういう目で見なければ気づかないのかもしれないのだけれど・・・(^_^;)

 これで、本来光る部分で光らなかった部分は、全部光るようになった。
#ハズ・・・取付けてみるまで油断は禁物。(^_^;)

 あとは、接触不良気味の電動ミラーコントロールパネルのオーバーホール。
 ミラー格納ボタンの接触が悪いらしく、押してもたたんでくれないときがある。(-_-;)

 ネジは一切使われていないようなので、裏の基盤のデッパリだけで固定されてると判断して、精密ドライバを突っ込んで外してみると、基盤が2重になっているようで、奥側の基盤のデッパリも外して、斜めにしつつ基盤を抜き出した。

 基盤が外れると同時に、バネとか鉄球とかが「バラバラ」と落ちてきて、「ハッ」としたけれど、どこについていた部品かはすぐわかって「ホッ」とした。(^_^;)
#左右を選択するスライドスイッチの部分

 にしても、

 「うぉ〜、汚れているぅ〜」

 各パーツをキレイに拭いて元に戻した。

 これで、今日予定していた作業は全て終わったので、車に取付けに駐車場へ向かう。
 もうすっかり日も暮れていて、一層寒くなっている。(-_-;)
 暗闇の中、室内灯の光で、各所のパネルを取りつけ、キーをオンの位置に。

 全て正常に点灯。\(^o^)/
#もちろん,緑ゴムの破れてしまったリアウインドウロックスイッチは橙色に・・・(^_^;)

 電動ミラーコントロールパネルのほうは・・・

 「なんか直ってないな・・・(-_-;)」

 おかしい、バラした時にスイッチを押して、テスタで導通をチェックしたからボタン部の接触不良はもうないハズ・・・。

 となると、コネクタ・・・か?

 試しに、コネクタを指しこみ方向に「グッ」っと力を入れた状態でボタンを押したら、快適に動く・・・コネクタにかける力を抜くと、動かないときがある・・・
 どうやらコネクタ部らしい・・・

 今日はもう遅いから、また今度バラさないとイカンな・・・(-_-;)