2006/05/05
一昨日、サンエスK1につけた、オルタケースだけれど、翌日引き上げてみると、
「なんか、前より酷くなったよーな(-_-;)」
感じがします。ちゅーか、ぜんぜん汚れが落ちてないっていうか、これは金属の腐食ッスか?
というわけで、昨日1日考えたのだけれど、さらなる欲望が頭を支配し始める。
「これは、サンドブラストかな・・・いや、きっとサンドブラストじゃないとダメだな」
欲しいな、欲しいな、サンドブラスト〜。
ブラスタ自体はストレートで買えば3千円もしないけれど、ブラストキャビネが高いしデカいのよねぇ。
#仮に買っても、置き場に困る。(-_-;)
なんとかキャビネなしでブラストできんものだろうか・・・で、
「でかいビニール袋の中でブラストできないかな?」
ブラスタから吐き出される砂粒がビニールを直撃したら、破れて砂まみれになりそうだけれど、ブラストする物体に確実に当てれば、ビニールでもダイジョブだよねぇ・・・
などと考えつつ、頭はすでに「ブラスタ購入」モードになっている。
で、朝一番で、港北のストレートに向かい、ブラスタと砂、それに、ケースからコアやベアリングを抜く為のプーラーを購入する。
#ブラスタは、吸い上げ式で2340円、砂はアルミナ#120で2100円、プーラーは比較的大型のギアプーラーで1660円
#あいかわらず、安いのぉ。
家に帰ってから、早速作業開始。
まずは、プーラーを使って、前部ケースからコアを抜き取る。コアを抜き取ると、ベアリングのカバーが現れるので、固定しているネジを外して取り去る。
ベアリングは、前部ケースに圧入されているので、ソケットレンチのコマをあててプーラーで抜き取る。
これで、オルタケースにはなにも部品がついてない状態になったので、ブラストできる。
エアコンプレッサを引っ張り出し、でかいビニール袋を用意して中にはオルタケースを置く。そしてサンドブラスタの容器に砂を入れて、ビニール袋の口にブラスタの口を突っ込んだ常態で輪ゴムで固定。
さ〜て、準備完了。
ビニール袋の外からオルタケースを持って、ブラスタの照準を定める。そして「ぶしゅ〜〜〜〜」っと。
・・・ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ・・・・結構、砂煙がたちますね・・・やっぱ専用キャビネが欲しいわ・・・
こりゃ、防塵マスク必須だな・・・ちょっとメゲぎみ。
でも、一部だけブラストされたケースを、ビニール袋から取り出してみると。
「おぉぉぉぉ!!! ブラストパワー、ステキすぎ!」
まだ、一部でしかないけれど、ブラストした部分は、超キレイになってます。
これを見てしまっては、後戻りできませぬ。
再度、ビニールの口をしっかり輪ゴムで固定して、ブラスト続行。
ただねぇ・・・きっちり輪ゴムを閉めると、ブラスタから砂と一緒に出る空気が、ビニールに溜まって、すぐビニールが空気でパンパンになるのよね・・・なので、ビニールがパンパンになったら、空気抜いて(このとき結構砂埃が舞う)、また輪ゴムで閉じてブラストの繰り返し。
3時間ぐらいかけて、体中砂まみれになって、ケースのブラストが完了した。
#もちろん、表面だけ、裏面はベアリングが圧入される部分があるので、砂をあてないよう注意した。
いやぁ、ブラストの威力は十分に分かったけど、キャビネなしでは、もうやりたくないな・・・というのが正直なところ(^_^;)
さしあたり、ケースもキレイになったので、あとはGWあけに内部の部品を注文して交換するだけですな。