2005/01/23

 去年末、MOTUL300V/2980円を買いだめしたのだけれど、溜めておいても意味ないので、交換します。
 いや、ホントはもっと早く交換したかったのだけれど、天候の関係とか、時間がとれなかったり・・・と、なかなか作業に取り掛かれなかった。今日は時間もあるし、天気も悪くない
#でも、曇ってますが・・・
 
 今日は、単にオイル交換するだけではなく、オイルパンガスケットの交換もします。
#ドレンパッキンではないですよ。
 
 パンの継ぎ目にところどころオイル滲みがあるから・・・ってのもあるけれど、去年、ヘッド交換した際に、シムが外れ落ちたんではないか?と、不安もあって、オイルパンガスケットは注文済みで手元にある。
 ついでに、ストレーナの状態確認と、可能ならお掃除も。
 
 とりあえず、オイルを温めないと「抜け」が悪いので、近所のホームセンターまでオイルパックンを買いに往復。
 帰ってきたら、カークランプとウマを使って、車を持ち上げ、すかさずオイルを抜く。
 
 オイルフィルタも交換したいので外す。んで、10分ほど放置したら、
 
 ドレンプラグを締めて、新しいオイルフィルタを取り付けて、「ササッ」とパーツクリーナで適当にオイルを落としたら、オイルパンの取り外しにかかる。
 
 単にパン周りのキャップボルトを外すだけなので、何の事はないのだけれど、なんせ数が多い。20本・・・かな。
#ちょっと、正確な数は記憶が薄いです。(^_^;)

 仰向け姿勢で、ボルトを外していくのだけれど、全部外してしまうと、パンが外れて、オイルの残りが「どばぁ」っと顔にかかったりしたら大惨事なので、とりあえず四隅の4本のボルトを残す。
 
 そして、残した4本を3mm分ぐらい緩める。でもオイルパンは外れる気配が無い。固着してます。
#予想通りなので慌てる事はないのだが。

 この状態なら、ボルトを全部外しても、パンは外れないけれど、剥がそうと力を入れた際に「ジワジワ」とではなく「パカッ」と外れたりしたら、やはり大惨事なので、ボルトを残した状態で剥がす。

 うまい具合に、パンの端には、棒でも間にいれて「テコ」してくださいと言わんばかりのデッパリがあるので、ここに安物レンチをかけて、力を入れると、「パカッ」とパンが外れた。でも、ボルトが残ったままなので、大惨事にはならず、ボルトで止まっている。
 
 あとは、手でパンを押さえつつ、残り4本のボルトを外す。
 そして慎重に、パンの平行を保ちつつ下げると・・・
 
 「おっ?パンの中に何かありますね・・・」
 
 整流版のような仕切板のような・・・なんの為にあるのかはわかりまへんが、パンの上に乗っかってます。
 一応、戻すときの事を考えて、注意深く観察して、戻す方向は記憶しておく。
 
 幸い、心配していた「シム」は、落ちていなかった・・・単に、オイルの通路に引っかかっているのかもしれないけど・・・
#そんな事になってたら、怖いな。

 さて、オイルパンも外れて、すっかり丸見え状態なわけなのだけれど、おおお!?

 今まで、オートメカニックとかで得た知識から、エンジン腰下でも、メタルの交換なら、エンジン下ろさなくても、オイルパンを外せばできるだろ・・・とか思っていたのだけれど・・・ダメっすね。すっかりクランク部はガードされていて、クランクシャフトは、隙間からのぞき見えるだけ。
 腰下がダメにならない事を祈るばかりですな。(^_^;)
 
 で、ストレーナのフィルタだけれど、これは、結構キレイな感じです。単に「ツメ」で止まっているだけのようなので、外して見ると、そこからオイルが「どばぁ」と流れ出た。うぅ、予定外。
 意外と、フィルタの網はオイルを通さないのね・・・手がオイルまみれだ。(-_-;)
#幸い、もう熱くはない。

 んで、車はそのままにして、オイルパンと、パンの上に載っていた仕切板と、ストレーナのフィルタを家に持ち帰る。
 まずは、オイルパンに固着しているガスケットを剥がすのだけれど、ここでは、ヘッドOHの時に購入したセラミックスクレパで、シュパシュパと落とす。頑固にこびり付いてはいるけれど、ヘッドのカムケースガスケット程ではなかったかな・・・
 キレイにガスケットを除去したあとは、マジックリンでゴシゴシ洗う。(^_^;)

裏だってのに無駄にピカピカ(^_^;)

 家で作業をしている間に、なにやら外の雲行きが怪しくなってきた・・・マズい。この状態で雨が降ってきたら目もあてられんな。
 というわけで、急いで、駐車場に戻って、エンジン側のガスケットも、仰向きで剥がす。
 
 剥がしている間に、「ポツポツ」と降ってきた、ヤッベ〜。
 
 まずは、ストレーナのフィルタのとりつけ。
 寝転がった状態で、フィルタを取り付けるのだけれど、樹脂でできているフィルタの周りに出っ張っている固定用の「ツメ」が、樹脂の経年劣化の為か、結構硬くて、なかなかハマらない・・・
 
 「このまま力をいれたら、ツメが割れそうだな・・・」
 
 と思ったら、「パキッ」という音とともに、ツメが2つ割れた。(-_-;)
 
 「参ったね・・・換えのフィルタなんて持ってないし」
 
 とはいえ、吸い込む方向にしか圧力はかからないはずだし、残りのツメでも十分固定されているようなので、次回、オイルパンをあけた時にでも交換するとしよう。
#って、いつだ?(^_^;)

 皆様、むやみにストレーナのフィルタは外さない方が良いです。ちゅーか、新品を用意してから外しましょう。
 
 続いて、オイルパンの取り付け、新品ガスケットを挟んで、オイルパンを元に戻す。その際、キャップボルトは全て新品に交換する。
#買い置きがあったので。

 幸いにも、雨は酷くなる気配はなく、今のところは「ポツポツ」のままだ。
 あとはオイルを入れるだけ。
 
 カムカバーのオイル注油口にジョウゴをあてて、MOTUL300Vをトクトクと注ぐ・・・のだけれど、さすが冬場はオイルが硬くなっていて、なかなか入っていきません。(-_-;)
 
 ポツポツと雨が降るなか、背中を丸めて、ジョウゴに雨が入らないように覆いかぶさって、エンジンにオイルがユックリ入っていくのを辛抱強く見ながらの作業。(-_-;)
 
 フィルタも交換して、オイルパンも外して、ストレーナのフィルタも外して洗った状態だと、オイルがすっからかんのようで、いつもなら5L強のところ、6L近く入った。
 
 にしても、雨も徐々に強くなってきているが、あとは試運転だけ。
 エンジンかけてみて、どこからも「漏れ」が無い事を確認して、ウマからおろす。
 そして、近所をグルっと一周。
 
 いやぁ、軽快じゃわい。やっぱ、新品のオイルはエ〜の〜。