2004/04/17

 ラックブーツとタイロッドエンドブーツ・・・しぶとく、まだ国産流用をあきらめてません。
#こーなったら意地だな。(^_^;)

 以前、エアコンのリキッドタンクの互換品を探していたとき、シトロエンのサイトが大変参考になったのだけれど、やっぱシトロエン乗りは只者じゃありませんね・・・ロッドエンドブーツも互換品情報が出てる・・・。

 マセとサイズが合うかどうかは判らないけれど、写真で見る限り、形状は同じような感じ。スズキアルトCL22Vのタイロッドエンドブーツ。部品の値段をスズキのディーラーに問い合わせたら650円(税抜)だというので、平日のウチにとりあえず1つ注文してある。
#パーツ番号は「48819-60B00」

 んで、今日、朝っぱらから店に受け取に行く。

 尻手黒川通り沿いで馬絹のあたり(ローカルですみません(^_^;))にスズキディーラーがあり、そこで頼んであったタイロンドエンドブーツを受け取る。

 早速中身を確認すると。

 「うっ、ちょっと小さいかな・・・」

 222Eの玉川さんからお借りした現物と比べてみても、

 「明らかに小さいな・・・(-_-;)」

 ま、現物はロッドエンドにはまっている状態でちょっとは伸びて大きくなってるだろうし、比較的やわらかいゴムだから、伸ばせば付くとは思うけど、ゴムを無理に伸ばして使うと、劇的に耐久性が弱くなるので、短期間しか使えなさそう・・・
#とりあえず、車検までは大丈夫だろうけど。

 さて、続いて、先週も行った、東名川崎ICそばの日産部品センターへ向かう。

 で、先週対応してくれた方が居れば話が早かったのだけれど、居なかったので、

 「あのぉ〜、ラックブーツの現物を見たいのですが・・・実は先週もお伺いしたんですが、その時、『マーチ用』という事で見せてもらった物を、もう一度見せてもらいたいのですが・・・」

 ただ、いつの時代の「マーチ」か判らないので、てきとうに調べていただいて、2種類ほど見せてもらった。

 「これじゃ!」

 先週見せてもらった物がありました。
 「いつのマーチ用ですか?」の問いに、「K12だねぇ」との事、でも私にはゼンゼンわかりません。(^_^;)
#現行か?

 お値段は一つ2000円で。これを二つ購入。
#パーツ番号は「48203-10V25」

・・・・・・・・・・

 さて、先週見せてもらって、「合わない」と判っている物を、なんで買う気になったのか?
 先週分に書いたとおり、マセのラックブーツは、外側がロッドエンドにかぶさる形になっている。対して国産車の多くは、ロッドエンドの内側、ロッドの部分にラックブーツの外側がくるようになっているので、口が小さい。

 ということは?

 「じゃ、国産車と同じように、ラックブーツの外側が、ロッドの位置に来るように、縮めてやれば良いんでない?」

 という結論に達したのだ。
 先週見せてもらったヤツは、内側の口の径はドンピシャだったし、長さも極端に違うわけでもない。外側の口のサイズだけが問題だったので、「もしかしてイケるかな?」と思うようになったというわけ。
 ロッドエンド固定ボルトが、今までと違って外気に露出する事になるリスクは承知です。
#そもそも国産車はこの部分がむき出しなんだからダイジョブかなぁ〜と思って。(^_^;)

 さて、家に帰って昼食後、作業開始。

 ロッドエンドを外す事になるので、インパクトレンチが必要になる。
 メンドクサイのだけれど、家から30mのドラムコンセントを伸ばして、エアコンプレッサを、駐車場まで運んで、エアインパクトレンチの準備OK。

 前輪を両方ともジャッキアップして、タイヤを外す。
 で、裏に潜って、パックリ逝っている左側のラックブーツのバンドを外してロッドエンドあたりのグリスを拭く。そしてロッドエンドを固定しているナットからシャフトにかけて、マーカーペンでマーキングする。

 続いて、22mmのスパナを2本使って、ロッドエンドを緩めるのだけれど・・・コレが堅いのなんのって・・・でも根性で緩める。

 そして、インパクトレンチの出番。
 ロッドエンドを固定しているナイロンナットをインパクトレンチを使って「びぃゅ〜ん」と緩める。
#一撃っす。

 緩めたら、玉川さんにお借りしたタイロッドエンドプーラーで、ロッドエンドを抜く。玉川さんが交換した時ほど「バキンッ!」といった派手な音はせず「緩んでたのかなぁ・・・」とちょっと不安になる。(^_^;)

 あとは、あとから戻す時の事を考えて、ナットにマーキングしてからロッドエンドをクルクル回して外して、パックリダメなブーツを抜く。

 左がオリジナル、右がマーチ用

 古いグリスはふき取って、試しに「マーチ用」を取り付けてみる。

 「おっ!イー感じっすね。」

 というわけで、一旦取り外して、グリスをヌリヌリして、もう一度取り付ける。
 ブーツバンドは、外側は無し、内側は元のを流用。

 さて次は、外したロッドエンドのブーツの処理。

 パックリ割れてますが、グリスは残っている。動かしてみてもガタは無い。

 マイナスドライバを使って、古いブーツを取り外し、今朝買ったCL22Vアルト用の物を取り付けてみる。

  

 「う〜、やっぱ、ちょっと小さいからハメるのがキツいわね・・・」

 でも、既に古いブーツは取り外してしまったので、何が何でもこれを取り付けないと、作業が終われないのよねぇ・・・(^_^;)
 グリスを塗ったあとで、片側をはめ込んでから、先角の丸まったマイナスドライバを使って、内側から引っ張ってかぶせると、うまくはまった。
#って、文章でかくと判りにくいッスね。(-_-;)
#なお、各サイトの情報から、グリスを多く塗りすぎると、縮まらなくなって困るようです。

 で、ブーツを固定するバンドは、上側は元の物を流用、下側は、新品ブーツについていた取り扱い説明書通り、針金を二重に巻いて固定。

 一応、ロッドエンドブーツも交換できたので、元に戻す。

 さーて、どーかな?というわけで、ステアリングを左右いっぱいに切って、最も伸びた状態と、最も縮まった状態にしてみる。

  

 うんうん良しよし。

 続いて、右側の作業に入る。
 右側はまだパックリ逝っているわけではないけれど、ドーセ交換するならと思って2つ買ったのだ。
 左側と同じ作業の繰り返しだけれど、ロッドエンドブーツは2つ買っていないので、こちらはそのままでラックブーツだけ交換する。

 ホントはロッドエンドブーツは全部新品に交換したいけれど、とりあえずは車検に通る状態になったと思うので、さしあたり作業完了か?と思ったら・・・ヤな物を発見してしまった。

 「右フロントのアウターのロッドエンドブーツもパックリ逝ってやがる・・・」

 まだ車検に通らない状態だったか・・・なんとかしないとな・・・
 とはいえ、今は部品があるわけではないので、また小さいのを我慢してCL22Vアルト用を買うか、それとも別のを探すかして交換しないとね・・・