2002/07/14

 朝7時起床。
 うぅ、眠ぃぃ。昨晩は結構遅くまで起きてたからなぁ・・・

 朝食食べて、出発の準備して、8時半に宿を出発。

 昨日、オルタネータがイカれて、快適装備のないドライブを強いられたが、今日も事態に変りは無い。
 心配された雨は、明け方に降ったようで、もうやんでいる。
 ただし、そらは曇り空なので、いつ降ってもおかしくない。
 エアコンが使えないので、雨が降ったら最悪だ。

 出発して、最初の目的地は、白石駅前の「三全」。ここでは、宮城名物「萩の月」が売っている。
 今回の旅行に参加するにあたって、カミさんから「萩の月」を必ず買ってくるように、と指令が下った。
 なので、買えるところで買っておく。

 さて、「萩の月」をかったら、白石ICから東北道に乗って、一路、石巻を目指す。
 白石から石巻は結構、距離がある。
#80kmぐらいかな?

 道は、渋滞していないのだけれど、仙台からは、片側一車線の高速道路だったので、遅い車が前にいたりすると、ロースピードでの走行を強いられる。(^_^;)

 曇り空なので、気温もあまり上がらないせいか、電圧は結構安定している。これなら大丈夫そうだ。

 順調に走って、石巻ICにくると、料金所には、やたら、「ロボコン」やら「エっちゃん」やら「仮面ライダー」やらの懐かしい絵が描いてあって驚いたが、我々が石巻に来た理由もコレなのだ。
 石ノ森漫画館が目的地。

 道には目的地に向かう看板がやたら出てるので、道に迷う事は無いと思ったが、前を走っていた仲間の車が突然、裏路地を迷走し始めた。
 先導してる車の友人に助手席の友人Gz経由で電話で聞いてみると、どーやら、目的地には駐車場がないらしく、割引の効く契約駐車場を探してさまよっているらしい。
 むぅ、細い裏路地とかだと、あまり速度は出ないし、停まる事も多いし、なにより晴れてきて、気温が上がってきてるんよねぇ。電圧が心配になってくる。(-_-;)

 やっと、契約駐車場を探し当てて、すみやかに駐車。そこから歩いて、石ノ森漫画館に行く。

 にしても、結構沢山の人が来てて驚いたが、年配の方が多いのも驚いた。さすが漫画界の巨匠。
 中は中で、私達の世代も十分楽しめる内容でした。(^_^;)

 さて、ここでかなり時間を消費してしまって、出たのは12時ぐらいだった。
 このへんで、「ちょっとマズいな・・・」と思い始める。
 なぜなら、今、オルタネータが危機な状態のは、今まで書いてきたとおり、そして、これ以上時間が押すと、帰り道、日が落ちたあとの、首都高速での渋滞・・・というのが予想できる。
 これは、暑い都内、水温上がって電動ファン回りまくり、ヘッドライトもつけなきゃなんないし・・・大丈夫なのか?という事。

 さて、次は、松島に行きます。観光地ッスね。
 今来た道を戻って、高速道路にのって、松島で降りる・・・ここからが渋滞していた、今回の旅行で、初めてのマトモな渋滞だ。さすが観光地。(-_-;)
 んが、幸いにも、曇り空だったせいか、オルタネータからの出力電圧はなんとか13vをキープしている。

 海岸前に来ると、やたらと「駐車場こっち」といった看板が目につく、普通の民家が、観光客目当てに、自分家の庭を駐車スペースとして貸し出しているのだ。料金は、どこも一律、500円/1日。
 その1軒に車を停めて、観光に出かける。

 昼飯時という事もあって、観光客がたくさん歩いている表通りに面した飲食店では、店先でサザエやタコ等の魚貝類を網がガンガン焼いて、店に誘い込もうと必死だ。まさに、ゴキブリホイホイ状態。
#会社帰りの駅前の焼き鳥や見たいな感じでしょうか。(^_^;)

 我々は、ちょっと置くに入ったところの、大衆食堂ぽいところで昼食にした。海岸街という事でマグロ丼を頼んだ。なかなか美味しかったけれど、マグロはズケだったので、新鮮ではなかったのかもしれない。(-_-;)
#観光客目当ての店だしね・・・

 予定では、これから、全工程50分の遊覧船に乗る事になってるのだが・・・昼食でユックリしすぎて、出発時間を過ぎてしまったらしい。(-_-;)
 と思ったら、普通の遊覧船のプラス100円で「貸切」という船があるらしく、これで海上クルーズ(!?)する事になった。
 小さな船なので、かなり波で揺れる。風向きによっては、ディーゼルエンジンの排ガスが臭いなど不便なところもあるけれど、貸切ってのはなかなかイイっす。

 40分程でクルーズから帰ってきて、あとはお土産買って買えるだけ。宮城なのでやはり「牛タン」系の物を数点と「笹かま」系の物を数点かって、帰路につく。

 さて、時間は既に、4時を回っている・・・まずいのだ。この調子だと、首都高速に乗る頃には完全に日が暮れてるな・・・大丈夫だろうか・・・まっ、なんとかなるか。(^_^;)

 もう寄る所は無いので、高速使ってひたすら走る。
 いままで、曇り空ながら、なんとか雨が降らなかったので助かっていたのだけれど、仙台に近づくにつれ、かなり雲行きが怪しくなってきた・・・が、幸いにも雨粒は落ちてこなかった。(ホッ)

 エアコンをかけられない私の車は、相変わらず窓を開けて走っているので、風きり音がかなりうるさいのだけれど、そんな事はお構いなしに、仲間の車が飛ばしている。(^_^;)
#スピードメーターも具合悪いので、正確な速度は不明だけど、5速で3000rpmは常時越えていたよーな・・・
#さすがに、この速度だと、耐えられない程ウルサイっす。
#でも、こんな爆音の中でも、助手席の友人Gzはグースカ寝てるんだよな。よく寝れるな。

 私以外は、郡山JCから磐越道経由で名古屋方面に帰る。私は、このまま東北道を南下して首都高速経由で帰る。なので、郡山JCの手前のSAで休憩&給油。既に時間は5時半。私は早々に出発した。
#日のある内に、少しでも東京に近づきたいから。(^_^;)

 ここからは、一人なので、気楽に走れる。んが、すぐに、「浦和料金所渋滞」の文字が飛び込んできた。

 「う〜ん、マズイ」

 おのずと、アクセルを踏む足に力が入る。タコメータは常時5000rpm弱ぐらいだろうか・・・かなり風きり音が酷かったが段々慣れてきた。(^_^;)
 でも、こんな速度で走れたのも宇都宮ぐらいまで、だんだん混んできて、周りと同じ速度で走らざるをえなくなってきた。と同時に、だんだん日も陰ってきた。ちょろちょろと周りの車がスモールランプを付け出したが、私はギリギリまで点けないつもり。(^_^;)

 暫くたって、さすがに周囲の車の車影が見難くなってきて危ないのでスモールを点ける。
#でもヘッドライトは点けない

 幸いにも、電圧は大丈夫そうだ。問題は、料金所での渋滞だなぁ。

 「浦和料金所 渋滞7Km 30分」

 の表示どおり、料金所で渋滞していた。停まると水温が上がるので電動ファンが回るし、追突されたらヤなのでスモールは消すわけにいかないし、電圧は12v台まで下がった・・・

 「渋滞は30分だ。がんばってくれい」

 と車に言い聞かせ、なんとか料金所を通過。さーて、あとは首都高速がどれだけ混んでるかだな・・・

 首都高速入ってすぐの電光掲示では、湾岸を通れば、葛西のあたりでビミョ−に渋滞しているだけで、あとは比較的空いている表示がなされていたので、迷わず湾岸経由で帰る事を決断。

 にしても、首都高速に入ったとたん、高い位置で吹きさらしになるせいか、風の強さがかなり気になるようになってきた。また台風が近づいているらしい。
#今年は早い時期から多いですねぇ。
 時々横からぶつかってくる突風が、顔に当たって痛い。(-_-;)

 横風で邪魔される進路を微修正しながらひたすら家を目指す。電光掲示どおり、葛西あたりでほんのちょっと渋滞しただけで、あとは渋滞もなく、午後9時、無事家に帰り着くことができた。

 んが、うぅ、疲れた・・・それに、オルタネータ、さっさとなんとかしないとね・・・