2002/03/31

 う〜ん、暖かい。今日はオイル交換だな。
 というか、ホントは昨日やるつもりだったのだけれど、やろうとしたら突然雨が降ってきて、できなくなってしまったのだ。(-_-;)

 でも、その前に、やっておきたい事がある。
 ジャンク箱から、もう使えない程小容量な500MBのHDDを取り出し、おもむろに分解する。

 んで、ヘッドの可動部から取り出したのがコレ。

 磁石です。(橙色のやつ)
 ほとんどのHDDにはヘッドの可動部に、このような磁石がついている。しかもかなり強力なヤツ。
#でもちょっと、期待はずれ・・・以前分解した時は、もうちょっと大きめのモット強力なヤツがついてたんだけどなぁ・・・

 どれくらい強力かというと、一つを床において、もう一つを手に握り締め、5cmぐらい離した所で、「う゛ぅ〜ん」と手に力を入れる(ふりして、ちょっとずつ近づける)。すると床に置いた磁石が動く。

 「ハンドパワーです。(^_^;)」

 なんて事ができるぐらい強力。
 調子にのって、遊んでたら、一つ割れてしまった。(-_-;)
 取り外した強力磁石は後から使います。

 ちゅーわけで、オイル交換の為に必要な物を持って駐車場へ。

 そーいえば、私、自分でエンジンオイルの交換するのって生まれて始めてかも。(^_^;)

 まずは、オイルを抜きやすくするため、近所を一回りしてオイルの温度を上げる。
 戻ってきてから、速やかにカークランプで後輪を上げて、ジャッキを前輪を上げウマをかける。

 んで、オイルパンのドレンボルトを外すのだけれど。コイツを外すには17mmの六角レンチが必要だ。

 ・・・・・・・

 実は、何ミリの六角だか調べてなくて、昨日、222Eの玉川さんに電話して聞いたら17mmとの事だったので、すぐホームセンターに行った。
 17mmの巨大六角レンチを買っても良かったのだけれど、あいにく近所のホームセンターには12mmまでしか売ってない。
#あいかわらず品揃えが悪い。(-_-;)
 というわけで、222Eの滝沢さん直伝の方法で行く。

 ロングナットを使う方法だ。

 売り場並んでいるナットにはネジ径が書いてあるだけで、肝心の六角部分の幅は書いてない。なので、適当に「らしい」大きさのを持って、定規コーナーへ行って測ると、M10のナットが17mm幅だった。
 コレを一つ購入(120円)
 また、車用品コーナーに行って「オイルぱっくん」も購入。(380円)

 ・・・・・・・

 んで、昨日買ったロングナットを使ってドレンボルトを外す。
 外す際は、下に「ぱっくん」を置いた状態でユックリ慎重回しつつ、ドレンボルトが外れる瞬間は一気に取り外す。

 でも、ちょっと手にかかった・・・熱い。(^_^;)
#火傷するほどではなかったけど。

 真っ黒に汚れたオイルが抜けてる間に、5月の車検に向けて、下廻りのチェックをする。

 まず、気になってるのが、コレだ。

 パワステラックにフルードが雫になってる。(-_-;)
 これは、先日ガレージVisionでMTドレンの切りなおしに行った時に気がついたのだけれど、その2週間前に車の下に潜った時は雫は無かったはずなのだ・・・

 周辺のオイルのにじみ具合をみると、どうも、上の方から垂れてきたというより、ブーツからにじみ出てきた・・・というように見える。
 ブーツから・・・という事は、ラックのシールって事で、ラックのシールは交換がきかない・・・つまりラックの交換を意味する。
ラックはアッセンブリで20万程らしい・・・(T_T)
 んが、汚れが激しいので、他部分からの漏れって事もあるので、マズはキレイにして様子を見る。

 次にMT・・・先日Visionでリコイルしてもらった部分は、全く漏れてない、滲んでもいない。完璧です。

 そして後ろにまわって、デフ廻りを見る。

 デフ本体とフロントケースの間からデフオイルが滲んで雫になっている。

 「待てよ?」

 先日、MTドレンのリコイルでVisionに行った時に、すずき@430さんの手伝いで解体車からデフを外した時の記憶が蘇る。
 確か、デフ本体とフロントケースを外しても、オイルは出てこなかったハズ・・・

 「ちゅー事は、ココもデフ本体側のシール不良か・・・(-_-;)」

 マイッタわねぇ。
 デフフロントケースのベアリングを交換する時にでも一緒に考える事にしよう。
 とりあえず、この場は、お掃除して現実逃避。(^_^;)

 他は、大丈夫そうかな、ブーツとかも破れてないし、排気管に黒ズミは見当たらないので排気漏れもなさそうだ。

 などとやってる間に、オイルがかなり抜け切ったようなので、新しいパッキンをつけてドレンボルトを締める。
 私の手元にあるのは紙製のパッキンなのだけれど、コレ、良く見ると「裏表」がありますね。ボコボコの面とツルツルの面とあるのでどっちを上にしようか迷ったのだけれど、

 「どっちにしても同じか・・・」

 というわけで、一応オイルパンに接する面をツルツル側にして締め付けた。

 次に、オイルフィルタの交換。今までオイル交換を一度もやったことないにもかかわらず、フィルタレンチだけは持ってた。(^_^;)
 チョット緩めてから、「ぱっくん」をフィルタの位置まで移動して、なるべくオイルがベルトにかからないように、慎重に外した。

 代りに新しいオイルフィルタ(純正ではなく、先日Visionで購入したOC102)を取り付ける。
 そして、今日HDDから取り外した、強力磁石も忘れずに貼り付ける。(^_^;)
 これは、フィルタにつける事で、オイルに混ざって循環している細かい鉄粉をフィルタに集める事ができるかぁ、という淡い期待から試してみる。
#って言っても、効果は絶対わからないし、気持ちの問題ですよね。
#どーせ、タダだし。(^_^;)

 取り付けた後は、パーツクリーナでキレイにして、オイルを入れる。

 5Lぐらい入るポリジョッキは持っているのだけれど、オイルに使うと、オイル専用になってしまうので、「じょうご」を使う事にした。
 エンジン左バンクのオイル注入口に「じょうご」をあてて、片手でMOTUL300VLeMansの2L缶を持ってトクトクと注入する。
 5Lちょっとで、ゲージがちょうどイイぐらいになった事を確認して注入をやめる。

 さぁて、エンジンかけてみますかね。

 ウマで上がった状態のまま運転席に乗り込んで、エンジンをかける。

 「ん?」

 なんかタペットノイズが気持ちウルサクなったよーな・・・でもまぁ、オイルが前のより軟らかくなったんだから仕方ないかの。
 ドレンボルトや、オイルフィルタからオイルが漏れてない事を確認して、エンジンを止める。

 「さて、試運転試運転。楽しみだなぁ。」

 ウマから下ろして、片付けして、手洗ってから試運転に出る。
 ある程度回してみたりして走った感じでは、

 「昨日までと比べて、あまり変わらないよーな・・・」

 というのが正直なところ。
 前回のオイル交換から、時間は結構経っててもあまり距離は走ってないのと、今までのMOTUL4100Powerは効果が長持ちするって事ですかね。入手した値段は4100Powerより、今回の300Vの方が安いのだけれど、本来は300Vの方が倍ぐらい高いので、やっぱ300Vは行き過ぎって事ですかね。
#でも4100Powerは安く売ってないんだよねぇ・・・