2001/04/06

 いやぁ、暑いっすねぇ。こんな日はスーツなんか着て出張なんかに出るもんじゃないッス。
 でも今日は、出張後直帰という事になったので、渋谷でお買い物、るるるん。

 また例によって、渋谷センター街で人ゴミをかき分けて進む。目的地はもちろん東急ハンズ。

 先日、極楽とんぼさんとこのメーリングリストで、「レジン」の事が話題になった。話の発端は「エンブレムを作りたいぃぃぃ」だったのだけれど、私的に「ピン」と来たのは「メーターの針に使えるか?」という事。

 私のも含めて、222系のメーターの針は必ずと言ってイイほど反っている。ストッパーに引っかからなくなる程反ってるのも珍しくない。
 で、前のマセの時は、ドライヤを使って反りを直したのだけれど、やはり一度反った状態になった物は、またすぐに反ってきてしまう。
#でも日に当てなければ結構もつッス。(^_^;)

 なので、「作り直し」を常々考えていて、ホームセンターとか行く度にメーターの材料として使えるものは無いか?と物色していた。
 で、今回のレジンの話題・・・こりゃイケるかも・・・

 ココで、「レジン」と言っているのは、成型加工(型にハメて作る)の事です。
#よくレジンキットとかと言われるような、マニアな香りのするアレの事。(^_^;)
#でも、エポキシでやるのは「レジン」って言わないらしいッス。

 というわけで、昨日まで情報収集に専念。
 型は、どうやら、初心者向きには、「シロプレン RTV-2k 1406」が定番らしい。粘度が低く扱いやすいらしい。
 で、実際型に注入する注型剤の方は、イロイロ種類があるみたいで、HPによって結構違う物をつかってたりする・・・う〜む困った。
 とりあえず、情報を集めていくと、「CraftResin HobbyCast白」というのが扱いやすいらしいのだけれど、強度があまり無いらしく、細いものを作るとポキポキと折れてしまうらしい。つくろうとしているのはメーターの針なので、これでは困る。
 で、結局何にしたかというと、東急ハンズでもかなり目立つ位置に置いていて、とってもオススメと言っているかのように見えたので、ブレニー技研というところから出ている「GM-9002」というやつにした。
#もちろん事前調査はしたんですけどね。(^_^;)

 他、橙色にする為の着色剤やら、型を取る粘土やら、ビニール手袋やら、マスクやら、洗浄用のアセトンやら、型取り時に必要になるバリアコートやら、型を挟む為のアクリル板やら・・・しめて1万近くの出費。
#こんなに投資してイーんか?(^_^;)
#まっ、何事も勉強ッス。にしても重いッス。
 他必要となる、使い捨てのカミコップ、攪拌用のナイフやら、絵筆等は、近所の100円ショップで購入。

 今晩はカミさんの帰りが遅いので、家に帰ってから早速作業に入る。
#成型加工は時間がかかるのだ・・・

 まず、元型になるメーター針だけれど、これは、前乗っていた222SEで交換した物が取ってあるので、それを使用する・・・が、反ってます。(^_^;)
 このまま、コレを複製しても、反った針が量産されるだけなので、反りを伸ばす作業からはじめる。以前やったようにドライヤーを使って暖めつつ、反りを伸ばしていく。

 元の反り状態が酷くなければ、コレだけでも結構もつのだけれど、結局また時間が経つと反ってきてしまう。
 とりあえず、型を作る間、伸びててくれればイイので、十分時間はあると見た。

 さて、準備が整いました、いよいよ型作りに入ります。

 適当な厚紙を用意して、箱状にします。で、箱の底に型取り用の粘土を敷く。その上に元の針を半分埋め込む。

 で、ダボ穴を廻りに開けたら、型となるシロプレンの準備。
 ハカリの上に使い捨てカミコップを置き、重さを量りながらシロプレンを入れる。で、100:1の割合になるように硬化剤を注入、そして、100円ショップの食事用ナイフで「よーく」かき混ぜる。
 シロプレンの硬化は何時間もかかるので、ゆっくりと丹念に攪拌する。そして、粘土の上に流し込む。

 ここまでやったら、あとはもう暫くやる事ないッス。固まるまで放置ッスね。