2000/10/12
今日は、MCJの月例ミーティングの日なので、仕事は早めに切り上げ帰宅した。
食事を済まし、9時前に家を出発。
心なしか、エンジンのかかりが悪い・・・悪いと言っても、セルが5、6回ぐらいまわる程度なのだけれど、やはり2、3回でかかって欲しい。
#些細な事ではあるんだけど・・・エンジンのかかり具合とかアイドリングの安定度って、健康のバロメータだと思っているので。
確かに日曜日から乗ってないので、4日間エンジンをかけてないのだからエンジンのかかりが悪くなるのもうなずけるのだけれど、初爆もないのは納得いかない・・・セルを回している間、タコメータは「ピクピク」と動いているので、火花は飛んでいるらしい。
やはり基本は、「よい圧縮」「よい火花」「よい混合気」。圧縮が悪くなってるとすると、コワい考えになってしうまうので、考えない事にする。(^_^;)
#圧縮が悪くなったら、通常走行にもなんかしら異常があるでしょ・・・
「よい」かどうかは別として、火花は出ている。プラグも換えたばっかりなので、そんな悪い火花が飛んでるとも思えない。
#ホントか?(^_^;)
となると残りは「混合気」、セルが数回まわってエンジンがかかった後は、非常に排ガスが燃料臭い。だから燃料も十分に出ているのだろう。それに、この前燃料ホースと燃圧レギュレータを交換したばっかだし。
原因として推測できるのは、吸気量不足・・・?
「吸気バイパスが詰まってるのかなぁ。」
などと考えているウチに、上用賀のデニーズに到着。
話の中心は、10月末にツインリンク茂木で行われる「ネコ・ヒストリックカーフェスティバル」だったので、出場しない私としては、話についていけない所もあったけれど、マセラティ仲間と楽しい一時を過ごした。
話しているときに、自分の車で気になっていた事を問い掛けてみた。
「例えば1速から2速に繋ぐとき、5000rpmとかの高回転で繋ぐと、「ガリッ」ってヤな感触がしません?」
私は、普段あまり飛ばさない人なので、高回転で繋ぐことなどあまりないのだけれど、いつもシフトを繋ぐときは、クラッチ踏んで、一度ニュートラルに戻し、一呼吸置いて、シフトノブに軽く力を入れる程度の状態をキープしつつ、その間に下がった回転数を上げる為に軽くアクセルをあおって、自然にシフトが入るのを待つようにしている。
ノンビリやってるというのもあるけれど、2秒以上はクラッチを踏んでる感じ。
これが普段の私なのだけれど、タマには回したい時もあるのだ。(^_^;)
そんな時、例えば、発進とかで、1速5000rpmぐらいまで回して、2速に繋げる。その時、上記操作のように自然に力なくともシフトノブが入るような操作をしていると・・・手に「ガリッ」というヤな感触が伝わってくる。
#音はしない。
コレを問い掛けてみたのだけれど・・・「私もなります」が1名、「そんなことないッス」が1名・・・う〜む。私の車のシンクロがイカれてるのか?(^_^;)
で結局、帰る前に「そんなことないッス」の赤カリフにお乗りの山崎さんの車に乗せてもらったら?
という話になった。
で、帰り際。
お話を聞いていると、山崎さんは私と違ってドライビングのスーパーテクをお持ちのようなので、「どうせなら」と、私の車に乗ってもらって、試してもらう事に。(^_^;)
さて、私は助手席に乗り、山崎さんの運転で上用賀デニーズを出発。
あっさりスカスカとシフトチェンジしてる山崎さん。(^_^;)
「ゼンゼン、大丈夫ッスね」
高回転でもスムースに入っている・・・様に見える。
#見るだけでは、手の感触までは判らないから・・・(^_^;)
根本的に、私とはチェンジの速さが違うのだ・・・まるで国産車のように、「スカッ」と入れてる感じ。
「シフトするときに、力を入れてますか?」
の問いに、「入れてませんよ。でも入れてると言えば入れてるんでしょうね」と・・・
#確かに・・・力の入れぐらいは、人には伝わらないですものねぇ・・・(^_^;)
にしても、ガンガン走る山崎さん、最後に環八に入る交差点では、ナナメ向いてました。(^_^;)
「いやぁ、このタイヤ面白いッスねぇ(グリップなしなし(^_^;))」
と
「ちょっとブレーキがプアですね。フルード交換した方がイイっすよ」
のご指摘を頂きました。m(_"_)m
タイヤは・・・山は沢山残ってるので、普段飛ばさない私には丁度良いでしょう。(^_^;)
ブレーキフルードは・・・近いウチに交換しようと思います。
デニーズからの帰り道、自分でも素早いシフトチェンジを試してみた。
確かに、ノブを素早く動かすと、「スカッ」と入る・・・けど、低回転の時だと、ノンビリと今までどおり、シンクロの合うままに力を入れないシフトチェンジに比べると、やはりちょっと手には「ガリッ」という感触が伝わる。
でも、これが高回転だと、ノンビリシフトしているときに比べれば、素早い方が明らかに「ガリッ」と感は少ない。
私的結論、低回転の時は、今までどおりノンビリシフト、高回転の時はスバヤイシフトだ。(^_^;)
いやぁ、にしてもなんか、山崎さんに運転してもらってる時、私のマセが生き生きしてた感じがしました。
私は、飛ばさない人なので、ユックリ走行が殆ど、カーブはあの事故以来恐怖症なので、飛ばしても直線のみ。
でもやっぱ、車の運転の楽しさはコーナーっすよねぇ。
学生の頃は、その頃乗っていたAL21カローラIIやアルトワークスで毎週の様に峠に走りに行って、サーキットも何度か走ったりしたし、ガンガンとコーナを攻めるのが楽しかった。事故る事なんて気にしてなかったし(実際何度か事故ったし)・・・言うなれば、青かったんですな・・・
でも、今は違う・・・公道なんかで飛ばして対人事故でも起こしたら、相手の状態次第で人生が終わる可能性が十分にある事も判っているし、何より自分のマセラティを壊したくない。
#失う物が大きすぎるんスよ。
サーキットも同じ事、安全に走れるとは判っていても、サーキット走行は車にとって過酷・・・エンジンは回しっぱなし、ボディが歪みまくり、MTは通常の何倍も酷使される・・・実際私が以前峠やサーキットを走っていた時に乗っていた「アルトワークス」は、3速がイカれて入らなくなった・・・
#ギヤ比が低いので、エンブレに3速を常用してた。
サーキットを走ってコーナーを攻めれば、とても楽しい事はわかっているけれど、今、自分の車ではとても走る気にはなれないのであった・・・
そういう意味では、私のところに来たマセラティは存分に走らせてもらえないから不幸かも。