2000/07/01
先週末は土日とも雨で何も出来なかった。今週末は晴れるというので期待したが・・・
「うぅ・・・あづい、暑゛すぎる」
気温は30度程らしい・・・(-_-;)
午後1番で週末恒例の買物に行ったら、もう汗が吹き出て止まらない。(-_-;)
#車の中はエアコンが効かないのでなおさら。(^_^;)
家に帰って、扇風機の前でアイスコーヒーをガブ飲みして、やっと落ち着いた。
もう二度と外に出たくないとも思ったけれど、先週も車イジってないし、折角雨も降ってないのだから、がんばってイジろうと決意。(^_^;)
さて、今日はエアコンのガス漏れ対策を行う。
手元にあるのは、
・R12サービス缶(250g)2本
・サービス缶バルブ
・チャージホース
・ガス漏れ検知スプレー
・ポケットトーチ
・銀ロウ
・銀ロウフラックス
さて、R12サービス缶にサービス缶バルブを取り付け、チャージホースで車に繋げば、ガスを補充する事はできる。
一応今の状態でもコンプレッサは回っているので、少量のガスは残っているようだけれど、ゼンゼン冷えないぐらい減っているので、ガスを補充しなければガス漏れ検知スプレーを使ってもガス漏れを検知できないと思う。
でも、サービス缶は2缶しかないので、なるべく「少量」で検知したい。
となると、サービス缶バルブで、缶に穴をあけて、ガスを少量注入したら、途中で止めたいのだけれど、今持っている手持ちの物では、途中で止める事が出来ない。
#漏っているサービス缶バルブには「止める」機能は無い。
では、サービス缶バルブとチャージホースの間に、ガスを止める為のバルブをつければイイと思い、平日のうちに、通販の「大惣エスコ」でゲージホース用ボールバルブを1300円程で購入。
#この「大惣エスコ」、品揃えもマニアックで、レスポンスも良く、なかなかイイっす。
何も考えずに買ったのだけれど、さすがゲージホース用なだけあって、良くカタログ見直したらメスネジの部分は1/8"NPTと書いてあった。サービス缶バルブもチャージホースも1/4"フレアであるので、これではハマらない。(-_-;)
#オスネジはちゃんと1/4"フレアだった。
では変換コネクタもと探してみると、メスが1/4"PT、オスが1/8"PTというのがあったので注文。
翌日には届いたので、ボールバルブにつけてみたが・・・・
「うぅ、なんでハマらんのん?」
[サービス缶バルブ]1/4"フレア−×−1/4"PT[変換コネクタ]1/8"PT−−−1/8"NPT[ボールバルブ]1/4"フレア−−−1/4"フレア[チャージホース]
という接続なのだけれど、「×」の部分がサイズが違う。(-_-;)
「1/4"フレア」というのと「1/4"PT」というのは別のサイズなわけ?判る方がいらっしゃいましたら教えてくださいませませ。m(_"_)m
にしても、ボールバルブが繋がらないので、しょうがないので缶を1本使うつもりで、漏れ止め作業に挑む。
藁帽子をかぶって、首にタオル巻いて、駐車場に向かう。
「あづぅ〜ぃ(-_-;)」
まだなんにもしてないのに、汗がダラダラ出てくる。
さて、ガスが漏れている部分は、コンプレッサオイルが付着して汚くなっているのでスグわかる。
私の車だと、コンデンサの左端と、リキッドタンクの配管ナット部。
これを、パーツクリーナで洗い落とす。
リキッドタンクの配管ナットを増し締めするには、バッテリが邪魔なので、バッテリを外して、ナットは増し締めしておいた。
さて、サービス缶バルブにR12缶を取り付け、サービス缶バルブにチャージホースをつける、そしてチャージホースをエンジンルーム左奥にある、エアコンサービスバルブに接続する。
#まだ、缶は開けない
次にブースターケーブルでバッテリを繋いで、エンジン始動&エアコンオン。
そして、サービス缶バルブのネジを締めて、缶を開ける。と・・・
缶が冷えだし、リキッドタンク上部のサイトグラスからは白い泡が見え始めた。
#にしても、ものすごく缶が冷たくなるのね・・・(^_^;)
さて、この状態のままで、ガス漏れ検知スプレーを使う。
まずはリキッドタンクの配管ナット部分に「ブシュー」
「むぅ・・・泡が出ないところを見ると、漏れは無いみたいだ・・・」
#増し締めしたからかな?
では、コンデンサの左端に「ブシュー」
「あゃゃ?泡が出ないなぁ・・・おかしいなぁ・・・漏れてないのか?」
リキッドタンクの漏れ部分は増し締めしたから漏れが止まった可能性はあるけれど、コンデンサはなんもしてない・・・
「もしかして、ガス漏れ検知スプレー使うのに、まだガス圧が足らないとか・・・」
この作業中もどんどんガスは入っていってる。しばらく経って、缶が冷たくなくなった・・・という事は1缶全部入ったってことね。
さて、再度、ガス漏れ検知スプレーにチャレンジ。が・・・泡は立たなかった。
「しゃーない、最後の1本だけど、入れるか」
と、もう一本、R12の缶を取り出し、サービス缶バルブにセットしようとするが・・・
「はて?まてよ・・・」
ここで、空のサービス缶バルブを外すと・・・折角入ったガスが外したところから抜けてくる、かといって、車側のサービスバルブのところは外すとホースに溜まったガスが結構な勢いで噴出してくるはずだから外したくない・・・
「早業しかありませんな・・・(^_^;)」
新しい缶を手の届きやすい位置に置いておいて、空の缶を外したら、すかさず新缶をセットする。
で、実際やってみると、あまり漏れずに交換できた。(^ー^)
で、2缶目を充填。
しばらくして、缶が冷えなくなったところで、ガス漏れ検知スプレーの再々チャレンジ。
「やっぱダメ、泡たたない」
泡が立たないほど、漏れてないのか・・・それとも、漏れは止まっていて、ホントは別のところがもれているのか?う〜ん・・・
#前回Lussoで修理してから1ヶ月も持たなかったんだから、もっと大量に漏れてるハズなんだけどなぁ・・・
GWにLussoで、室内のエバポレータに繋がる、高圧ホースと低圧ホースは交換したから、Lussoの作業を信じるならば室内系は大丈夫のはず。
#エバポ自体の漏れって言う、金額的に怖い考えな可能性はあるけど。(^_^;)
となると、漏れの可能性があるのは、
1)コンデンサからリキッドタンクのパイプ
2)コンプレッサからエバポレータのパイプ
3)低圧ホースジョイントからコンプレッサまでのパイプ
このうち、(1)はリキッドタンク側で漏れている痕跡(コンプレッサオイル汚れ)を発見したので増し締めした結果、スプレーで検知できなかった。
なので、(2)と(3)のラインを追ってみる。
(2)は、どこにもオイルが付着した形跡がないので大丈夫そうだ。
(3)は低圧なだけあってゴムホースなのだけれど・・・
「ありゃ?このホースを固定してるホースバンドって、なんか最近締めた覚えがあるなぁ・・・」
先日の車検で、下廻りのチェックをしている時に、オイルが滲んでるところは、パーツクリーナで洗浄して、増し締めしたのだけれど、このコンプレッサの低圧側に繋がってるホースの繋ぎ目からもオイル滲んでいたので、キレイにしたあとホースバンドを増し締めしておいたのであった。
その時は、ホースの行方を追わなかったので、単なるオイルラインだと思っていたのだけれど、よくよく見たら、低圧ラインではありませんか・・・(^_^;)
「もしかして、ココが一番漏れてた?」
考えてみても、もう増し締めしたあとなのでチェックしようがない。
というわけで、可能性のあるところを全部調べた結果・・・
前回、Lussoで修理してもらった後に、ガスが漏れて、結構スグなくなってしまったのは・・・
1)コンデンサの微量な漏れ
2)リキッドタンクの配管ナット
3)コンプレッサ低圧側のホース繋ぎ目
ということで、(1)以外は対策済みってことですかぁ?
#かなり、都合のよい考え方ですね。(爆)
他に、漏れが無い事を祈りましょう。とりあえず、ガスを2缶(500g)入れたことで、クーラーの風は多少なりとも涼しくなったし・・・とりあえず様子をみるとしましょ。
さて、とりあえずエアコン関係はこれで打ち止めなのだけれど、なんとなく時間もあるし、
「もうちょっと、なんかしたいな」
と、まだこの車では一度も開けたことがないデスビのチェックをする事にした。
プラグコードを8本外し、ネジを2本外して、デスビキャップを外す。
中は以外にも汚れておらず、端子に火花の跡が多少ある程度。
「これなら大丈夫かな?」
とも思ったけれど、せっかく開けたのだから、細めのマイナスドライバの先で、端子部分をキレイにする。
磨くときには、火花が飛びにくくならないように、角を丸めないよう気をつけて磨く。ローターの方も同様にマイナスドライバで、角を出すように磨く。
で、元に戻す。
一旦家に戻って、手を洗ってからその辺を一回り試運転に出る。
走り始めて、まず。
「あぁ、やっぱ涼しい風ってイイですなぁ。(^_^;)」
とともに、
「なんか、エンジン軽くなったような・・・」
エアコンをかけてるので、いつもより重く感じるはずなのに、なんか軽く感じる。
エアコンを切ってみると。
「おっおっおっ、やっぱ軽いって」
ちょっと気分良く回してみると、6000rpmまで「スカッ」と回る。これは良い。デスビの掃除はやっぱ有効なのね。
ところで、
「およっ?6000rpmまで回ってるって?」
このところ、回しても5000ぐらいまでしか回らなかったので、タコメーターが狂ってきてるかと思っていたのだけれど、ホントに回ってなかったのね・・・(^_^;)
いやぁ、にしても、めちゃめちゃ汗かいたけど、なかなか有意義な一日だった。