2000/05/07

 さて、今日こそは車検整備、さしあたって、スピードメータぴょんぴょん病対策とデフ廻りの洗浄がメイン。

 どうも、「ぴょんぴょん」の動きから見てスピードメータはミッションの側面に付いているピックアップセンサが臭いので、取り外して見ることにする。
 カークランプで車を持ち上げて、ミッションの右側に付いている「タコ壺」のような黒いゴムカバーを外すと、コネクタが2つ現れた。

 どうやら、センサはボルトに埋め込まれているタイプのようで、外すには結構大きめのレンチが必要に見える。

 このセンサ、いままで頂いたメール等の情報からすると、マセのパーツの中では比較的「ダメになりやすい」パーツと言われているのだけれど・・・

 「ダメになりやすいって事は、稼動部分があるって事か?」

 稼動部分があるなら、バラしてOHする事ができるかな?
 と期待して、センサの取り外しを決意。

 にしても、外すのに必要なレンチは結構大きめ。そんな大きなレンチは持っていない・・・
 試しにプライヤでつかんで回してみたけれど、ビクともしない。(-_-;)

 ソケットレンチならば結構大きいのを持っているので、差し込んでみると32mmだった。
 むぅ、だがしかし・・・32mmのソケットは結構分厚いので、柄をつけてしまうと隙間的に入らない・・・やはり普通のレンチしか入りそうもない・・・

 「しかたがない、買うか・・・」

 車はそのままにして、近所のDIY屋まで自転車を飛ばす。
 近所とはいっても、一番近いところで、自転車で20分ぐらい・・・
#やっぱ近いか。(^_^;)

 にしても、20分とはいえ、30過ぎた運動不足の体にはこたえるッス。
#到着したときには、もう汗だく状態。

 「ゼェゼェ」息を切らせながら、工具売り場でレンチを探す・・・が、

 32mmなんてでかいサイズは置いてない。(-_-;)
 仕方が無いので、さらに10分ほど先に、もうちょっと大きいDIY屋があるので、そこに向かう。

 ここは店の直前に結構キツい上り坂があるので、もー自転車じゃ大変。(T_T)

 で、目的の32mmのレンチは・・・やっぱ無い。
 27mmまでしか置いてない・・・
#くぅ〜、ストレートで買えば1200円なのにぃ〜〜〜〜、でも遠い。

 が、32mmまでOKのユニバーサルレンチなる物を発見。3980円と結構高いのだけれど・・・選択肢はコレしかなさそう。しかたないから、涙をのんで購入。

 で、30分かけて家まで帰る。帰りついたころにはもうTシャツは汗でベトベトだわ、頭から流れ出た汗が首筋通って気持ち悪いわ・・・もう大変っす。(^_^;)

 とりあえず、汗だけ拭いて駐車場へ。

 買ってきたレンチをセンサにかけて、回す。
 さすが、プライヤと違ってレンチは力が入る。あっさり緩みました。
 で、外れたセンサを見てみると・・・

「・・・・・(-_-;)」

 ダメじゃん!稼動部分なんてありゃしない。コレたんなる磁気センサだよね・・・
#未確認(^_^;)

 「こんなん壊れることあるの?」

 と思いつつ、どうしようもないので、とりあえずパーツクリーナでキレイにしてから元に戻した。
 あと、念のためコネクタの部分は磨いて接点復活剤をスプレー。

 私の車の「ピョンピョン病」の詳細な状態は、「段差を越える時のような振動があると一瞬針が落ちる」というもの。
 このセンサの構造からすると、センサ自体には全く稼動部分が無いので、振動で動作しなくなるとはちょっと考えにくい。となると疑わしいのは・・・

 「配線側か・・・」

 線の折れ曲がってる部分断線気味になっていて、振動のたびに配線が揺れて一瞬断線状態になる事はありうると思う。

 で、断線してるかどうかのチェックをする。

 配線図を見ると、スピードセンサとメータナセルは「直結」のようなので、ナセルを外して、スピードメータまで行っている部分を探してみると、一番左端についてるT型に平型端子が2極ついてるコネクタがスピードメータユニットに繋がっている事がわかった。おそらくこれが、ミッション側のセンサに繋がっているのだろう。

 確認するため、ナセルから、ミッションまで届く銅線を1本用意して、片側をナセルに刺さるコネクタの端子の1つに接続して、反対側はミッション側のセンサまで伸ばす。

 そして、テスタを持って、車の下に潜り、目の前にある、センサの端子にささるコネクタと今ナセルから引いてきた線にテスタをあててみると、テスターが「ピー」っと鳴った。
#今使ってるテスタは、導通があると「ピー」と鳴るやつ。

 もう一本に対しても導通をチェックしてみたが、こちらも同様に導通があったので、センサからナセルまで2本の線で直結されてる事は間違いない。

 で、テスターを「ピー」と鳴らしたまま、振動があったときのように配線を揺らしてみる・・・が、まったく導通が途切れない。つまり断線は無い・・・と。
#う〜ん、喜んでいいのか悲しんでいいのか・・・(^_^;)

 なので、配線は「問題なし」って事でセンサのコネクタを挿して、ゴムカバーも元に戻す。

 あと考えられるのはコネクタ部分の接触不良だが、もはや磨いて接点復活剤をスプレーした後なので、検証はできない。(-_-;)

 さて、とりあえず、スピードメータに関しては、直ってるかどうかは別として、全力を尽くしたので、今度は、リアを上げて、デフ廻りの掃除&チェック。

 カークランプから車を一旦下ろすので、そのついでに、ちょっと一回り走ってみる。さて、「ピョンピョン病」は直っているのか?

 なるべく段差を越えたときのショックが大きくなるように、ちょっと道の悪いところを選んで走行してみるが、全く「ピョンピョン」する事は無くなった。\(^O^)/
#ヌカ喜びでない事を祈る。(^_^;)

 ルンルンで駐車場に戻ってきて、リアを上げる。

 覗き込んでみると、デフやドライブシャフトのあたりはオイルの堆積がすごい。ミッションも結構すごくて大変だったけれど、こちらも負けないぐらいオイルの層が厚い。(-_-;)

 さしあたって、ベチャベチャにオイルで湿っているわけでもないので、大丈夫なのだけれど、こんな堆積しているのを見てしまっては、掃除しないわけには行くまい。(^_^;)

 ミッションの掃除をしたときに、はじめからパーツクリーナを使うのでは高くつくのが判ったので、まずはマジックリンをかけて、タワシでゴシゴシ。
 あお向けになってゴシゴシやっていると、真っ黒な汚れが腕を伝って、肩あたりまで垂れてきた。(-_-;)

 でも、まだゼンゼンキレイになっていない。ガンコな汚れだ。
 マジックリンだけでは、なかなか剥がれないので、時たまパーツクリーナを吹き付けてやる。

 途中で、マジックリンがなくなってしまったので、仕方なくパーツクリーナをスプレーしつつタワシでゴシゴシ。
#にしても、腕が疲れる。(-_-;)

 3時間ぐらいかけて、やっとデフまわりがキレイになった。パーツクリーナは2缶も消費してしまった。

 疲れきりました・・・あとは来週にします。

#って、5/15(月)に車検に行く予定なので、来週しか整備できない・・・大丈夫か!?(^_^;)