1997/06/14
先週のオイル交換で、燃料ポンプの位置は分かったが、やはりリフトが無ければどうにもならない・・・(^_^;)
「ガクっ」症状の改善はまだできそうもない。
もう一つの症状「アイドル回転が低い」から攻めてみる。
なぜ調整ネジを全開にしてもアイドル回転が低いのか、シロート考えながら、もう一度良く考えてみる。
燃焼の基本は、吸気、火花、燃料となるけれど、低いとはいえエンジンは動いてるんだから、火花と燃料は大丈夫なはず。となると、残りは吸気。
アイドリング時はスロットルバルブは完全に閉じているので、アイドリングするために必要な空気は、スロットルバルブをバイパスした通路から供給される。
バイパスは2本あり、一本はこの前もバラして詰まりを確認した、ネジで吸気量を調整するバイパス。もう一本は暖気時等に電気的に吸気量が調整されるバイパス。
2本のバイパスを通る吸気量の合計でアイドル回転数が決まるはずなので、私の車の場合、前者は全開になっているから、後者のバイパスから供給される吸気量が不足しているのか?
が、しかし、後者の吸気調整バルブは暖気時には動作しているので、暖気後も正常に動いていると思うのが普通ではないだろうか?
この調整バルブにつながってるコネクタを、暖気後に外しても、アイドリングは変わらないので、暖気後は閉じきっていると思われる。
となると、私の車のアイドル回転が低いのは、前者のバイパスからの吸気量が少ないことが推測できるのだが・・・ホントかぁ?(^_^;)
#この前見たときは詰まってなかったように見えたんだけどなぁ・・・少なくとも入口と出口付近は・・・
ちょうど、このときのオーツメカニックでケミカル用品の特集をやってて、スラッジ落しに効くケミカルとして「日産純正エンジンコンディショナー」がいいらしいと書いてあった。
家の近くには日産のサービスセンタがあったので、先週のうちに2本程注文しておいた。オートメカニックには1本1200円と書いてあったが、1500円だった。(^_^;)
「日産純正エンジンコンディショナー」の威力を試すために、もう一度スロットルバルブを取り外す。そして、吸気量調整ネジを外して、バイパスの穴に「ぶしゅぅー」っとスプレーしてみると・・・汚れが出るわ出るわ。
10分ほどほかっておいたらピカピカになった。(^_^;)
スプレーの残りは、サージタンクのスロットルバルブを外したアナから全部突っ込んで、クランキングしてやった。
クランキングは、プラグコードとインジェクターのコネクタを外してセルを回した。(こんなことしてイイんかな?(^_^;))
さて、そのまま1時間ほどほかっておいてから、スロットルバルブ等を元にもどし、いよいよエンジンをかける。(ワクワク、ドキドキ、この感覚がたまらん(^_^;))
セルを回すと、いつもより時間がかかったが無事エンジンはかかった。と同時にマフラーから大量の白煙が出た。一瞬「ドキっ」としたが、しばらくすると消えたのでスプレーしたものの燃えカスだったのだろう。
エンジンはかかったが、アイドリングが1000〜2000rpmぐらいの間でハンチングしている。が、それは、アイドル調整ネジが開きすぎの時の症状だった。ネジを閉じてやったらおさまった。
つまり、アイドル調整ができるようになったというわけだ。\(^o^)/
やっと問題が一つ解決した。
これで、とりあえず安心してエアコンがかけれる。(^_^;)