1997/05/25

 この日は朝から晴れ、やっと修理の為にまとまった時間がとれる。ただ暑そうだ・・・(^_^;)
 まずは、昨日外したリレーを元に戻して調子を見てみる・・・あまり期待してはいなかったけれど、やはり何も変わっていない、あいかわらずアイドリングは低いし、「ガクっ」も発生する。エアコンかければもちろんエンストする。(T_T)

 今までの経験からして、原因がわからないまま直ったという事はまずない。昨日わかったのはヘッドランプのロービームのヒューズの接触不良だけだから、その経験則からすると、直っているのはヘッドランプだけである。(^_^;)

 冷静に状況を判断してみると、まず、基本的にアイドル回転数が低い、さらにエアコンをかけると回転数が下がり止まる寸前の回転数になる。それとは別の現象として電動ファンの停止等でよく発生する一時的は急激なエンジン回転数の低下現象がある。いわゆる「ガクっ」となる。

 エアコンによる負荷と、「ガクっ」が重なったときにエンストするようである。このことから、極端なことを言うと、「アイドル回転が低い」か「ガクっ」となるのどちらかでも克服することができたならば、最低でもエアコンはかけれるという事になる。(^_^;)
#でも、もちろん両方とも直したい。

 まず、どうも接触不良くさい動作の「ガクっ」の方に重点を絞って点検してみる。
 「ガクっ」と止まりそういなるんだから、燃料供給が急激に遮断されているのではないか?と考え、「ガクっ」っとなったときのインジェクタの動作音を6本とも確認した。結果どのインジェクタも定期的に「カチカチ」と音をたてていて正常のように思えた。

 ということは燃料ポンプかな?というわけで、ヒューズボックスのなかから、燃料ポンプのヒューズを取り外してエンジンをかけてみた。すると・・・なんとエンジンかかってしまうではないですか・・・なんで???
 何度車載マニュアルを確認してみても、左から2番目が燃料ポンプのヒューズになっている。もしかして、この燃料ポンプのヒューズへの配線は完全に断線してて、別のところからリークしている電流で動いているとしたら・・・さらにそのリークしている場所が接触不良気味だとすれば・・・まともに燃料供給される訳がない。
 だが、リークしている場所ところか、現状では燃料ポンプの位置すら分かっていない。(T_T)

 燃料タンクから燃料ホースをたどっていくと、車体の下に潜っていっているのであるが、その先に燃料ポンプがあるかどうかは分からない、もしかしたら、燃料タンクの中にあるかもしれないし・・・
 「ガクっ」の原因はもう、燃料供給系(燃料ポンプ)の接触不良(断線)と決めつけて、燃料ポンプの場所を調べることにした。とはいっても、ここではリフトであげれるわけでもないので、今日はなにもできない。(T_T)

 悔しいので、今度は、「アイドル回転が低い」原因について探ることにした。
 アイドル用の吸気バイパスがスラッジで詰まってないかどうかチェックするためにバラしてみる。

 エンジン下の方から延びてきている、吸気パイプを2本とも外し、吸気温センサーらしきパーツが点いている二股を外すと、スロットルバルブが目で確認できる。
 吸気バイパスは・・・汚れている・・・が、パっと見でそんなに強力に詰まっているようには見えない。
 ためしにスロットルバルブまで外して、バイパスの穴にエアーを突っ込んでみたが、汚れは飛び出てはこなかった。ホントに汚れてないか、もっと強力に詰まってるかのどちらかだろうが、奥が見えないので判断できないし、スラッジを落とす為のクリーナーも今は持ち合わせていない。(T_T)

 何もできないのは悔しいが、事前調査が足りないらしい。
#燃料ポンプの位置とかスラッジ落しとか。
 もとに戻して、この日はあきらめる。(T_T)