「エンジン回転が上がらない」
ある一定の回転数以上エンジン回転があがらないという話をよく聞きます。(^_^;)
私のも、購入後5000rpmまでしか回らなくて、解決するまでに1年近くも時間を費やしてしまった。
私の車のエンジン回転が上がらなかった直接の原因は、タコメータの指示が狂ってたのですが(^_^;)、もう一つの要因もあった。
それがデスビ。
デスビは、IGコイルで昇圧された電気を分配してかくプラグへ分配する役目がある。
デスビ内は、IGコイルからの接点が回転してデスビキャップ内に固定されているプラグ側の接点と接触させて、プラグに電気を流す仕組みになっているが、デスビ内のローターの回転は1回転で1サイクルとなるため、エンジン回転数の半分の回転数で回っていることになる。(かな?(^_^;))
デスビ内は結構高速で回転してるし、接点は磨耗するし、高圧がかかっていて火花は飛びやすいし・・・デスビ内は結構すぐ汚れる。(-_-;)
回転が高速になるにつれ、ロータ側の接点がデスビキャップ側の接点に接触している時間が短くなるため、デスビの接触が悪くなると、高回転では、プラグに火花を飛ばせるだけの充分な電気を流すことができなくなってしまう。
デスビはキャップもロータも消耗品なので、接点の磨耗が原因の場合は、もう交換するうしか無いけれど、汚れの場合は掃除すれば解決する。
#なんといっても、デスビキャップはディーラー価格で3万以上するので。(-_-;)
追記、その後、本などで知識を高めた結果、デスビロータとデスビキャップの接点とは、接触して電気を流すわけではなく、ロータとキャップ接点の狭い空間に高圧を流すことで火花を飛ばして通電させるらしい。
というわけで、火花は毎回飛んでいて、接点は痛みやすい。
デスビキャップを外すには、ささっているプラグコードを全て外さなければならないが、何も考えず外してしまうと、後から何処にどれを差したらよいかわからなくなってしまうので、外すまえにささっていた場所をメモでもして覚えておく。
ただ、デスビキャップの上にはプラグコードがささる場所に「123456AB」と番号がふってあるのでIGコイル以外は、メモる必要がないかも・・・
#シリンダ番号は、エンジンに向かって左側手前から奥に向かって「123」、
#右側奥から手前に向かって「456」、「AB」はIGコイルです。
プラグコードが外れたら、あとはデスビキャップはネジ2本で止っているだけなので、簡単に外れます。
中は汚れてますか?(^_^;)
私のは、最初外したときは、もうメチャメチャ汚れてました。(^_^;)
キャップの内側も、ロータも汚れを拭いて、接点に軽くペーパーをかけます。ただし、あまり削ってしまうと、磨耗と同じ事になってしまうので、あくまで「かるく」です。
そして接点復活剤を塗布して、元に戻して作業は終わりです。
回転は上がるようになりましたか?
追記、汚れを取れば火花が飛びやすくなるので、確かに良くなるのですが、前述の「追記」のとおり、接点どうしが接触して通電させるわけではなく、火花により通電させるので、「火花を飛びやすくさせる」事が重要。つまり、ただ磨くだけでなく、火花が飛びやすいように接点に「角」を出すように磨くのがポイント。