「アイドリング不安定」

 どの車もですが、年数が経ってくれば、なにかしらの原因で、アイドリングが不安定になってきますよね。(^_^;)

 それは、部品の消耗だったり、エンジン内の汚れだったり、パーツの破損だったり・・・と、いろいろな原因があるかと・・・

 状況により原因はさまざまで、全てを書くことはできませんし、そもそも全ての原因について私が理解しているわけでもないッス。(^_^;)

 なので、私が経験したパターンについて記述します。

[しゃっくりのようにエンジン回転が突然下がる]

 電動ファンが動き出したときや、急発進時等に、一瞬だけエンジンが止りそうになるときがありました。この原因究明には時間がかかりましたが、結局、バッテリ端子に直付けしてある端子類の接触不良でした。

 端子類が、一つのネジに重ねて固定してあり、その固定ボルトが緩んでいたため、電動ファンが動き出したとき、風で端子が動きその離れた瞬間だけエンジンが止るという現象が発生していたためでした。

 根本的には、ボルト止めなどせずにハンダでバッテリ端子に接続するのがイイのでしょうけど、結構面倒なので、端子を磨いて、ボルトをしっかりしめるだけでも直ります。(^_^;)
 ただし、この場合、また緩んでくるので、マメに緩んでないことを確認することが必要です。

[アイドリングが低い]

 アイドリングが低くはないですか?私の車はタコメータが狂っていたので(^_^;)、正確に何回転なのかはわからなかったのですが、ボンネットを開けてエンジンの音を聞くと、いまにも止りそうな音がしていました。(-_-;)

 アイドル調整ネジはイッパイまで開いてあってもうコレ以上はアイドリング回転数を上げることができない状態にもかかわらず、止りそうな回転数・・・(-_-;)

 原因は、アイドル調整ネジあたりの「汚れ」でした。

 どんな汚れ落としのケミカルをつかっても大体おんなじなんでしょうけど、私は、日産のパーツセンタ等で扱っている「日産純正エンジンコンディショナ」(1本1500円)で汚れを落としました。

 私はスロットルボディを取り外して念入りに汚れを落としましたが、メンドーな方は吸気ホースを外してエンジンかけながらスプレーするだけでも効果はあります。

 が、アイドル調整の通路だけでなく、エンジン内の吸気バルブまで掃除したい方は、スロットルボディを外して、外した穴からサージタンク内に向かってタップリとスプレーます。
 そして、エンジンがかからないようにIGコイルの信号線とインジェクタのコネクタ(6個とも)を外して、セルを回して数階クランキングします。(バルブを動かす為)

 そして、しばらく放置。
 汚れがひどい場合は、浸透するまで時間がかかるようなので、一晩とか漬けてもイイようです。(^_^;)
#私は一晩なんて我慢ができないので2時間ぐらいでやめちゃいますけど。(^_^;)

 時間がたったら、元に戻して、エンジンをかけます。
 シリンダ内に余分な液体が入っているので一発始動しない場合が多いですが、しばらくセルを回してエンジンをかけます。

 最初、排ガスが「真っ白」ですが、正常です。(^_^;)
#洗浄剤の燃えカスなのですぐに消えます。

 私の222SEはこれで、アイドリング調整がちゃんとできるぐらいアイドル調整ネジを締めることができました。
#よっぽど汚れていたんでしょう・・・