1999/11/22
今、第二正月休みの私。(はやりのY2Kです(T_T))
第一正月休は先日終わって、その時は割れていたサイドミラーの修正をした。
今回の正月休みは、カムカバー本体の塗装。
先日、「お試し」でプラグカバーを塗って、出来には満足しているだけに、
「これで、カムカバー全体が赤くなれば・・・ムフフ」
と、傍からみると「変態」に見えるかもしれないような笑みを浮かべるのであった。(^_^;)
さて、私の駐車場事情(下は砂利で、裏に畑)からして、カムカバーを外したまま一週間とかの長い期間放置しておく事は、大量の砂埃がエンジン内に入りそうで、ちょっとコワイ。
が、通常の土日休みだと、この週末のうちに買い物とかに行かなくてはならず、エンジンが冷えないと作業もできないので、実質作業できる期間は1日しかない。
カムカバーを塗装するには、朝一番で、外して、午前中で塗装の残りを剥がして磨いて、午後一番で下地の白を塗って、夕方、赤で塗って一晩乾かし、翌日。表面の塗装を削る部分を削って、エンジンに装着。
となるので、最低でも2日は必要。
#つまり普通の週末では作業が終わらない。
なのでこの、第二正月休みは結構タイムリーなのであった。(^_^;)
買い物は昨日の内に行ってあるから、家庭的には今日、明日と車を動かさなくてもイイ状態にしてある。
天気だけが心配だったのだけれど、朝一番でカムカバー取り外しの為に駐車場に向かうが、晴れ晴れで尚且つ風もほとんど無風。これならカムカバーを外しても砂埃がエンジン内に入る事は無いだろう。
さて、カムカバーを取り外すには・・・固定されている部分を観察すると、六角ネジ11本で上から固定されており、タイミングベルトカバーの方から2本、普通のボルトで横向きに固定されているようだ。
プラグキャップを引き抜いたあと、ツギツギとボルトを外して行く。
全部外すと、固着もほとんど無くあっさりカムカバーが外れた。
今回の作業とは直接関係ないけれど、気になる中身は・・・
カムに擦り傷とかもないし、キレイなもんだと思う。
#逆に擦り傷のついたようなカムとかは今まで見た事ないんだけど・・・(^_^;)
カムカバーを外したエンジンは、これから丸一日以上、蓋が開いたままになるのだから、、一応、砂埃混入防止のため、上からポリビニール袋をかぶせておいた。
そして、家にカムカバーを持ち帰り、裏についているパッキンを外す。
先日塗装したプラグカバーと違って、裏側はとーぜんオイルまみれなので、このまま作業したくない。
なにで洗うか迷ったけれど、とりあえず、台所の流しで「ママレモン系」のキッチン洗剤を使って洗ってみた。
結果、まだちょっと「ベタッ」とはするけれど、塗る面では無いので、コレぐらいになれば塗装作業には支障ないと判断した。
まずは、「塗装剥がし」から。
台所で洗ったカムカバーを風呂場に持ち込み。塗装の残っている部分に剥離剤を「ベタベタ」と塗って10分ほど放置。
塗料が浮いてきたところで、金ブラシでゴシゴシと剥がす。
キレイに剥がしたあとで、今度は表面の油分落とし。
ママレモン系の洗剤で表面をゴシゴシやったあと、表面の慣らしもかねて、300番程度のペーパーでまたゴシゴシ。
ここまでやったところで、ベランダへ作業場所を移動して。カムカバーの裏表ともにゴミタオルで水分をキレイに拭く。
まだちょっと表面が「しっとり」している感じだったので、さらに乾燥させるためにドライヤで表面を乾かす。
そしていよいよ塗装。
オイル注入口の壁面は塗装したくないので、テープでマスキングし、ベランダに新聞紙を敷いて。いらない発砲スチロールを台座にしてカムカバー置く。
すかさず塗装にかかろうかと思ったのだけれど、そのまま塗ってしまうと、プラグカバーを固定するネジのネジ穴が塗料で埋まってしまいそうだったので、同じ径のネジをそのネジ穴に突っ込んでから塗装に入った。
れいによって、ホイル塗装用スプレーで、下地の白をまんべんなく塗る、塗りまくる。スプレー缶を使い切るくらい塗り捲る。
#はやり塗装のポイントは「垂れる寸前でやめる」(^_^;)
垂れる寸前でやめ、少し乾いたら、また垂れる寸前でやめる、を繰り返し。放置に入る。
下地の塗装を終えたのが昼なので、ここまで予定通り。
・・・・・
そして夕方。もう日も傾いて、あたりが暗くなる寸前の午後四時。あらかた乾いたので、100番のペーパーで表面の浮き出た部分(横棒)の塗料を削り、赤(もちろんホイル用)の塗装。
ここでも「垂れる寸前でやめる」を数回繰り返して塗りまくる。
塗り終えたころはすっかりあたりは暗くなってしまった。
あとはこのまま一晩放置して、あした仕上げをしよう。