2009/3/15
今ガレージにある部品取り222SRですが、平日の晩とかもふくめ、あれこれ部品は地道に剥がしてるんですが、今日は足回りのスワップをします。
このSRを引き取って、ウチのガレージまで運転してきた時にすごく感じたのが、
「ウチの222SEより、足がマトモだわ」
という事。
んま、ウチのSEは、私より前のオーナーの整備記録にも足回り交換の履歴は無いし、私のところに来てから9年の間も、無論交換していないってのもあって、ヘタれまくっているのは判っていたんですけどね・・・
では、部品取りSRの足が途中で交換されているのか?というのはわからないわけですが、乗った感じは明らかに良いのですよ。(^_^;)
というわけで、私のSEのと丸ごと交換ッス。
足回りはやった事がないのだけれど、事前に222Eの玉川さんに聞いたところだと、スプリングとショックをセットで交換するなら上部と下部のボルトを外すだけ。との事だったので、事前調査もろくにせず作業開始。
ジャッキアップして馬をかけて、部品取車のフロント側から外し始める。
まず、ボルト2本で留っているブレーキキャリパを外す。
どうせ、ブレーキキャリパも剥がすので、ブレーキホースも外して、キャリパは完全取り外し。
次に、タイロッドエンドを外す。エアーインパクトとタイロッドエンドプーラーで、バキバキ外す。
ここからがメイン作業。
ショックの下部を固定している3本のボルトを外す。
で、エンジンルーム内のショック上部のナット3つを外す・・・と、ショック・スプリング・ハブ・ブレーキディスクの一体状態で外れるので、一応、この一体を支えつつ、ナットを外す。
さすがに、ショック・スプリング・ハブ・ブレーキディスクがセットになってると、結構重いッス。(^_^;)
これを、部品取りSRのと私のSEの左右で計4セット。外すだけで疲れました。(爆)
私のSEのショックは無論純正のままですが、SRのも見てくれは一緒っぽいので、純正品ですかね。
ただ、サビれぐあいとかのヤレぐあいは、私のSEの方がかなり進んでます。
さて、外した物体はこのセットのまま交換するのが近道ではありますが、ハブは玉川さんが御所望なのと、私のは私ので、ハブベアリングを6年前に交換しているので、ショック・スプリングと、ハブ・ブレーキディスクに分離しなければならないのであった。
ショックとハブはたった2本のボルト・ナットで固定されているだけなのだけれど、ガッチリと噛んでいるので、ボルトを外しただけでは分離できない。
ショックをくるんでいるハブを、テキトーな厚みの「捨てスパナ」とかで広げつつ、ショックを抜き取る。最初の1本目はエライ苦労したけど、慣れれば比較的楽に抜ける。
で、SRのショックに私のSEのバブを組み込んでから、車に取り付ける。
取付は、取り外しの逆の手順ではありますが・・・
「重いッス!!!!!」
ショック・スプリング・ハブ・ブレーキディスクの一体を、片手で支えつつ、もう片手でエンジンルーム側の上部ナットを締めないといけない。「いやぁ、これは二人いないとキツいわ・・・」と思いながら、根性で、左右とも取り付けた。
#いや、マジで、これ片手で支えるのは、キビシイっす。
もはや、フロントだけでかなり疲労困憊しまくりではあるのだけれど、リアもやらないとね・・・
リアショックは、上部をナットを外すのに、リアシートまわり一式を外さないといけないので、さっさ外して取っ払う。
リアは、ハブ・ブレーキディスクとショックスプリングは分かれているので、ちょっと楽。
室内からショック上部のナット3つを取っ払って、ショックの下部を固定しているボルト1本を抜いたら、あっさり外れた。
これも例によって、SRとSEの左右計4セット。
SRのは、そのままSEに取り付けるのだけれど・・・
フロントは、「重い」とはいえ、ショックを支えながら上部のナットを締める事が、一人でもできるのだけれど、リアは、
ショックを支える・・・外
ナットを締める・・・・室内
という事で、どーやってもそのままでは一人でできない。(-_-;)
「さーて、どうしたもんかいな?」と、無い知恵絞って考えたのが、先に、ショック下部のボルトを取り付けて、ジャッキで、サブフレームごとショックを持ち
上げる方法。、上部のネジ穴にはスパっと一発では入らないので、ネジ穴の位置とショックの上部ネジの位置を調整しながら徐々にジャッキを上げる。
で、ネジ穴からショックの上部ネジが出たところでナットで固定する。
室内と外を行ったり来たりで、結構面倒っす。
これで、なんとか、前後左右ともショック・スプリングが換装できた。
早速試運転に出る。
・・・おほほ。ベストとは言わないまでも、かなり生き返ったわ。(^ー^)