2006/05/14

 さて、先日からやっているオルタネータのOHの続きです。
 GWもあけて、世の中平常運転になったので、オルタの部品を探すのだ。

 とりあえず欲しいのはダイオードユニットなのだけれど、この際なのでベアリングとブラシも交換したい。

 で、Webを検索したところ、「リビルト屋 岡田商会」というのがヒットした。

 ここにメールで問い合わせてみると、アッサリ在庫アリという事で返事が返ってきた。

  日立製 LR190-717用
   ダイオード 6,700円
   ブラシ(2コ入り) 740円
   フロントベアリング 940円
   リアベアリング 900円

 というわけで、それぞれ2セットづつ注文。送料は800円。
 何で2セットかというと、どーせ今ついてるのをとりはずしたら、次の為にOHする事になるから。
#ちとベアリングが高いな・・・と思ったけれど、また別途ベアリング屋に行ったりしたら、
#交通費とか送料とかかかってメンドーなので、ここで注文した。

 無事部品も届いたので、今日は部品を交換してOHを完了させる。

 ちなみに、届いた部品には、それぞれ日立型名がついていて、

 ダイオードは、「LR190G-13201」
 ブラシは、「LR180-1325」

 と箱には書いてあった。
 ベアリングは、もともと付いていたのは、

  フロントが「NSK B17-102DW3」
  リアが「NSK B10-50D」

 という型名だったのだけれど、届いたのは、

  フロントが「NSK 6303V」
  リア「NSK B10-50D」(元と同じ)

 だった。

 さて、まずはダイオードを比較してみる。
 元のは、ダイオードの素子周りや放熱部分がつや消し黒で塗装されているのに対して、届いた新品は、塗装されていない。

右側が新品

 それはそれで、一見キレイに見えるけれど、これだと水分が入った時にショートしやすいよね・・・なんで塗装しなくなったんだろ・・・
 塗装しようかと思ったけれど、一応新品部品だし、いらん事やって壊しても何なので、このままで行く。

 一応、ダイオード素子のチェックをテスタでしてみたが、とーぜん全部OKッス。

 次にブラシ。
 まずはブラシケースをバラしてブラシを取り出さないと始まらない。
 ケース裏の樹脂製の蓋をはずして、ゴムのシートを外すと、ブラシの配線が、ハンダ付けされているのだけれど、どーやら、単にハンダ付けされているだけでなく、端子が線を挟んだ上でハンダ付けされているようで、ハンダゴテをあてただけでは、配線が外れない。
 仕方ないので、ニッパでブッチリと配線をカットした。

 で、ブラシを抜き出して、新品と比較してみる。

右側が新品

 5万Kmでコノ程度の減りなら、10万Kmはヨユーな感じッスね。
 あと、バネの形状が変更になっているよーだ。

 ブラシとバネを新しいモノに交換して、配線をハンダ付けして、ブラシ交換完了。

 で、最後にベアリング。

 フロントベアリングは、手持ちの(っても、つい先日このオルタのOHの為に買ったんですが)大きめのプーラーで取り外せるのだけれど、リア側は、このプーラーではデカすぎて、ツメが引っかからないので、「どうしたもんかの・・・ツメが引っかかりさえすれば今のプーラーが使えるんだよな」と思って、ホームセンタで買ってきた鉄部品を組み合わせて外すのにトライ・・・
#素直に、小型のベアリングプーラーを買えばイイのだけれど、そこはそれ、2千円程度とはいえ、お金がかかるので・・・(^_^;)

 んが、鉄部品が曲がるばかりで外れてくる気配なし・・・なんて強力に圧入されてるんじゃ。(-_-;)

  「しゃーないな、買いに行くか」

 というわけで、車飛ばして、また港北のストレートへ。
#いやぁ、最近、よく行ってるな・・・5月に入って3度目だよ。(^_^;)

 ここで、外掛け式のベアリングプーラー2520円を購入。

 帰宅後、さっそくプーラーを使ってベアリングを外すと、これがまぁ、アッサリ外れるんですわ。さすが専用工具を使うと違うわ。

 新しいベアリングは、斜めにならないように気をつけながら、ハンマーを使って徐々に打ち込む。

 あとは、これらを組み上げてOHはめでたく完了。
 ちなみに、ブラシを引っ込めないと、ケースにうまくコアを入れれないのですが、ケースの裏側から、細めの六角レンチとかでブラシを引っ込めたまま固定しておけば、難なく、コアをケースに入れれます。

 さーて、オルタ交換の準備は整った、いつ交換しよっかな。
#あぁ、これで「実はレギュレータがイってました」って事が無いよう祈るばかり。(^_^;)