2004/12/05

 最近、スパイダザガートにお乗りの梶原さんが、「エアコンのブロアファンが焼きついた」との事で、スゴイ事にご自分で交換作業をされている。
 んで、その経緯を読んでいると、「キュルキュル音がだんだん大きくなり・・・死んだ」という事のようだ。
 
 「マズイ・・・私の、買ったときから鈴虫が無くようなキュルキュル音がしていて、ヤバいなぁ・・・」
 
 と以前より、常々思っていたのだけれど、
 
 「どうやって、注油しよう」
 
 と悩みつつ、意図的に忘却の彼方へ押しやっていたのでありました。(^_^;)
 それが、梶原さんのHPを見て、「マジで即対しないとヤバそうだな」という気持ちになり、今日に至ります。

 「どうやって、注油しよう」
 
 に関しては、幸いにも、梶原さんのHPの掲示板に書き込みがあり、「エンジンルームの吸気口から手を突っ込むとブロアに到達できる」という事が判明。
 なので、今日作業します。
 
 んが、「油」に何を使うか?
 
  ・無臭である
  ・樹脂を傷めない
  ・できるだけ長持ちして欲しい
  ・そりゃ、もちろん、よく滑る
 
 これで、事前に散々悩んだわけッスよ。(^_^;)
 とは言っても、「無臭」という時点で、結構選択肢は絞られるんですけどね。
  ・WAKO'S ラスペネ
  ・WAKO'S フッ素オイル105
 このあたりが、適当にWebで検索して目にしたところ。
 でも、実はどちらも悩ましいのだ。
 とある実験サイトの報告によると、ラスペネは、樹脂を結構傷めるらしい。
 分解して、金属部分だけに、吹き付けれるようなら、問題ないのだろうけど、手探りで「ブシュー」っと吹き付ける事になるので、樹脂部分にまでかかるのは確実・・・
 対して、フッ素オイル105の方は、もともと塗られているグリス類を、ちゃんと除去しないと、うまく乗らないらしい。
 これまた、分解するわけではないので、グリス除去は無理だよなぁ・・・
 
 と悩んでいたわけですよ・・・
 
 んで、そんな頃たまたま入った、東急ハンズ川崎Dice店で、「無香性CRC5-56」なるモノを発見。
 
 「おぉ、556って、無香性もあったのね」
 
 樹脂にも使えるようだし、問題なしと判断。即購入。
 
 で、ソレを今日試す。
 
 さて、とは言っても、そのまま、「ブシュー」っとできるわけではなく、手探りで注油ポイントに向けて噴射する必要があるので、こんなモノをつくりました。

 単に、シリコンチューブに噴射の管を切って両端につけたモノです。(^_^;)
 これを持って、駐車場へゴー。
 
 まず、エアコンの吸気口にかぶさっている蓋を外します。

 で、穴から手を突っ込んで、探ってみると・・・
 
 「おっ、ブロアに手が届きますな・・・しかも、思っていたより結構近い位置」
 
 というわけで、無香性CRC556を、軸受けのあたりに「ブシュー」。
 そして、ブロアを指先でちょっと回してみてから、また「ブシュー」。
 
 これで注油完了なので、ためしにエンジンかけて、ブロアを回してみます。
 
 ・・・・キュルキュル音がしなくなった所をみると、大丈夫そうですね(^ー^)・・・・
 
 確認完了。最後に吸気口の蓋を閉めてオシマイ。
 
 さて・・・あとは、この注油でどれくらい持つかだな。