2004/10/26
先の更新から、その間、毎年恒例夏の合宿とかイベントは結構あったのだけれど、とりたてて問題はなかったので、飛ばします。
#いや、実際のところは、書いてる暇がないという話も・・・(^_^;)
#いやいや、もっとホントのところは、忘れてしまったという話も・・・(爆)
ちと時期が変ですが、夏休みなのだ。
今週イッパイ、休みぃ〜。
というわけで、平日という事を生かし。箱根湯河原に一泊旅行に出かける事に。
休日だと、箱根はえらく遠く感じるのだけれど、平日だと、めっちゃ近いんスよねぇ。
天気はあいにくの雨模様なのだけれど、朝9時出発。車の調子は良い。
東名川崎から高速にのって御殿場まで。
別に急ぐ用事もないし、100km/h巡航で安全運転。
あ゛〜、にしてもホント、壊れないとHPネタに困るわね。(^_^;)
とはいえ、車は決してパーフェクトな状態なわけでもなく、足回りはヘタりまくりだし、運転席側のパワーウインドウは下げすぎるとあがらなくなるのは放置しっぱなしだし、ブレーキフルードは「交換したほうが良いよ」といわれつつ、もう4年も放置してるし、サビもちょくちょく浮いてきてるし、リアスポイラの塗装がハゲまくりだし・・・とイロイロある。
でもねぇ・・・「あぁ、中間管理職」というか、仕事の比率が多くなってしまって、昔ほど、時間が取れなくなったのも事実ッスね。
というわけで、なんの問題もなく、10時半ぐらいには御殿場に到着。
そこから国道を走って仙石原に向かう。御殿場ICから仙石原は時間的にもすぐ。途中「フェラーリ博物館」の案内が出てたが、あんまり興味ないので素通りッス。
実は、仙石原にある「アルベルコ・バンブー」というイタリア料理屋で12時からランチを予約しているのだが、かなり早く仙石原に到着してしまって、さーて困った。予約の時間まではタップリ1時間以上、オープン時間の11時半までも結構時間がある。
んで、時間つぶしにと、箱根のガイドブックをパラパラめくっていると、「ポルシェ博物館」というのが目についた。コイツはちょっと興味がある。
フェラーリに興味がなくて、ポルシェに特別興味があるわけでもないのだけれど、フェラーリって結構いろんなところで目にしますよね。その点、ポルシェって、古いモデルとかって356ぐらいしか、あまり表に出てきてないような気がして、私自身あんまり知らないので、そういう点で興味がある。
で、地図とカーナビを頼りに行ってみると・・・「無いな」。
そのあたりをグルグル回ってみても・・・「やっぱ無いな」。
目立つのは、アヤシゲな(失礼)「3D宇宙恐竜ワールド(だったかな)」ぐらいだ・・・手元にあるのは10年も前のガイドブックだからなぁ・・・無くなったか?
無いものは仕方がないので、あきらめます。10分も時間は潰れなかった。(-_-;)
さて、どうしよう・・・「そーいや、地元な感じのスーパーがあったな」というわけで、地元食材を求めてスーパーに行ってみる。
実は、山口家は銀杏に目がなく、この時期、安い銀杏があれば買いだめしているのだけれど・・・対して安くはなかったので、購入見送り。他は・・・御殿場のお茶のボトル缶が安かったので何本か購入。
「他は・・・やっぱ普通のスーパーだったか」
というわけで、お茶以外は何も買わず、店を出た。20分ぐらいはここで時間が潰れた。
もう時間をつぶすすべが無くなったので、昼食の店に電話して、予約時間を12時から11時半に変更してもらって、しかもオープン前に入れるかどうかを確認してみると、待つところはあるとの事で、店に向かう。
店までの道の途中で、対向車の信号待ちしている車の中に、やけに横にはみ出した車があって、「おんゃ?」と思ったら、ランボルギーニ・ムルシェラゴだった。名古屋ナンバーだったけど、箱根でリゾートな感じなんでしょうか・・・
で、店に到着。この店、建物はなかなかシャレているのだけれど、駐車場が離れてるのよねぇ・・・ちょっと不便ッス。
店に入るとすぐ、ランチメニューの食材を紹介された、御殿場地鶏の丸焼きと、サーモンだったか・・・どちらも美味しそうだ。この店のランチコースは3つ、安いのと中くらいのと高いのとある。最初は一番安いコースのつもりだったのだけれど、中くらいコース以上のメニューだと、先に紹介された食材のチョイスが可能なのだという・・・店の戦略がミエミエなのだが、ここは戦略にハマってみるとしよう。
前菜はビッフェ形式でイロイロチョイスできる。サラミがイタリア臭い感じが強くて、とても美味に感じた。なかなかこーいう本国ッぽいサラミは食べられないッスよね。
パスタは、もうちょっと刺激的な味付けがしてあってもよかったかなぁ・・・と。
最後に、待ってました御殿場地鶏。(^ー^)
ナイフで一口サイズにスライスして、食べると・・・
「う゛ぅ、チョットイマイチかなぁ」
外側の皮周辺だけなら、それなりに味もついてておいしいのだけれど、肉厚が結構あるので、中の方は結構パサパサ。
あと、ちょっと量があって、食べ終わる頃には、かなりおなかパンパンでした。
骨付きで手が使いたかったんだけど、フィンガーボールが出てこなかったのもNGか。
というわけで、お値段のわりには、お料理はちょっと・・・かなぁと。
#あっ、店員のサービスは、かなりイケてました。
一番安いコースならパスタまでなので、これで十分かも。
かなり、おなかが膨れ、夕飯に支障がでないか心配になりつつも、店を出て、次の目的地に向かう。
雨の中、車を走らせ、目的地は元箱根。仙石原からは、ほんの2、30分ぐらい。途中の山道も、快調に走る。
「あぁ、エンジンがスムースに回るって気持ちイイ」
などと思いつつ、元箱根の芦ノ湖美術館駐車場に車を停める。
芦ノ湖美術館に行くつもりは無いのだけれど、駐車料金が無料だったから。
#無料なのは平日だけかもしれないです。
これから、箱根旧街道を、軽くハイキングなのだ。うぅ、雨が降ってなければよかったのに。
元箱根から甘味茶屋までの2km弱を歩く。ガイドブックとかの写真でみると、林道っぽい感じに石畳というのが、なかなか良い感じ。
んが、見るのと歩くのでは大違いですね。石畳はローマの街のように、平らに石が並べられているのを想像していたのだけれど、単に大きめの石がゴロゴロと無造作に並べられているだけなので、歩きにくいったら・・・しかも雨が降っていた事もあり、気を抜くと滑る滑る・・・のぼり坂も下り坂も、かなり疲れます。(-_-;)
結構メジャーなハイキングコースなんだろうけど、平日でしかも雨が降っていた事もあってか、甘味茶屋までのあいだ、誰にも会わなかった。(^_^;)
甘味茶屋では、名物の甘酒を頼んだが、確かに甘酒は美味しかった。付け加えれば、お茶うけ(?)にほんの少しついてきた、フキノトウの漬物が、かなり美味しくて、こちらを一袋購入。
一服後、店を出て、ここから元箱根までバスで戻る。そして今日の宿泊地、湯河原を目指す。
元箱根から、ターンパイクに入ると徐々に霧が濃くなり、すぐ視界10mといった感じなぐらいまでに濃くなった。
ところどころに「スピード落とせ」とかの看板があったようだけど、そんなスピード出せません。(^_^;)
そして、湯河原ターンパイクに入り、強力な下り道。箱根新道の東京行きみたいに下り勾配が激しく。ブレーキがイってしまった人の為に、ところどころ「退避所」がある。
「あそこにはお世話になりたくないな」と思いつつ、2速固定で下っていると、目の前で赤い光が点灯。
メーターないの警告ランプが一瞬点いたようだ。
「ん?なんの警告だ?」
と思ったけれど、すぐ消えてしまって、確認できなかった。
メーター周りに気にしつつ走り続けると、またもや点灯。
「ここここっ、この警告は!?」
確かブレーキフルードの警告だよね・・・ヤッベー。
ヤバいとは思うが、ブレーキはチャント効くし、どうやら、コーナーを曲がる時だけ点灯するようなので、ちょっとフルードが少なめになっている程度だと思うので、まずは平静を装う。
で、路肩に停めれるところを見つけ、速やかにボンネットを開けて確認してみると、確かにフルードが少なくなっているが、MIN以下にはなっていないようだ。
とはいえ、減ったという事は「どこかに漏れた」という事なので、今後、そのあたりの原因究明は必要かと。
ターンパイクを過ぎると、景色は、すっかり湯河原温泉地帯。
でも、目的地の温泉宿は、もう少し先の、湯河原駅近くなので、もう少し走る。
だんだん景色は「街」になり、目的地の温泉宿「うおき」に到着。
ここ、車仲間の若旦那がやっている宿で、以前より「いっぺん行ってみたいなぁ」と思ってたとこ。
とりあえず、ボンネットをあけ、ブレーキフルードの量を確認するが、「MIN」より上にあるので安心して荷物をおろし、チェックイン。
のんびり温泉入って、新鮮な刺身をたんまり食べて、すっかりグーな感じです。
にしても、カワハギの刺身&肝がサイコーに美味しかったッス。