2001/09/29
天気予報によると、今週末は雨っスねぇ・・・と思っていたら、イイ天気ではないですか!
先週、メーターパネルをLED化して、ウキウキしてたら、輝度調整用の可変抵抗が過電流に耐え切れずに焼ききれてしまった。(-_-;)
いつまでもメーターパネルが真っ暗では不便なので、さっさと直す。
#滅多に夜は乗らないから困ってはいないんだけど。(^_^;)
先週焼ききれた可変抵抗の定格は、平日定時後に秋葉原に行って、購入元(秋月電子)で確認したら、やはり予想通り0.25wだった。計算上、3wまで耐えれる可変抵抗が欲しかったのだけれど、3wともなると、どれもこれも大きいのだ・・・仕方がなく千石電商で1.5wの物を390円で購入。
エアコンパネルをLED化しても計算上の消費電流は2.52wなので、コレでも計算上はダメなのだけれど、マージンの深さに期待してます。(^_^;)
コレでダメならまた別の方法を考えないと・・・
で、駐車場からメーターパネルを取り外して来て作業開始。
可変抵抗は、アレコレと取り付け方法を検討した結果、元から付いてた可変抵抗をバラして、軸からステー部分までを流用する事にした。
#もう戻れない・・・なんて事はありません。元に戻せるようにはしてあります。(^ー^)
新たに買ってきた可変抵抗は、軸も長く、このままでは取り付けられないので軸に加工を施す。
マズは、軸を半分に切る。
コノ手の可変抵抗は、軸部が加工しやすいようにアルミでできているので、イトノコで簡単に切れる。
切ったら、オリジナルの軸にはめ込めるように、中心に直径1mm、深さ1.5cm程の穴を開ける。
#電気ドリルで一発。
あとは、空回りしないように「ピン」を通す為、軸の両サイドにスリットを入れて出来上がり。
コレで、回転部分はなんとかなったけれど、オリジナルよりダイブはみ出るので、取り付けにあたって、固定方法で悩んでしまった・・・
・・・結局、家に余ってたユニバーサルステーのキレハシを加工して作る事に。
で、出来上がったのが、コレ。
見栄えはあまりよくないけれど、見えない裏側だからねぇ・・・(^_^;)
続いて、エアコンパネルのバックライトのLED化に進む。コレをやらないと、いくらなんでも1.5wの可変抵抗じゃ、また切れてしまう。
慎重に、パネル部を外して、メイン基盤部と表示部を分離する。そして、ハンダ吸取り器を使ってバックライトの電球をすべて外す。
続いて、メーターパネルの時と同じ要領で、なるべく効果的な位置を探しつつチップLEDを取り付けていく。
予想では8コ必要だったのだけれど、6コで足りた。ラッキー。
#これで可変抵抗にかかる計算上の消費電流は、120mA + 45mA = 165mAで、消費電力は2.31w・・・でも多いか・・・(-_-;)
さて、速やかに慎重にパネルを組み立てて、テスト電源に繋いで動作を確認してみる。
と・・・風速2、3、内気循環のボタンが動かない・・・「うっ、ヤっちまったか?」
過去に調べた、パネルの配線図を見てみると、どうやら、2番目の端子につながるフィルム配線部分が断線したらしい・・・むぅ・・・あんなに慎重に扱ってたのに「ヤっちまう」とは・・・(T_T)
幸いにも、右端あたりを押さえながら操作すれば、動くようなので、とりあえず今日はこのままかな。
#あぁ、でもコレ直すのユーウツだなぁ。(-_-;)
一応作業も完了したので、メーターパネルと、エアコンパネルを持って駐車場へ。
スカスカッっと取り付けて、試運転に出るため、エンジンをかける。
と・・・
元気よくエンジンがかかってから、1秒ぐらいでエンスト。
「???????」
もう一度セルをまわしてみるが、もうエンジンはかからない。
セルを回している間、タコメータを確認すると、針が「ピクリ」とも動いていないので、どうやら点火していないようだ。(-_-;)
何度、セルを回してみても、タコメータはピクリとも動かない。
#もちろんエンジンもかからず・・・
・・・・・不思議と、アセっていない自分・・・・・
#慣れたか?(爆)
おもむろにボンネットを開け点検を開始。まずは定番のヒューズから。
「点火しない」という事象から、考えられるのはECUの電源になってるリレーヒューズと、前オーナーのアーディングで追加されたと思われるバッテリからIGコイルにつながってる線の途中にあるヒューズぐらいか・・・
ECUヒューズは大丈夫だった。IGコイルヒューズは・・・切れてました。(^_^;)
#点火しないはずだ・・・
さて、エンジンがかからなくなった直接的な原因はわかったけれど、問題は、「ナゼ」IGコイルのヒューズが飛んだか・・・
冷静に考えてみる。
普通に考えれば、「今イジった物」に原因があるはずだ。
点火しないだけで、セルは回っているし、警告灯含むメータ系は生きている感じだ・・・この状況で怪しいところというと・・・メーターパネルのタコメータユニットおよび周辺が、いかにも怪しげ・・・
タコメータユニットに入力されている点火信号は、IGコイルの一次側でECUからの信号と分岐している。一次側コイルのもう片側は、先の切れたヒューズがつながっているバッテリだ・・・
もし、タコメータユニット内、もしくは周辺で、このIG信号がアース線にショートしていたら、バッテリのプラスとマイナスの間の負荷はIGコイルの一次側だけになるので、過電流でヒューズが飛ぶ事になる。
たぶん、この考えは間違っていない。
メーターナセルを外して、パネル裏をチェック。フィルム基盤のIG信号線を追うと・・・アヤシゲな部分を発見。
バックライトに使用したLEDの電源のマイナス側は、手ごろな位置にあったタコメータユニットのマイナス端子にC字端子をナットで固定して繋げている。
このC字端子が・・・先のIG信号線と重なっている。一応、IG信号線含む、フィルム基板上のラインは、薄く表面ホゴしてあるので、ちょっと重なったぐらいでは大丈夫なハズなのだけれど・・・C字端子を外すと・・・
予想通り、IG線がアースとショートして焦げた跡がある。
C字端子が、直接フィルム基盤に接触しないように、間にナットを一つかまして固定する事で回避。
対策も完了したところで、メーターナセルを元に戻して、ヒューズも新しい物に交換してエンジン始動。無事、エンジンはかかった。
ちょっと、ひとまわり走って、メーターに異常がない事を確認して戻ってきた。バックライトの輝度調整用可変抵抗の耐性をチェックしたいので、まだ日があるけど、スモールをつけて走った。
とりあえず、焦げるような「ヤ」なニオイはしないし、大丈夫な感じに見える。
今度の夜走行の時が楽しみですな。