2001/08/21

 あぁ〜、昨日の朝と違って、とっても心地よい目覚め!やっぱ布団はエエわぁ。
 昨晩、眠気が襲ってきて記憶をなくしてから、今朝まで、もう「グッスリ」です。(^_^;)

 昨日は、とっても疲れてたし、テレビの中継とかであわただしかったので、あまり満足に宗谷岬観光をできなかったのだけれど、朝食後、宗谷岬の碑のあたりで「最北」感を堪能してみる。今日もイイ天気だ。

 まだ朝も早いというのに、お土産やさんは開いてるし、岬の駐車場には道外ナンバーのバイクがならんでいた。
#みなさん、朝早くから行動するのね・・・

 私も、そんなにユックリするつもりはないので、8時にはチェックアウトして車に乗り込む。
 でも、とりあえず、最北の地で写真なんか撮ってみたりして。(^_^;)

 今日は、宗谷岬から稚内市街地を抜けて、ノシャップ岬に寄ったあと、西側の海岸線を延々南下して、積丹半島の先「余別」まで行く。

 宗谷岬から稚内市街地までは30kmほど、でも道は空いてるし、結構すぐ着く。
 稚内市街で給油したのだけれど・・・「高い!高すぎる!」・・・120円/Lですと!
#結局、この旅行中「最高」の値段。

 市街地に程近い「ノシャップ岬」は、結構有名だし宗谷岬のような「観光地」を想像していたのだけれど、意外にもアッサリしていた。お土産屋なども目立たず、漁船がつながれている港の中に広場がポツンとあるだけ・・・でも、観光客は多く、バスで団体さんとかも来ていた。
 しばらくの間、広場で潮風を堪能したあと、ノシャップ岬を後にする。

 ここからは延々と海沿いを走る。いやぁ、普通、海岸沿いの道路て、かなりクネクネしてるのが普通なんだろうけど、北海道って、海岸沿いでも道が「まっすぐ」ッス。(^_^;)

 ココは、警察の取り締まりも少ないのか、みんな飛ばす飛ばす。制限速度の標識も無いのだけれど、ふわわkm/hで走っていても、前の車に追いつけないッス。
 右手にうっすらを雲に隠れた利尻富士を見ながら走る。なんか「のどか」な気持ちになりますねぇ。

 ところで北海道では風力発電が盛んだと聞いていたけれど、去年はゼンゼン見かけなかった。
#南側の海岸線の事
 でも、稚内から西側の海岸沿いを走ってると、沢山ありますね。風力発電の風車が。

巨大なプロペラです。

 などと走っている間に「羽幌」に到着。ココは以前カミさんが小学生の頃に1、2年程すんでいたというので、ココで昼食をとる事にした。
 小さい町だけあって、事前のWebでの調査では、「おいしい店情報」にはなかなか引っかからなかったのだけれど、「らーめん」の検索キーワードで「いわた食堂」というのが引っかかったのでココに行ってみる事に。
 インターネットタウンページで住所は調べてあったのだけれど、詳細地図は無いし、電柱にも住所が書いてない・・・しょうがないので警察署で店の場所を聞いた。

 明らかに「観光客」と思われる私の「いわた食堂ってドコですか?住所はココなんですけど」の言葉に。

 「いわた食堂に行くの?」「普通の食堂だよ?」

 と、笑いを浮かべた、いぶかしげな表情。(^_^;)
#「警察で道を聞いてまで観光客が行く店か?」という感じ。

 それでも、「ソコの信号曲がって、一つ目の信号の先、左側」というので、早速行ってみる。

 店の前まで来ると・・・たしかに普通の食堂ですね。
 店内に入ると食堂らしくいろんなメニューがあるが、Webの情報では「ラーメン」という事だったので、、醤油ラーメンを注文。ラーメンが出てくるのを待ってる間、昼食時なので何人かの客が入ってきたが、ほとんどの人がラーメンを頼んでいた。どうやら「ラーメン」で正解らしい。(^ー^)

 出てきた醤油ラーメンは、典型的な醤油ラーメン。アッサリしてて、麺もイイ感じ。コレなら毎日食べても飽きないかな。客の殆どがラーメンを頼むのもわかる気がします。
 久々に、旨い正統派醤油ラーメンを食べました。ごちそうさま。

 昼食後、カミさんが昔住んでいた所の前とかを通ってみたけれど、当時の家は建て替えられて無くなっていた。やっぱ20年以上も経つとイロイロ変わるんですね。

 羽幌を出て、またひたすら海岸沿いを南下。もうイイ加減、海沿いの景色にも飽きたなぁ・・・でもまだ何百Kmもある。(-_-;)
 でも、宿は積丹に取っているので、まだまだ走り続けなければ。

 石狩のあたりは、札幌や小樽に近いせいもあって、かなり道も広く整備されていて走りやすい。でも信号のつながりは悪い。毎回信号に引っかかる感じ。(^_^;)
 石狩からは国道5号になる。走っていると小樽が近づくにつれて車が多くなってきた。小樽に入ると・・・やっぱ、小樽も札幌同様、東京的な感じ。道は狭いし、人は駅前に集中してる。ついでに女子高生のカッコまで東京そっくり。(^_^;)

 さすがに駅前を抜けたので決行渋滞ぎみだったけれど、ドコにもよらず小樽市街地は通過。抜けたあたりで給油。稚内ほどではないにしろ、やっぱ高め110円/Lぐらいだったか・・・

 小樽を抜けると、すかさず田舎道になる。それもあまり北海道らしくないグネグネ道も多い。海岸線も断崖絶壁の脇をところどころトンネルを通りながら進む。
 少し前、トンネル崩落事故で時の町となった「余市」に入った。余市からは国道5号を外れてk国道229号へ。海岸線は前述のとおり断崖絶壁な所が多く。トンネルも多い。確か事故があったのは余市町と古平町にまたがったトンネルだったか・・・工事中のトンネルも多かったけれど、このトンネルは事故の傷跡はわからなかった。
#って、もう結構時間経ってるから、あたりまえか。(^_^;)

 もうだんだんと夕闇が迫ってきた。暗くなったらメンドーだ。急がないと。

 積丹半島のちょっとだけ内陸部を突き進み、日本海にでる。夕日のまぶしい海岸線をしばらく走ると、やっと「余別」に到着。今日の宿はココの「海ぞく亭」という民宿を予約してある。

 宿に着くと、オバアチャン一人でやっていて、今日の客は私らだけだという。(^_^;)
#昨日までは学生の団体がいたそうだけど、さすがオフシーズンね。

 夕飯に出していただいた海産物は、それはもうおいしかったです。特に、「ウニの塩辛」なるものは初めて食べたけれど、ウニの風味が凝縮されていいて、とっても「濃い」味。高価なものだそうで、指の先っちょ程しかなかったけれど、十分味わえました。

 アルコール入って、この晩も「グッスリ」・・・