2001/03/11
この週末も、先週に引き続き「パワステクーラー自作プロジェクト」
先週、放熱板に穴を開けた。
あとは、放熱板にパイプを通して、固定すれば、クーラー自体は完成する。
固定する部分も多いし、想像するだけでも地道な作業だけれども、やらねばなるまい。(^_^;)
何で固定するか、ちょっと考えたのだけれど・・・
「とりあえず、ハンダでも使ってみるか」
#ホントはなにも考えてない。(^_^;)
放熱板、パイプ、ハンダ、100Wハンダゴテを持って、ベランダで作業。
穴を開けた放熱板を1枚取り出し、2本のパイプを通す。
で、つなぎ目にハンダゴテを当てて、ハンダを流し込む・・・が、
ハンダゴテではうまく母材が熱せれないのか、
「むぅ〜、ハンダが丸まっちゃって、付かないッスね・・・(-_-;)」
ならば、ポケットトーチで。
と、普通の100円ライターを中に入れて使う、トーチを取り出し、母材を加熱。
30秒ぐらい加熱して、「もうイイかな?」と、ハンダを流し込む・・・が、
「やっぱ、丸まるぅ〜!(-_-;)」
やっぱ、普通のハンダじゃアルミは無理か・・・世の中アルミハンダってのが、あるぐらいだからねぇ。(^_^;)
でも、手元にはアルミハンダは無いので、「他に何かないかな?」と考えると、
「あっ、銀ロウがあったな・・・」
というわけで、工具箱から銀ロウを取り出す。
で、母材をポケットトーチで加熱!そのご銀ロウをあててさらに加熱!
銀ロウがだんだん溶けてきた・・・が・・・やっぱ馴染んでくれまへん。(T_T)
銀ロウの注意書きを、よく読んでみたら、
「母材が赤くなるまで加熱してください」
と書いてある・・・(^_^;)
なんか、銀ロウじゃ無理な気がしてきた。「しゃあない、アルミハンダを買いに行くか・・・」
車に乗り込み、近所のホームセンターへ。
ハンダを売ってるコーナーで物色すると、2種類のアルミハンダがあった。
680円の物と、1480円の物・・・値段だけで見れば、無条件に680円のを選ぶのだけれど・・・
安いのは、難易度が「高」となっており、高いのは「中」だ。
さらに、安いのは、「フラックス要」となっている。
正直いって、アルミハンダは初体験なので、無難に難易度の低い「高い方」を買っておく。
で、帰路につくが・・・川崎の道ってどーしてこんなに渋滞してるんでしょうね?空いてれば15分ぐらいの距離なのに、渋滞しまくりで帰り着くのに30分以上かかった。(-_-;)
#もちろん、行きも渋滞。
で、早速ベランダで作業。
ポケットトーチで加熱!そこにアルミハンダをあてて、さらに加熱!
徐々にアルミハンダが溶けてきた・・・が、母材にあたると固まるような感じ・・・どうやら母材の加熱が足りないというか、ポケットトーチでは熱量が足りないというか・・・
ふと、アルミハンダの注意書きを読むと、火力的に「ポケットトーチ:×」となっていた。(^_^;)
ならば、と、カセットコンロ用のガス缶を使うバーナーを使ってみる。
で、バーナーであぶりながら、アルミハンダを流し込む。
さすがバーナー、火力は強いッス。でも、放熱板になる0.3mmのアルミ板は、炎を当てすぎると、なんかフニャフニャとなってヤバそうな感じ・・・
ヤバくなるギリギリあたりで、アルミハンダを当ててみると、確かにアルミハンダは溶けるのだけれど、パイプに触ったとたん冷えて固まる感じ・・・
パイプの肉厚は1mm、放熱板は0.3mm・・・この差が効いている・・・1mmを十分に熱すると、0.3mmの方は熱しすぎでダメになる。
「どーしたらイイんじゃい!(T_T)」
ちゅーわけで、なるべく薄い部分には熱があたらないように炎の位置を調節して熱する・・・
「いけるか?いけるか?・・・おげっ」
・・・うぅ、放熱板の端が溶けてクシャクシャになってしまいました・・・(T_T)
もうパイプと放熱板を金属的に一体にするのは無理な気がしてきた。
幸いにも、穴は12mmピッタリな状態だから、放熱板の間に1mmぐらいのワッシャでも挟んで作るしかないかね・・・
#熱伝導率は下がるけど、仕方が無い。
でも、内径12mmのワッシャを買う為だけに、また渋滞の中ホームセンターまで買い物に行く気にはなれないッス。
今日は、ココでおしまい。
#にしても、アルミハンダの1480円はムダな投資になったな・・・(-_-;)
#まっ、いつか使う事もあるでしょ。(^_^;)
にしても、このあとWWWで検索してみたら、アルミの溶接とかロウ付けとかって、かなりハイレベルな作業だったのね・・・しりまへんでした。(-_-;)
#いやぁ「無知」ってのは困りますなぁ。(^_^;)
こんなことなら銅で作ればよかった・・・
#銅となると、今度は強度が心配になるけど。(^_^;)