1997/03/29

 先週の旅先でのワイパートラブルの原因がヒューズの接触不良で、なおかつ今まで発生していたウインカーも接触不良が原因であることを考えると、今後のなんかしら接触不良が原因でトラブルが起きそうな気がしたため、事前予防ということで、各コネクタの接点磨きと、緩くなってるコネクタは絞める作業を行うことにした。
 今回接点磨きを行うのは、
  ウインカランプ、
  ヒューズボックス、
  メーターパネル
  エンジンルーム内のリレー
  デスビキャップ
 の5カ所。
 接点を磨くためのペーパは3Mの400番を使用して、磨いてピカピカにした後は、接点復活剤(CRC-2-26)で仕上げをする。

 まず、バッテリターミナルを外してから、前後左右のウインカランプのコネクタから磨き始める。フロントはウインカレンズを外して、リアはトランク内のカーペットをはがして、各コネクタを磨いた後、2-26をスプレーして元にもどす。

 次にヒューズボックス、助手席のグローブボックスを外して作業する。「奥まってて作業しにくいぃ〜」
 マセのヒューズボックスはすごい。配線が蛇の集団のようになっていて、工業製品とはとても思えない。(実験基盤のよう(^_^;))

 

 20本ぐらいはあるスティックヒューズを一本一本外して、磨いて、スプレーして戻す、の繰り返し。マセに使われているヒューズは今までみたこともないような形で、実際車を買ってから注意して見ているが、店で見かけたことがない。このヒューズは悪いことに、コネクタと接触する金属部分にメッキが施してなくて、時がたつとすぐに表面が腐食してしまい、これが接触不良の原因となる。
 ヒューズの次は、ヒューズボックスに接続されているヘビ集団をついないでいるコネクタ群。
 コネクタの金属部分は白く腐食していてなお且つメス側の口に弾力がなくなっており、接触不良がおきやすい状態になっている。使われている金属の材質と表面処理が問題なんだと思うけど、車のいたるところにこの材質&形状のコネクタが使われているので、マメな接点磨きが重要と思われる。(T_T)
#困ったもんだ。コネクタを全交換するわけにもいかんしなぁ・・・
 ヒューズボックスに配線されているコネクタのオス側は、奥まっててぺーパーが届かなかったので、接点復活剤だけで「良し」とした。(^_^;)

 ヒューズボックスが一通り終わったので、メータパネルの分解に入る。
 メータパネル自体は2本のネジで止まっているみたいだが、ハンドルが邪魔して引っ張り出せないので、ハンドルから外す。
 キーシリンダ等を包んでいるカバーを外し、ハンドルの表面の革を止めている4本のネジをハンドルを左右に回しながら外しすと、ハンドル自体を止めているセンターナットが現れるので、ハンドルをセンターに戻し、軸が動かないようにハンドルを外す。
 スピードメータはケーブル式かと思ったが、電気式だった(・o・)。引っぱり出すのにブースト計につながっているバキュームホースが短かったので外し、コネクタも全部外す。コネクタは赤や緑に色分けしてあってわかりやすい。(^_^;)
 外したコネクタを見てみると「ムぅ〜、白く腐食している・・・」。ヒューズボックスのコネクタと同様に、いかにも接触不良がいつ起きてもおかしくない状態。(^_^;)
 全部、磨いてスプレーする。

 次はエンジンルームのリレーの足。
 はまっていた場所をメモって、一つ一つ外して、ソケット側とリレー側の接点を磨く。リレー側の金属部分は材質がいいのか表面処理がいいのかほとんど腐食していない。ただ、エンジンルームなだけに、汚れはひどい。(^_^;)

 最後にデスビキャップを外して、内側の金属部分をあまり削らないように磨く。デスビキャップにつながっているプラグコードを外した時に初めて気がついたのだが、プラグコードは一本だけ形状が違うので交換歴があるみたい。あと別の一本だけど、被服に亀裂が入ってる・・・交換したい。
 プラグコードが刺さっている6カ所のうち、一カ所プラスティックが欠けている・・・(T_T)

  

 後日、ガレイタにデスビキャップの値段を聞いたら、33000円と言われた・・・(高い)・・・腐るまで使おうと決意した。(^_^;)
#「ほんとに、キャップだけですか?」と聞き直してしまった。(^_^;)

 一通り予定の作業が終わっので、試運転に出てみた。
 快調快調。とはいっても、作業前もこれといって調子がわるい状態じゃぁなかったし、今回の作業は「事前予防」が目的だから、気分的なものですかね?(^_^;)
 スピードメータは、この時止まらなかったので、接点磨きの効果があったかと思われたが、後日再発したので、原因はもっと内部のようだ。(^_^;)
#分解できるかな・・・

 接点磨きで接触不良に関しては幾分気分的には不安はなくなったのだけれど・・・
 今回の作業中、「イヤ」な事を発見してしまった・・・
 エンジンルームでスロットルバルブを手で開いて回転をあげたときに初めて気がついたのだが。ちょっと回転を上げたあたり(どうやら2000prmぐらいらしい)で「ガリゴリガリ」とエンジンブロックから音がする。(T_T)
 2000rpm以下でも以上でも音はしないのだけれど、2000rpmあたりでは「上り」も「下り」も「ガリゴリ」っと音がする。
 何か金属が干渉してるような「(修理代が)高そう」な音・・・
 私ではあきらかに「手」が出せい部分のようなので、とりあえずは2000rpmで回転をなるべく固定しないように走ることにした。(T_T)